キャプテン、ヨバノビッチ、ポウルセンのコメントです。また、ホジソンがポウルセンについて語っています。
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●キャプテン
(ESPN)「転換点には来ているが、僕たちはまだそこまで達してはいない。まだ完全に角を曲がったわけじゃないけど、ちょうどその途中なんだ。結果は良くなり、プレーは良くなっている。だから2週間前に比べれば、気持ちと自信ははるかに高まっている。
あのこと(クラブ売却)が力になっていると思うけど、僕は監督の考え方がその要因だと思う。トレーニンググラウンドでハードワークをし、全員が正しい方向へとまとまる。選手たちはそれを支持して積極的に行動を起こす。それが最近の結果となって現れていると思う。
僕はより満足しているよ。フットボールでは完全に満足ということはない。シーズンが終わった時に、自分がやって来たことの成果を得るんだ。だから僕たちは、シーズンが終わった時にどうなっているかがわかるだろう。しかし、確実に僕の笑顔は増えたよ。僕はチームのプレーぶりに確実に自信を大きく増しているし、2週間前に降格ゾーンにいた時に比べれば、今の自分たちの順位には、間違いなくはるかに満足しているんだ。
今の時点では僕たちは、試合が来るごとにその一つ一つに取り組み続けるつもりだ。昨夜のウィガン戦は本当にやっかいな試合だった。僕たちはチェルシー戦にすごく大きな労力を注ぎ込んだからね。今の僕たちは回復が必要だ。また、ストーク戦というタフな試合が待っている。
シーズン開始の時には、僕たちの目標はトップ4だった。それは今も変わってはいないが、今のところは、僕はそれにこだわり過ぎたくはないんだ。僕たちはまだ、リーグの中で完全に満足と言える順位にはいない。だからこの調子をキープし、それが僕たちをどこまで押し上げるか見てみる必要がある。
(トーレスは)間違いなくベストまで間近だ。彼は自分自身に、もっとやれるんだと言ったと思う。それが彼のやり方で、だから世界最高の選手の1人と見なされているんだよ。僕は彼とプレーするのが大好きなんだ。彼は今ベストの状態にあると思うけど、彼が僕に自分はもっと良くなれると言っているのなら、それはすばらしいことだね。」
●ヨバノビッチ(ESPN)
「イングランドに移籍して以来、自分の仕事に関しては、監督が僕に望む通りに全てをして来た。戦術的なミスをあまり犯さないことに、本当に集中していたんだ。自分のやり方ではやってない。自分のやり方でやったことはないし、動き方やプレーでリスクを冒さなかった。
僕はリバプールのことだけを考えている。ここに留まるつもりだ。僕は戦いを放棄して逃げるような人間ではないからね。アンデルレヒトが僕をとても高く評価してくれていることは知っているし、それに誇りを感じている。アンデルレヒトはベルギーで最大のクラブで、僕は彼らを尊敬している。でも僕にはリバプールとの契約があり、留まるつもりだ。」
●ポウルセン
(Liverpool Echo)「リバプールでは多くのことが変化していて、僕はここに新加入の選手としてやって来た。僕たちには新監督と新オーナーが来ている。このリーグに適応するために、僕はできる限り早く学ぼうと努力している。
監督は僕に大きな信頼を示してくれている。自分に取り組むべきたくさんの仕事があることはわかっているし、このチームの力になれるように、メルウッドでのトレーニングで毎日懸命に取り組むつもりだ。
リバプールは偉大なクラブで、僕はここにいることを本当に誇りに感じている。自分はもっと改善し、もっともっとやれると感じている。20~25分プレーできたことは良かったよ。このチームのために、ベストの自分を見せたかった。
