「終わっていない」byマスチェラーノ

チェルシー戦に向けて、マスチェラーノのコメントです。
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●マスチェラーノ（Liverpool Echo）
「僕たちは激しく落胆している。本当に悪い結果だったからね。これからまだ試合がたくさんあることはわかっているけど、ウィガン戦に勝利することが本当に大事だと僕たちは感じていたし、それを実際に落としてしまったんだから、その落胆は大きい。
僕たちは、あの試合に勝つためにやれることは全てやったと思う。ウィガンが僕たちのゴールにシュートを放ったのを、僕は思い出せない。
80分までは僕たちは問題なかったと思う。しかしラスト10分で彼らにゴールを許し、まるで世界が僕たちに背を向けたように感じたよ。

しかし今は、僕たちはこの大一番、チェルシー戦に準備するための2日間がある。ウィガン戦で起こったことを振り返るのはやめにして、この試合に目を向ける必要があるんだ。難しいけど、僕たちはプロフェッショナルの選手なんだ。次の試合に集中すると同時に、まだこれからたくさんの試合があるんだということを思い出さなくてはならない。

日曜から勝利を始めてシーズンの終わりまで快進撃ができれば、僕たちはタイトルを勝ち取れる良いチャンスを得られるだろう。勢いをつけること、そして自分たちは勝てるんだという信念を築き上げることだよ。それは試合に勝つことでのみできるんだ。だから僕たち全員、チェルシーとの一戦がどれほど重要か良くわかっている。

マンチェスター･ユナイテッドにリードされて、もはや僕たちだけ、僕たちの結果だけにかかっているのではなくなった。彼らの結果次第でもあるということだ。でも僕たちが日曜に勝利できれば、もしも彼らがポイントを落とした場合にはそれにつけ込めるチャンスを与えてくれるだろう。

僕たちがやれるのは、他のチームのことを気にするのではなく、自分たちの試合に集中することだけだ。自分たちの試合でしっかりと結果を出せば、ユナイテッドや他のチームが足を滑らした時には僕たちがアドバンテージを取るいいチャンスを与えてくれるだろう。
僕たちはまだタイトルを賭けて戦える。絶対に終わってなんかいない。

ここ2試合のエバートン戦とウィガン戦は、僕は本当に良いプレーができたと感じた。しかしまだまだ改善できるということはわかっているよ。昨シーズンは、今シーズンのこれまでよりも自分がはるかに良くやれていたことはわかっている。だからそれを取り戻すために頑張るつもりだ。しかし僕たちは今、シーズンの半分をちょっと過ぎたところにいる。たった今から自分のベストを引き出せることを願っているよ。

（ホームのリーグ戦で5度の引き分けを喫していることについて）アンフィールドでの相手のプレーの仕方を言い訳にはできない。多くのチームが守りに来ることはわかっているけど、その中でスペースを見つけ、彼らを破る方法を見つけなくてはならないんだ。相手がそういうプレーをしてくるのが悪いわけじゃない。だから弁解はしたくない。相手チームが僕たちと対戦する時に守りを固めてくるのなら、それに対処するうまいやり方を僕たちが見つけなくてはならない。

しかしウィガン戦のような引き分けに終わった試合はもう過去のものとして、今はチェルシー戦にのみ集中だ。勝たなくてはならないことはわかっている。

（SETANTA SPORTSより）エバートン戦とウィガン戦に引き分けたことで、選手たちはものすごく怒っているよ。こういうポイントは常に決定的なもので、すばらしいシーズンを過ごしてきたのにそれを落としてしまったのは残念だ。タイトルへの道が閉ざされたわけじゃない。でも間違いなくユナイテッドにアドバンテージを与えてしまったよ。

日曜のチェルシーとの一戦は、僕たちにとって決勝のようなものになるだろう。勝つ以外にない。引き分けは悲劇になるだろう。ユナイテッドに4から7ポイントのリードを与えることになり、そうなればタイトルはほとんど彼らのものになるからね。

僕は野心的な選手で、ファイターだ。絶対に相手にチャンスは与えない。ユナイテッドを恐怖で縮み上がらせるために、そして僕たちのタイトルへのチャンスを高めるために、日曜日から僕たちは全ての試合に勝利しなくてはならない。
チェルシーにとっても決勝のようなものだから、この一戦は決して簡単なものにはならないだろう。チェルシーもタイトルを狙っているんだし、1ポイントでは意味がない。それで利益があるのはマンチェスター･ユナイテッド一人になるからね。

困難な試合になるとは予想しているけど、僕は楽観的だし、シーズンの決定的な3ポイントを引き寄せるアンフィールドの魔力が戻って欲しいと思っているよ。

ラファ･ベニテスはウィガン戦後にものすごく怒っていた。勝利をほぼ集中にしながら僕たちは何度もポイントを落としてきたから、それは当然だよ。今は出来る限りの努力をして、チェルシー戦ですばらしい勝利を収めることが必須だ。勝利はその後の試合に向けて、心理的な大きな力になるだろう。

（公式HPより）今シーズンは、自分の本来のプレーができていないということはわかっている。なぜかって？それは自分に絶えず聞いているよ。たぶん僕がこれまですでに長いシーズンを過ごして来たこと、そして昨シーズンほどの自信がないせいかもしれない。オリンピックが間違いなく、今シーズンの僕の調子と力に影響している。
今よりも僕はもっと、リバプールのために良いプレーをしているべきなんだ。でも僕は皆に一つ約束したい。自分のベストパフォーマンスを取り戻すために、僕は毎日、トレーニングと試合で努力を続けている。
今回は僕のベストシーズンとは言えない･･･昨シーズンの方がはるかに良かったことはわかっている。僕は嘘つきでも馬鹿でもない。

自分がやれるということはわかっているよ･･･だから（調子が悪いのを）認めることは何でもない。問題をしっかり見つめることができないと、それを解決することもできないんだ。」

●ラファ（公式HP）
「（マスチェラーノのコメントについて考えを聞かれて）彼は正しいと思います。オリンピックの試合の後で、彼には時間が必要でしたからね。今は彼はベストに戻りつつあります。
彼に必要なのは、今も日々やっているような努力を続けることだけです。彼の献身ぶりはトレーニングでよくわかります。」

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彼のコメントは熱いですね、頼もしい！チェルシー戦には必ず起用されると思いますし、彼にはアンカーの位置でしっかりとチェルシーの攻撃を抑えてもらわなくてはなりません。今までの自分の出来には決して満足していないようですから、ここで気合の入ったプレーを見せて欲しいですね～。