ICONS.comより、チェルシー戦に向けてのルイス・ガルシアのコメントです。※本当は試合前にご紹介したかったんですが、ブログのサーバーがダウンして試合後になってしまいました。
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●ルイス・ガルシア
(ICONS.com)「僕の膝は良くなっているし、トンネルの先には明かりが見えているよ。来週にはランニングが出来そうだ。僕はバルセロナで毎日懸命に頑張っていて、日々良くなっているのを感じている。とてもポジティブだよ。
いつプレーに戻れるかという日にちは、設定しない方がいいと思っている。目標はチームメートと共に来シーズンをスタートすることだから、多分6週間以内にはチームに合流してトレーニングを始められるんじゃないかな。
これだけ多くのビッグゲームに出られずにスタンドに座っているというのは、落ち込むしフラストレーションがたまっている。チャンピオンズリーグは誰もがプレーしたいと願う舞台だ。すばらしい記憶を思い出させてくれる、特別な雰囲気がある。そこでプレーできないのはきついけど、試合を見ている時にはリバプールサポーターのように仲間を応援しているよ。
もう一度準決勝までたどり着いたというのは、懸命の努力の賜物だ。シーズン半ばで2つのカップ戦で敗退してしまったことで、チームは大きなショックを受けた。誰もがとても落胆していたけど、彼らは反撃のために良く頑張り、その努力が報われている。
僕たちはここ数年でもうチェルシーと15から20回は対戦しているから、彼らのことはすごく良く知っているし、彼らも僕たちを知っている。彼らは僕たちを打ち負かすには何をしたらいいか知っている。
モウリーニョは、僕たちにはもう一つの大会しか残されていないから、僕たちの方が本命だと言っているけど、こういう対戦でどっちが本命だとか決めようとするのはナンセンスだ。ファーストレグで失敗すれば、それが敗退に繋がるだろう。
2005年のゴールは、僕に本当に多くのすばらしい記憶を残してくれた。とても重要なゴールで、論争も巻き起こしたね。あれがラインを超えていたのは僕にははっきりと見えていて、だからあの時すぐにセレブレーションを始めたんだよ。でも終了間際の10分間はものすごくハードだった。時々僕はあの10分間のことを家で思い返して、それをもう一度見るためにテレビのスイッチを入れるんだ。だから僕はいつでもそれを思い出すよ。
あれは論争のゴールだったから、モウリーニョのフラストレーションは理解できる。ある人が何かを正しいとか間違っているとかがはっきりとわからなかったら、結論を見出すまで不満を言うのはごく普通のことだ。僕たちは、チェルシーがリベンジを企てているなんて心配はしていない。彼らは勝って決勝にたどり着きたい、それだけのシンプルなことだよ。
彼らとの過去の準決勝は、どれも僕たちが優勢だった。チームとしての自分たち、自分たちの戦術を信じていたし、強い精神力を持っていたからね。それをもう一度見せることが必要だ。
チェルシーにはプレッシャーがかかっているけど、彼らはタイトルを取ることに慣れているから、それがチェルシーの選手達の手に余ることはないと思う。
ラファはすごく賢いコーチだ。彼はすごく働き、全てのチームの表も裏も知っていて、彼らの弱点と、それをどうやったら利用できるかを完璧に知っている。ラファは試合を読むのがすごくうまく、それは僕たちの助けになる。
僕たちがファーストレグをどう戦って行くか僕は知らないけど、2005年にあそこでやったようにプレーするのは確実だと思うね。やみくもに攻撃に出ることは出来ない。それは僕たちにとって非常に危険なことになる。試合の間中ずっと手堅くまとまらなくてはならないだろう。
最初の試合から後手に回る余裕はない。大きな一勝をもぎ取れれば、セカンドレグを意味のないものにできるかもしれない。鍵になるのは、最後の数分までカップの戦いに生き残り続けることだ・・・そのやり方で、僕たちはもう一度決勝に勝ち進む素晴らしいチャンスが得られるだろう。
僕はこの対戦にいい感触を持っているよ。リバプールが再びチャンピオンズリーグで優勝することは可能だと思う。」
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ルイス・ガルシア元気そうです!順調に回復しているようで、あと6週間でチームに合流できそうというのは、うれしいニュースです。今日の試合はどこで見ていたんでしょうか?「俺がいたらなあ」と思っていたのは間違いないですね。
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