「考える」byシソコ

火曜のマルセイユ戦でメンバーから漏れたことで、シソコがフランスのラジオ局RMCにコメントをしています。
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●シソコ（RMC）
「厳しいよ。この試合は僕にとってとても大事な一戦なんだ。この試合で本当にプレーしたいのに、監督の決定で僕はメンバーに入っていない。フランスでの試合だから、特に落胆している。家族はみんなスタジアムにやって来て、ピッチの僕を見たいと思っているはずなんだ。
僕は自分がこのチームでプレーできる力があるとわかっているし、それを最初の2年間ですでに証明している。でもこれがフットボールで、この状況について毎日学んでいる。
僕たちは、自分の代理人と監督と、状況をチェックするつもりだ。（クラブを去ることについて）しばらくの間考え続けて来た。今の時点では僕の心の中心にはそれはないけど、12月がどうなるか見るつもりだよ。5試合のうち1試合だけプレーする、そんなことには興味はない。個人的には、むしろもっと小さいクラブにいて、プレーして経験を積んだ方が良いと思っている。」

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SETANTA SPORTSにも記事が紹介されているんですが、もともとのフランス語の記事から省略されているところがありますので、ファンが英訳した元記事の方を日本語訳しました。
最近はルーカスの起用とともに彼のプレーチャンスがますます減っていますので、彼のこのコメントの気持ちはわかります。今まですばらしいプレーを見せて、苦しい試合でチームを何度も助けてくれたことを、ファンは忘れてはいません。
監督は彼をずっと「攻撃的なCMF」の位置づけて使っています。適正はむしろアンカーなのでは？というのはファンがずっと抱いてきた疑問ですが、おそらくはアンカーとして使うにはマスチェラーノほどの安定した守備力がなく、アロンソほどの後方から攻撃を組み立てる力もないという監督の判断なんだと思います。彼が輝くのは、相手に押し込まれてなんとか守らなくてはならないという状況で、CMFが二人とも守備に回り、運動量を生かして前目から徹底的に相手を潰さなくてはならないという時です。これからCLで勝ち上がれば厳しい相手と当たる事になり、そういう彼の力が必要な時が絶対に来ると思うんですが、気持ちを切らさないで欲しいなあ･･･。