この試合の僕たちの出だしは良かったし、勝てるように見えたよ。しかし後半のウィガンは強く、早い時間帯のゴールが彼らの力になった。
チェルシー戦でのすばらしい勝利の後だったから、僕たちにとってはフラストレーションを感じる結果だった。しかし今シーズンのプレミアリーグはタフで、各チームがポイントを奪い合っている。どのチームも、相手を倒す可能性がある・・・簡単な試合はない。ウィガンはそれを僕たちとの対戦で見せ付けた。」
●ホジソン
(ガーディアン紙)「ウィガン戦での彼(ポウルセン)は良くやった。彼が入ったことで、少なくとも1ポイントを確実なものにした。入った彼は非常に良くやってくれたからね。(ウィガン戦で彼を投入した時、リバプールファンからブーイングが起きたことについて)残念なことだが、ファンについては私には何もできない。しかし彼が我々の観客の前で良いプレーができなかった試合が1つ2つあったし、彼自身がそのことをわかっている。彼はそのことと、彼が良いプレーをしなかったとわかっている愚かではない観客たちによって、打ちのめされている。それは人生の避けがたい現実だ。
彼にできるのは、懸命な努力を続け、チャンスを得た時に自分の仕事をやることだけだ。彼はウィガン戦でやるべき仕事があった。それは、非常に疲労しているマキシ・ロドリゲスとディルク・カイトと一緒の仕事で、我々がこの試合を落とす可能性すらあった。しかし彼には能力がある。彼は優れたディフェンシブ・ミッドフィールダーだ。ボール扱いはそれほど悪くはないが、回りくどいことを言って事実を隠そうとするのはやめよう・・・彼は悪いスタートをした。
ある試合で私が彼を下げた時、彼は打ちのめされていた。私がそういう決断をしたということだけではなく、自分が本来のプレーからは程遠かったと彼はわかっていたからだ。イタリアで、ユベントスでの経験から、良いプレーをすれば観客は選手の名前を歌い、悪いプレーをすればブーイングを送ることを彼はわかっている。それを知っているんだ。しかし、私は彼に全幅の信頼を寄せている。我々はこの1年間で彼の力を大いに利用できるだろうが、ファンを味方につけるのが大変だということを彼はわかっているよ。
私は魔法の杖を振ってそれをすることはできない。私は彼らを代弁することはできないが、もしウィガンにいたファンの中に、彼はチームのために何もしなかったと言う人間がいたら、私は驚くだろうね。彼はそれをやったからだ。彼は数多くのチャレンジで勝ち、何度かカウンターアタックのきっかけを作った。パスをミスすることはなく、ヘディングで何度か競り勝った。彼は良いプレーをしたいと思っており、リバプールへそれをするために来たのだから、それで打ちのめされている。観客にすぐに受け入れられなかったり、自分のパフォーマンスがそうするには十分なものではなかったら、どんな選手でも悲しくなる。しかし彼はベストを尽くしており、悪い試合というのはあるんだ。」
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ウィガン戦で入った彼は、まずまずのプレーをしていたと思います。少なくとも、彼が入ったことでDMFが二人になって中盤には安定感が生まれ、キャプテンが前に上がってもバランスが崩れなくなりました。選手が入った時にブーイングを受けるというのはあってはならないことだと思いますが、私が受けた印象では、あのブーイングはポウルセンに向けたと言うよりも、あの時間に攻撃的な選手を下げて守備的MFを入れるという、その采配自体に向けられていたように思います。少なくとも私は、「何で点を取りに行かないの?」と思いました。「おかげて1ポイント取れた」と喜ぶべきなのか・・・?
