現状とチェルシー戦に向けて、キャプテンのコメントです。また、ヘンリーオーナーのコメントです。
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●キャプテン
(Daily Mail)「この1年は、僕が18歳でファーストチームに入ってから、最も困難な1年だったと思う。リバプールの選手であるのが難しい時期だった。僕たちはリーグで7位に終わり、ピッチの内外で様々なことが起きていた。クラブ売却が成立するといううわさを耳にし、結局そうはならず、そういうことが心を乱す。
いろんな時にいろんな違うニュースを耳にし、気持ちが揺れるんだ。僕は常に最新情報を聞かされ、我慢しろと言われ続けた。そしてやっと売却が実現した。このクラブから負債は消え、人々が言うように、新オーナー、新監督の元で新時代を迎え、結果が変わって良くなり始めている。だからそうだね、これから物事は明るい方に前進して行くと、僕はより強い確信を抱いているよ。
自分やキャリアの最終段階を迎えつつある選手のことが最優先だ、そう考えるほど僕は世間知らずじゃない。このクラブはこれからも長い年月に渡って存続して行く。だから、将来に向けて築き上げて行くのは正しいことだと思う。若い才能ある選手たちを獲得し、上から下までのスカウティング・システムの体制を整え、そして僕の意見では、アカデミーをファーストチームが練習しているメルウッドと併合する。
自分本位の見方で言えば、僕は短期間での修正もして欲しい。これからの長い年月のためにクラブの基盤を築き上げるという、あのアメリカ人たちの考えは正しいと思う。でももちろん、僕が今度彼らと話す時には、早い修正をして欲しいと言うつもりだよ。このレベルで僕に残された時間はあと4、5年、それが終わる前に僕はトロフィーを勝ち取りたい。僕はそのために努力をしているんだからね。
(アカデミーとメルウッドを併合するのは)すばらしいアイディアだと思う。僕が下部組織にいた時、メルウッドへ行く機会をもらい、ファーストチームの練習を見て、一緒にプレーしたいと夢見てあこがれていた選手たちに会えたことは、僕がこのレベルまで到達する助けになった。今は子供たちはフェルナンド・トーレスに会えないし、ジェイミー・キャラガーに会えず、僕に会えない。本来なら毎日でも僕たちに会えるべきなのに、その機会は年に1、2度なんだ。僕たちは彼らに会って、話をし、どんな様子なのか知りたいし、彼らの力になりたい。ジェイミー・レドナップやロビー・ファウラー、スティーブ・マクマナマンのような人たちがいてくれたことは、間違いなく僕の力になった。僕は彼らに畏敬の念を抱き、彼らの中に加わりたいと思った。最終的に僕はあそこの中に入り、彼らに毎日会うことになり、彼らの持っているものを僕も欲しいと思ったよ。
過去に何度か、移籍の機会はあった。チェルシーの時や、その他の時にもね。しかし僕はこのクラブを愛している。でも、それを犠牲と呼ぶつもりはない。リバプールでプレーし、キャプテンマークをつけるのは、犠牲を払うというよりも、夢の中で生きていることなんだ。僕はここに留まって成功したい。その日がやって来たら、僕にとってものすごい大きな意味を持つとわかっているからだ。僕はここでそれをやりたいと強く願っている。
子供の頃、僕はいつもヨーロッパ戦の夜はアンフィールドに行って、この観客の前でプレーしてビッグゲームで勝利することを夢見ていたよ。僕たちは本当に難しいシーズンのスタートを切った。それは僕も含め、大勢の人々にとってショックだった。それは、僕たちが本来望む場所へ復帰するための再建プロセスとなるだろう。僕たちはまだそこまで行っていないが、最近の4試合でのパフォーマンスを見れば、物事は確実にその途上にある。
ワールドカップが終わって、このスタートは僕個人が必要としていたものでは絶対になかったし、クラブが必要としていたものでもなかった。しかし、僕たちは必ずリカバーできる。僕たちが間違いなく山を越えたとは言いたくないが、確実にその途中にある。僕たちは自信を増してチェルシー戦へ向かって行く。彼らはこの国のベストチームであり、ロマン・アブラモビッチがやって来て彼のチームを築いて以来ずっと、そのレベルを維持している。これが挑戦だということは僕たちはわかっているが、それは彼らも同じだろう。彼らはこの5、6年間、アンフィールドで大きな試練を受けて来た。そして、日曜はもう一度、彼らにとって大きな試練だ。
オーナーシップのトンネルを抜けられたことを、僕たちは喜んでいる。僕自身、そして他の仲間たちも、それを決して言い訳には使わなかった。試合に負けて、「よし、トムとジョージを批判しようぜ。」と言うのは安易な道だからだ。しかし、リバプール・フットボールクラブは一面の見出しは飾らない。僕がこのクラブをサポートして来てずっと、いつも最終面で良い見出しを飾っていた。僕たちが取り戻したいと思っているものはそれなんだ。」
●ヘンリーオーナー
(テレグラフ紙)「ここのシステムは、我々が慣れ親しんでいるものとは完全に異なっています。アメリカ合衆国では、選手たちが契約を交わしているならば、彼らはその契約を遂行します。ここでは、選手たちは自分たちがどこに在籍するかについて、はるかに発言権を有しているようです。率直に言って、我々はこのクラブにいたくないと思う選手にいて欲しいとは思いません。このクラブに在籍する選手は、そしてこのクラブにやって来る選手は誰であろうと、ここにいたいと思っている選手であること、そういうリーダーシップをフィールドの内外で提供するのが、まさに我々の責任です。
