レディング戦の交代について、ラファがエコー紙にコメントをしています。
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●ラファ
(Liverpool Echo)「何かを決断する時は、それがベストだと信じているからです。今回の場合、私たちはキープレーヤーを他の能力と速さのある選手と交代させることで、彼らを守りました。私は良い決断だったと思っています。特に、我々は3-1で負けており、彼らはフィジカル的に非常に強力なチームでした。私は選手たちを守ろうとしたんです。
スティーブンが試合の最後までプレーしたいと思っていることは知っていますし、それはキャラとトーレスも同様です。しかし私は試合の中で物事を変えるかどうか考えなくてはなりませんし、もしもそれをするのが難しければ、次の一戦のことを考え始めます。
バベルが能力のない選手とは誰も言えません。私は、チームのために正しいと自分が思うことをやりました。
私はあらゆる試合を勝ちに行きますが、それが簡単ではない時もありますし、ベンチに交代のオプションがあり、キープレーヤーを守ることが出来るなら、それをやらなくてはなりません。
何人かの選手が疲れているのは明らかでした。ピッチは重く、3-1にリードされた状態で時間が過ぎて行っていました。フレッシュな選手が必要だと私は考えたんです。
もしも私たちがフィットしていてフレッシュな状態ならば、おそらくマルセイユでは残り10分で決勝ゴールを決めることができるでしょう。
選手たちの何人かは、何試合も連続してプレーを続けています。サミ・ヒーピアは今34歳、彼は非常に疲れていました。そしてもしも今日(土曜)に彼を使っていたら、彼は怪我をして1ヶ月のアウトということになっていたかもしれません。ですから、監督として、自分の選手たちの状態を知っているなら決断をしなくてはならないんです。
私は試合の判定に満足はしていませんが、私たちは自分たちのチャンスに決めきれず、それがおそらくカギになりましたね。PKを二つはもらえるはずでした。
私たちは試合前には大きな自信を持っていました。すばらしいチームスピリットを持った相手とフィジカルな試合を戦う、こういう種類の試合で鍵となるのは、チャンスに決めることだと思います。ボールを動かしてチャンスを決めていればもっと簡単な試合になったでしょうが、それが出来ませんでした。
ミスをすれば落胆する、それは当然ですが、私は選手たちに対して怒ってはいません。彼らの献身はすばらしかったですし、彼らに対して私は何の問題もありません。
(4-3-3のフォーメーションでピッチをワイドに使えていなかったことについて)試合の後に戦術のことを話すのは簡単でしょう。しかし、ニューカッスル戦で私たちは同じシステムを使い、誰もがすばらしいチームだと話していましたよ。そしてエバートン戦の最初の30分も同じやり方をし、非常に良いチームでした。
機能する時もあり、そうでない時もあります。もしもトーレスが早い時間のチャンスに決めていれば、おそらく試合は違っていたでしょう。
(マルセイユ戦について)私たちには決勝まで勝ち進んだ経験がありますから、以前に自分たちがやって来たことと同じことが、今回も出来るでしょう。重要な一戦ですが、選手たちはそういう試合で戦った経験を持っています。
私がここに来て以来、今まで7つの決勝を戦いました。私たちはそのうちの4つを勝っていますから、このチームは勝利するために十分な経験と能力を有しています。
(2004年に)バレンシアで、私は土曜日にリーグ優勝をし、その次の火曜にUEFAカップで優勝しました。私たちは両方で勝利しましたので、こういう(プレッシャーのかかった)状況が好きなんです。何かをかけて戦っているということですからね。私たちにはやれるという自信がありますよ。」
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交代のがっかりのことはもう忘れました(笑)。しかしスタメンの4-3-3については、左にクラウチはなかったですよねえ・・・。もうちょっとリーセやアルベロアからクロスが上がって、彼が生きる状況を想定していたのかもしれませんが、素直にキューウェルでよかったんじゃないかと思います。しかしもしもマルセイユ戦を想定してキューウェルを温存したのだとすれば、明日は彼がスタメンに出て来るでしょう。右ベナユン、左キューウェルは楽しそうですね。
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