キャプテンはウィガン戦のつまづきはあっても、チームに手ごたえを感じている様子です。トーレスの調子は上がって来ましたからね。彼の言うようにこれから順位が上がって行くと・・・期待しますか!この疑心暗鬼を、彼やヨバ、ポウルセンががんばって晴らしてくれるといいんですけどね。ホジソン、ヨバにはどうかチャンスを上げてください。
ウィガン戦では、ポウルセンよりもむしろキャプテンのプレーの方が気になりました。彼は良くやってくれました、得点のアシストもしたし良いシュートチャンスが他にも2度あったし、攻撃のエネルギーの源になっているのは彼でした。しかし守備の方はというと、どうも戻りが遅くて、相手に攻め込まれて戻らなければならない場所に、彼よりもカイトやマキシの方が早く戻っている場面を数回見ました。攻撃に貢献して守備にもばっちり戻れって言うのは無理な話なので、やっぱり彼はトップ下がいいと私は思うんですよねーーーーー、試合を見た方はどうお感じになったでしょうか。あの失点は6割くらいキャプテンの責任に私は見えたのですが・・・。あそこで足を止めた彼の後姿に、私は「アッポォー」と空手チョップを当てたくなりました。それはシェルベイの仕事か。
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無題
4-5-1だとジェラードのトップ下により、サイドの組み合わせが、カイト、マキシ、コール、たまにジョンソンでできますよね。(ヨヴァノビッチも頑張ってほしい。)
4-4-2だとマスチェがいないとジェラードの中盤というのは厳しいんじゃないでしょうか
ポウルセンに関するコメントは相変わらずだなぁと思いました。ナポリ戦のプレーがあっても、全幅の信頼を寄せられるというのは愛弟子贔屓の発言ととらえていいんでしょうかね
ヨヴァノビッチも「何でポウルセンは出れて俺に出番がないんだよ(怒)」とかって思っているでしょうね。彼もポウルセンと同様に使ってあげればPLになじめるはずなのに・・・
Re:無題
私もGoliさんのおっしゃるような並びで行って欲しいんですけど、今日もルーカスとキャプテンが中でメイレレスが右ですね、たぶん。キャプテンには炎のプレーを見せてもらいたいですが、彼だって疲れてるだろうからなー、どうかなー、チームを引っ張るキャプテンのプレーを見せてくれ~!
無題
キャプテンの意気込み・・ホントに笑顔は増えたのかな?レイナ・トーレスの感情と差があって切ないです。。確かにトーレスはゴール臭覚を取り戻してますが、ピッチを去る時に首を振ってこんなんじゃ・・という顔で見てるこっちが辛かったです。キャプテン満足してないですよ^^;
あと、キャプテンの守備については、チェルシ戦はケリーのフォローしたり最終ラインまで戻ったりしてキャプテンシーを感じましたが、ウィガン戦の失点はキャプテンが絡んでました;(言いにくかった^^;)真横に居たのにまったくマークせず棒立ち・・パスカットされて途中までは追いかけて止まってしまう・・あのようなシーンを何度か見たような;ホームでドン引きしてる相手や強豪相手でモチベーションUPの時には中盤でも良いですが、やっぱりトップ下だと思います^^。ルーカス・メイレレスの時の方が攻守のバランス取れてましたし、動き回れるスピーリングとルーカスを組ませるのも良いかと。キャプテンには攻撃に専念して欲しいなぁ。でないと取れても最高2点・・しかもトーレス頼みの状況が続いてしまう気がします。
昨季は序盤失点が多かったですが点も取れて最後は失点少なくしてましたけど・・今はドン引きなのに失点ばかり。。
システムも選手層見たら4-3-3のシステムが一番良いと思うんですけどね。ヨバやパチェコ、バベルも生きるのに。SHの選手に求めるのは守備よりまず攻撃です・・コンチェスキーがしっかり守備すればいいんです;インスーアのどこが劣ってたの?アシストもして、守備・・たまにポカするけど懸命に戻って・・ケリーと同じですよね。。ケリーは強いですね。コメントも前向き。そんな彼をもっと評価するべきですね。
Re:無題
今日はキルギアコスが戻ってきてケリーが外れちゃいました。彼を使い続けてあげて欲しかったんですが、コンディションのためだったら仕方ないですね。そう考えると、キャラは改めてすごいですね~。でも大丈夫かな。
無題
ヨバはやっぱりいいですね。彼にはチャンスを与えて欲しいし、チャンスをものにする力があると思います。正直マキシとカイトのサイドだとしかける場面が少ないのでヨバやパチェコにはどんどんしかけていくプレーを見せて欲しい。
レイナとトーレスとパチェコの本音を聞きたい。
Re:無題
レイナは公式にコメントしましたけど、もともと今シーズンはここにいると言ってくれていましたから、今年はレッズと決めているんでしょうね。でもその後はどうなるか、彼もクラブの出方を見守っているんだと思います。それはトーレスも同じなのではと想像しています。