マドリー戦に向けて、アロンソ、レイナ、アルベロアのスペイン選手3人のコメントです。
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●アロンソ
(公式HP)「彼らはここ最近、とてもコンパクトなユニットとしてプレーしているね。もちろん、彼らにはラウル、ロッベン、イグアインのようなとても優れたストライカーたちがいる。しかし彼らは、4人のディフェンダーと2人のミッドフィールダーという全員がとても強力な選手を置いた、とても安定した一つのチームの形を見出した。それは僕たちが認識しておかなくてはならないことだね。
彼らは失点せずにこの試合に勝とうとして来ると僕は予想している。しかし僕たちはゲームプランを立てて賢くプレーをするつもりだ。ヨーロッパの戦いでは、アウェイのレグで得点することが常に鍵になる。だからそれが僕たちの狙いになるだろう。
(ファンデ・ラモス監督はプレミアのことを良く知っているが)このごろでは、誰でも全てのリーグのことを良く知っていると思う。彼らはスペインで僕たちのことを良く知っているだろう。僕たちの試合はしょっちゅうライブ放映されているからね。しかしラファと選手たちもレアルのことは良く知っているから、そこに何の秘密もない。
僕は81年生まれだから、(1981年の両チームの決勝戦の)試合についてはもちろんあまり知らない。しかし、大きくなるに連れて、リバプールやレアル・マドリーや、ヨーロピアンカップの歴史についていろいろと知っていくものだからね。僕が聞いた話ではレアルは良いチームで、彼らが決勝で負けたのはものすごい落胆だったが、リバプールは勝利に値したということだったよ。
リバプールがその試合を除いてレアル・マドリーと1度も戦ったことがないというのは、すごく珍しいね。だから僕たちは彼らと対戦することを楽しみにしているんだ。
リバプールファンは大勢マドリーに行くと聞いているよ。特別な雰囲気になるだろうね。あそこはとてもすばらしい町で、ファンたちはその日一日を楽しく過ごせるだろう。ベルナベウは見事なスタジアムで、僕たちのプレーでファンが試合の夜も楽しんでくれることを願うよ。
(ラジオ・マルカより)僕たちにとっては、ベルナベウで得点することがものすごく重要だ。敵地で得点すればもっとオプションとチャンスが増え、セカンドレグに違うやり方で集中することが出来る。アウェイゴールを決められなければ、セカンドレグでの可能性はとても限定されたものになる。もしも失点した場合、引き分けでは勝ち抜けが厳しくなるからね。」
●レイナ
(ラジオ・マルカ)「あそこで多くのゴールが生まれるとは思っていない。彼らが絶好調で、彼らを相手にゴールを決めるのが厳しいということは事実だ。しかし拮抗した戦いになるだろうし、ほんのわずかの集中の欠如、ちょっとしたことが勝敗を分けるだろう。僕たち両チームとも、攻撃よりもディフェンスに優れている。
(キャプテンの出場について※18日に語ったコメントです)彼が出場できるかどうかは最後まで疑問だと思うけど、まだわからないね。僕たちは彼が間に合ってくれることを願っているよ。彼はすばらしいプロフェッショナルだからね。その存在価値はこのチームの中だけでなく、世界のフットボールにとってもだ。」
●アルベロア
(公式HP)「僕にとって、マドリーでプレーすることは難しかったよ。だから移籍する以外になかったんだ。それでもあそこではすばらしい時を過ごしたし、僕のマドリーでのキャリアが終わったその成り行きに落胆したとは言わないよ。
(2004年のデビューについて)僕はベティス戦で後半30分に交代出場したんだ。とても良いプレーが出来たよ。いい試合だった。僕たちは1-0でリードされていて、ロナウドの同点弾のおかげで1-1に戻して終わったんだ。僕はカスティージャ(Bチーム)ではセンターでプレーしていたんだけど、あの時はサイドバックでプレーした。
もちろん、クラブでプレーする選手たちは皆ああいうすばらしい選手たちだったけど、僕はそのことをあまり考えなかった。自分のプレー、それをしっかりとやることだけに集中しなくてはならなかったからね。後になってそのことを考えると、信じられなかったよ。
それから次の試合で僕が起用されなかった時、カスティージャに在籍して来た選手全員のことを考え始めるようになった。そこから上がってレアルでレギュラーになった選手・・・それは大勢はいないってことをね。フランシスコ・パボンとアルバロ・メヒアがそうで、彼らもそれから同じようにクラブを去ったよ。
僕はそれから18ヶ月在籍したけど、最終的には去る以外の選択肢はなかった。
レアルと対戦するというのは奇妙な感じがするだろうね。でもチームも監督も僕がいた時からは変わっているし、感傷はないよ。僕たちはあそこに勝ちに行く。
(ラジオ・マルカより)ファンデに変わって彼らは守備に関してものすごく改善したね。失点が減り、これは間違いなくCLでも気持ちの上で変化をもたらす。でも僕たちには優れた選手たちがいる。次のラウンドに勝ち進むためのゴールを決められることを期待しているよ。」
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トーレスを含めて、スペイン人選手たちがこの試合にどんな熱い気持ちを見せてくれるか、本当に期待しています。ラファも「関係ない」なんて言っていますが、内心はメラメラ燃えていると思います。アウェイゴールを獲りに行く攻撃的なプレーをして欲しいんですが、やっぱりまずは守備から行くんでしょうね。中盤はマスチェラーノとアロンソが並ぶと思いますが、彼ら二人が試合をどう組み立てるか、楽しみです。
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