(トーレスとレイナには、契約の中に1月に移籍可能な条項が含まれているという報道について)彼らが去ると断定した報道には憤慨しました。ある日の報道では、我々には資金がないために移籍市場には参加しないという記事を読みました。その翌日には、トーレスとレイナが去るという記事です。
私は大勢のトッププレーヤーたちと話をし、その返答に実に勇気づけられました。そういう選手たちの知性に私は勇気づけられました。彼らは我々よりもリバプールを理解しています。良い議論ができましたよ。
我々がデューデリジェンスを行った時は、嬉しくない驚きが数多くありました。給料支払い額が高く、翌年にはもっと高くなるためです・・・そして、我々は若いチームではありません。それには落胆しました。
私が初めてロイに会った時、彼があのポジション(フットボール・ディレクター)に誰かが入ることを心から望んでいるのは明らかでした。我々はチームを構築しつつあります。ボストンでは、我々はすばらしい大学のような雰囲気を持ったチームを作っています。我々はコンセンサスを作り上げます。(ホジソンとコモリは)同じ代理人を共有します。我々には、我々と同じ哲学を共有する人物が必要でした。ビリー・ビーンがダミアンを推薦した理由はそこにあります。私はダミアンと3週間の時間を使って話し合いました。
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SKY SPORTSより、ホジソンはこの仕事に適切な人物かと問われて)現時点では間違いなくそうです。2ヶ月前には私はイングランドフットボールのことをあまり知りませんでしたので、組織のことについては、将来に向けて何も約束することはできません。我々は監督とジェネラル・マネージャーを固定しておく傾向があります。ロイがこのチームを作ったわけではありませんから、今シーズン彼が批判されているのは不当であると私は思います。
現時点での私の役割は、あらゆる方法で彼を支えることだと思っています。彼が成し遂げたいと願っているものを果たすための資力を、しっかりと提供することです。差し迫った変更はありません。」
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キャプテンのこういう率直なコメントはすごく好きです。アカデミーが充実して地元選手がたくさん上がって来るのは、スカウサーの彼としてはまさに願っていることでしょう。それと同時に、彼の年齢、残された時間を考えると、長期的なプランとともに、早い修正もしてもらいたい。これは彼だけでなく、レッズファンの大多数が願っていることだと思います。彼のような選手がプレミアのトロフィーを掲げることなく引退なんてことになったら、断腸の思いです。この世を恨むよほんとに。
ヘンリーオーナーは、ナポリ戦後にいろんなメディアの取材を受け、盛んに発言をしています。
BBCなどのインタビューを見た印象では、メディアを騒がせるような発言は極力避けていますが、自分たちのこれからの方針をしっかりと持っている感じを受けました。当面はホジソンを支持して行くことを明言していますので、当分監督変更はなさそう・・・かな・・・。それと同時に、コモリの任命については事前に彼に相談せず、「ちょっと驚いたかもしれない」とも言っています。オーナー側主導で決める時は一気に、というのが彼らの手法なのかもしれませんね。長期的なビジョンはもちろん何より大切ですが、それと同時にキャプテンの望む早い修正も・・・彼とファンのためにぜひともお願いヘンリーさん!
エコー紙などによると、LFCの新会長には、NESVの会長でもあるトム・ワーナー氏が就任する模様。BBCのインタビューでは、かつてちょっとPLが議題に上げて猛反対を受けた39試合目もいいねと発言しましたが、それはやめてね。ヘンリーオーナーはチーフオーナーとして役員会に入るそうです。その他にNESVから2人の取締役が入ることはすでに正式に発表されており、それからアイルが残ります。パースローの代わりとなるCEOはまだ未定です。
チェルシー戦のスタメン予想です。
レイナ
ジョンソン キャラ キルギアコス コンチェスキー
ルーカス メイレレス
カイト キャプテン マキシ
トーレス
センターバックはキャラは外さないだろうしキルギアコスの高さも欲しいだろうし、ということでこう予想しました。カイトはコンディションがどうかですが、彼なら間に合って普通にプレーしてくれそうな気がします。
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無題
結果が出せなければ主力選手でさえマイナー降格、トレード、最悪の場合は解雇…なんて処分も辞さないMLBですから、高額の年俸を受け取っていても選手主体の移籍なんてあり得ないくらい選手側と球団のパワーバランスはハッキリしてますからね。
ヘンリーさんが契約期間の効力が移籍金を吊り上げる手段程度にしか認識されていないシステムに違和感を持つのは当然かも知れません。
「ここに居たい選手を…」って事は最近ラブコールしたあの選手やあの選手もリストアップしているんでしょうか?
