チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグを終えて、選手たちのコメントです。
-----------------------------------------------------------
●キャプテン
(タイムズ紙)「僕たちはここまで来たんだし、自分たちの望むものはわかっている。それを掴めるかどうかは僕たち自身にかかっていて、僕は自分たちはそれが必ず出来ると信じている。
すごくきつい戦いだったよ。チェルシーは強く、傑出した選手たちがいて、僕たちは前半には自分たちのプレーが出来なかった。しかしハーフタイムの後にはかなりポゼッションを取ることが出来、それは励みになったよ。
僕たちはサイドを突こうと全力を尽くした。そしてチャンスを作ろうとしたんだけど、中途半端なチャンスしか作れなかった。来週のセカンドレグには、もっと多くのチャンスが作れると確信している。
僕は今も自信を持っている。そうでなくてはならないんだ。僕たちはこの試合の前から、勝負はセカンドレグまでもつれるだろうとわかっていたし、スタンフォード・ブリッジで引き分けに出来ていれば状況はずっと良かっただろうけど、今の時点でチェルシーが優位に立っていても、まだ長い道が残っていて何も終っちゃいない。
僕たちはアンフィールドの素晴らしい夜をまた一つ作り出すことを願っている。僕たち全員が願っているよ。いい雰囲気を作り出してこの機会に名前を残すのは、監督とドレッシングルームのリーダーたちの手にかかっている。僕たち全員が、もう一度ヨーロッパの決勝に行きたいと願っている。」
●レイナ
(BBC)「後半には、彼ら(チェルシー)は疲れていたと言えるよ。僕たちは、いつもやっているのと同じようにボールを素早く動かすことが出来なかった。しかし彼らは疲れていたね。彼らは土曜にもタフな試合があるし、おそらくセカンドレグも完全にフレッシュというわけではないだろう。
僕は、セカンドレグのアンフィールドの雰囲気が、これまでで最も重要なものになてくれることを願っている。僕たちはホームでの戦いに大きな自信を持っているし、それがどれくらい僕たちにとって重要なものかをチェルシーに見せつけなくてはならない。僕たちは改善しなくてはならない。点を取りに行かなくてはならない。どういう方法になるかはわかならいけど、僕たちはゴールを奪うための解決策を見つけなくてはならない。
僕たちは今シーズンのリーグ戦で彼らを2-0で破ったんだし、もう一度それをやれる。
(タイムズ紙より)彼らは僕たちが前に出たときにすばらしいチャンスを何度か作り、カウンターアタックのうまさを見せつけた。僕たちはそれをしっかり認識して、アンフィールドでそういう状況を繰り返さないようにしっかり確かめなくてはならない。まだ何だって可能だ。
彼らに得点されたのにはがっかりしたよ。僕たちは彼らの素早いカウンターアタックをどうディフェンスで止めるかについてずいぶん話し合っていたんだけど、それでも得点されてしまった。ロングボールがドログバに当てられて彼は競り勝ち、サポートの選手たちがものすごい速さで突っ込んできて、コールは長い距離を走って来た。あれはそういう種類のゴールで、まさに僕たちが彼らに許してはいけないと話していた得点だった。」
●アロンソ(タイムズ紙)
「ペペは目覚しいセーブを何度かした。それで僕たちを留まらせてくれた。しかしペトル・ツェフも惚れ惚れするようなセーブをしたね。スティービーのシュートはゴールに吸い込まれる寸前だった。あれが結局試合を変えたよ。
彼らは非常にいい守りをし、僕たちはペナルティボックスに場所を見つけるのが難しかった。でも、僕たちはこれよりも悪い結果から復活したことがある。
セカンドレグは、僕たちのクラブにとってものすごく重要な一戦になる。2年前の状況(チェルシーをアグリゲートスコア1-0で破る)に似ているけど、あの時は第一戦は0-0とイーブンだった。今回はもっと厳しい試合になるだろう。
僕たちはアンフィールドでのヨーロッパ戦の夜がどんなに特別かを知っている。そのアドバンテージを生かせるかどうかは僕たち次第だ。」
-----------------------------------------------------------
セカンドレグを前に明日アウェイのポーツマス戦がありますが、大方の予想によると主力選手は休ませるようです。チェルシーはユナイテッドとリーグの首位争いの最中のホームの試合ですから、ある程度主力を使ってくるでしょう。しかしそれでコンディションに多少の差があるとしても、それは試合にほとんど影響しないのではないかと思います。
PR