チャンピオンズリーグ準決勝を終えて、カイトのコメントです。
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●カイト
(Liverpool Echo)「ペペが既にああいう信じられない仕事をやっていたから、ペナルティスポットに歩いていくのは楽な気分だったよ。彼が2本のPKをセーブして、僕のやるべきことはボールをネットに蹴り込むだけだった。それは僕の仕事だよ。これは自分の責任だとだけ考えていたから、ナーバスにはならなかった。
ウィンニングゴールが決められなかったのは、信じられなかったね。ヘディングは不運にもバーに当たるし、シャビからのシュートはオフサイドなんて思いもよらなくて、既にセレブレーションをしていたよ。審判は得点じゃないと言って、あれには本当にがっかりした。PK戦で勝つには、たぶん少しの運が必要だけど、僕たちはそれも含めて勝利に値した。
モウリーニョはこの試合を彼の視点で見ているけど、僕たちは本当に良い試合をした。相手はドログバにロングボールを当てるのに終始していたけど、僕たちのディフェンダーとペペが彼に対して素晴らしい仕事をした。
僕はチェルシーがそんなに怖くはなかったよ。僕たちはチームだった。全員が本当に懸命に働き、試合を120分間コントロールしていた。
リバプールは2年前にチャンピオンズリーグで優勝しているけど、これだけ早い期間にもう一度優勝するというのは、さらに難しいだろうね。僕は、こういうトロフィーを競えるチームの一端を担いたくてリバプールにやって来た。決勝が待ちきれないよ。でもどことやるかは気にしていない。
僕は今までヨーロッパの決勝に進んだことはなく、観客としてさえ行ったことがないんだ。
クラブの歴史については全て聞いて来たけど、もっとトロフィーを勝ち取れるように頑張らないとね。決勝の一端を担えるチャンスを得られるなんて、本当に幸せだよ。」
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この人は本当にすごいです。あのスタミナと気持ちの強さはどこから来るんでしょうか。幼い頃から漁村で鍛えられた賜物?120分間最初から最後まで疲れを見せず走り続けて、最後はPKをきっちりネットに叩き込んで「自分の仕事」をしてくれました。あのオフサイドは本当におしかった・・・審判良く見てましたね。
試合に勝利できたのはまず一番に嬉しいですが、誰も怪我なく、出場停止もなく決勝に進めることが出来たのも本当に良かったです。
決勝の相手はミランに決まりました。個人的には正直、ユナイテッドとやりたかったですが、奇しくも準決勝、決勝とも2年前と同じ組み合わせになりました。ここまで来てくれたことに一ファンとして感謝していますし、あとは力を出し尽くして悔いの残らないプレーして欲しい、それだけを願います。
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無題