冬の市場が楽しみです。
Re:無題
「ここに居たい」そして「若い選手」となると、期待はふくらみますね!冬の移籍は彼らの方針がまた良く見えてくるでしょうから、すごく楽しみだし注目しています。
無題
NESVの長期的なクラブ再建に関してはとても良いことだと思っていますが、私もフニクラさん同様に、キャプテンがプレミアのトロフィーを掲げずに引退なんて絶対にならん、いやむしろそんなことがあってはならない!!!是が非でもキャプテンにトロフィーを!
いよいよチェルシー戦ですね。最近では、ホジソンが解任されるならこの試合ボコボコにやられるのもありかなどと、REDSファンあるまじきことを考えてしまった私ですが、ヘンリーオーナーは解任する気はなさそうなので純粋にREDSを応援できそうなのですこしホットしました。この試合に勝てばいっきに勢いに乗れると思うのでかなり期待しています。特にアンフィールドでのチェルシー戦で過去に4ゴール決めているトーレスにものすごーく期待しています!
そのトーレスがインタビューに答えた記事を見つけたので載せさせていただきます(勝手に載せていいのかな?)
http://soccer-king.jp/topics_detail5/id=5753
Re:無題
トーレス決めましたね!アンフィールドではすごいチャントでした、見ていて幸せでした。それからインタビュー記事を教えていたいてありがとうございます!じっくり読ませていただきました。
無題
我々サポーターも一生懸命応援し続けようと思えてくるわけです。
やっぱりキャプテンも自身の残りの選手生活を自覚しているんですね。プレミア制覇、是非とも成し遂げて欲しい!短期間でね、ヘンリーさん。
しっかし、期待の若大将だったジェラードがもう30ですもんね。。。
時の流れは早いですし、すっごく寂しい感じがします。
話変わって、ホジソン続投、、、
個人的には残念。
結果どうこうというより、人間的にあの爺が好きになれないんですよね。
ただこんな言い方はあれかもしれませんが、ヘンリーさんは続投を認めたかも知れません。
しかしメジャーリーグはよく存じませんが、ここは選手、サポーターを蔑ろにすると自分の身が危うくなるクラブですよ!ホジソン爺。
ヘンリーさんが認めたからって、このまま改善されないようでは絶対その座を失うことになりますから。
さぁキャプテンの話を聞いたら、チームがどういう状況であれ、応援しなきゃと思えてきました。
Re:無題
>人間的にあの爺が好きになれないんですよね。
私もそれがあるんですよ~。もっと温厚で人当たりの良い、酸いも甘いもかみ分けたお爺ちゃんをなんとなく想像していたら、違いました・・・。でも少なくとも今日のコメントには「むご?」と思うようなところはなかったです!そりゃそうか。
無題
今日の試合はホジソン解任がかかっていても、最近の選手たちのコメントを読むと絶対に勝って欲しいと思ってしまいます。
ジェラード、トーレスが1点ずつで2-0で勝ちます!勝利を信じます!
Re:無題
>ジェラード、トーレスが1点ずつで2-0で勝ちます!勝利を信じます!
惜しい、90%は当たり!トレスさんすごいですね、私は正直そこまでのスコアを信じることはできませんでした。反省しつつこれからも信じて応援します!
無題
ホジ爺支持・・・
唖然呆然、その後何もする気が起こりませんでした。
長期的な視野、それはもちろん大賛成。
しかしながら、リヴァプールは、彼らが支配し野望を果たすべくこれから育て上げていく中小チームではないのです。世界のミッドフィルダー、ジェラとやっと手にした世界のFWトーレスを有し、世界中から集まった優秀な選手達を持つビッグクラブのはず!
すぐに手を打って、頂点を目指す’そう言って欲しかった・・・なのに。
キャプテンらしく穏やかに語っているようですが、私には、彼の心の叫び(嘆き)にしか聞こえないのです。。
やはり、アメリカ人の彼らには理解できないのでしょうか?そんなこと、思いたくないけれど。。
どうも夢を描きすぎたようで、たとえ、もし、今日の試合に勝つようなことがあっても・・・私の憂鬱が納まることはなさそうです・・・。
こんなネガティブな書き込みで本当に申し訳ありません。
Re:無題
私もこの記事にはがっくり来ました。でも他のコメントなども読むと、言っていることは正当なごく当たり前のことなんです。ボードは監督を雇っている以上、彼を全力で支えるのはクラブとファンのために当たり前のことで、敵対してはならないんです。そう発言すべきであることを、ヘンリーオーナーはすごく良く理解しているんだと思います。
でも、決して将来に向けての保証をしているわけではありません。監督である以上は彼を支え、それでも彼がクラブの方針に沿う結果を出せなければ、オーナーは監督の首をいつでも切ると思いますよ。オーナーのコメントにはがっかりもしましたが、彼らは正しい心と正しい方針を持っていると感じられたことで、とても興味深く頼もしく思えました。
私もjoshさんと同じで、早いドラスティックな変革を期待していたんですけど、でもこのオーナーたちは間違っていないと思います。だから、きっとクラブはこれから良い方向に向かいますよ!絶対大丈夫です^^。
無題
Re:無題