SKY Sportsより、チェルシー戦後の両監督のコメントです。
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●ラファ
(SKY Sports)「今日の試合は二つの異なる部分に分かれていたと思います・・・前半は我々は試合をコントロールできず、後半はほんのちょっと良くなりました。チェルシーと対戦する時は彼らがカウンターアタックを好むことはわかっており、そのカウンターアタックに私たちは問題がありました。それについてはこれから検討します。
必要なのは1ゴールだと思いますし、それで何が起こるか確かめますよ。もし私たちがリーグ戦のように2ゴールすれば、勝ち残るでしょう。
私たちは彼らにカウンターアタックのチャンスを与えてしまいました。彼らにボールを渡してしまい、それから彼らはカウンターアタックを仕掛けて来ました。私たちは走って戻り、もっとコンパクトに保たなくてはなりませんでした。前半にはそれが出来ていませんでしたね。
(火曜日には)私たちは我々のファンのサポートを受けられると思いますし、彼らが私たちにとって本当に重要であることを知っています。今日も皆さん彼らの声を聞けたでしょう。彼らは常にファンタスティックな存在です。私たちを支えるその空気を感じ取れることを願っています。」
●モウリーニョ監督
(SKY Sports)「私は選手たちに満足しており、そのパフォーマンスは再びトップだったと思う。前半のパフォーマンスは実に見事だった。我々には6つか7つの素晴らしいチャンスがあり、後半は違っていた。リバプールはもっと攻撃に出てきたが、我々はそれでもカウンターアタックでいくつかチャンスを作ったよ。
リバプールにもひとつチャンスがあったが、それは素晴らしいシュートでペトルが素晴らしいセーブをした。しかし、なぜ我々がペナルティキックを貰えなかったのかは理解できない。あれは明々白々なペナルティであり、私には理解できないね。
私は事実だけを求めているし、そしてこれは事実だ。誰もあれがペナルティでなかったと言える人間はいないと思う。あれは明らかなペナルティであり、そうならなかった理由が私にはわからない。ハプニング、ハプニング、ハプニングだ。
フェアに見て、今シーズンのチャンピオンズリーグで我々はいいレフェリーに当たってきたし、何の問題もなかった。そしてマルクス・メルクはフェアに見て、なんの問題もないトップクラスのレフェリーだった。 しかしあれはペナルティであり、ペナルティは2-0にする大きなチャンスであり、2-0は完全に試合を変え、これからを変える。だから私はあれはフェアでないと感じている。
チャンピオンズリーグの準決勝では、クリーンシートをキープして決定機のチャンスをものにるす必要がある。時にはそれは相手のミスから起こり、アルベロアはミスを犯したが、我々にとって不運にもそれはペナルティにはならなかった。
セカンドレグの試合では、こういう大きな判定で我々が嘆いたり考え込んだりしないですむことを願うよ。2年前の我々は大きな判定に考え込むことになったが、今はこの試合を振り返ることなく後半戦で十分にやれることを願っている。
我々は1-0で勝った、それはまさしくその通りだ。リバプールは90分の間中、この結果を覆せると考えていたと思う。それは当たり前のことであり、明らかなことだが、しかし我々は1-0で勝利し、自分たちがディフェンスに優れ、なおかつ1ゴールは上げられるチームだということを知っている。敵地に赴いて1ゴールを上げれば我々は大きなチャンスを掴めるが、明日にはこのペナルティのことを忘れるとしよう。これからの24時間は間違いなく我々は腹を立てているだろうからね。」
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モウリーニョ監督、相当吼えたようです。アルベロアは間違いなくハンドでしたが、しかしSKY Sportsの記事は、「テレビのリプレイは、アルベロアがハンドをした位置が明らかにペナルティボックスの外であることを示していた。」と述べています。これはモウリーニョ監督のセカンドレグに向けた揺さぶりでしょうか?
何にせよ、アルベロアにはいい勉強になったでしょう。こういう周囲の音に影響されずにセカンドレグですばらしいプレーを見せることが出来たら、それは彼の選手としての成長に大きく役立ってくれると思います。
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