「早い解決を」byエインセ

月曜日にエインセは移籍の件でファーガソン監督と話し合いを持ちましたが、そこでクラブを離れたいと言ったと報道されています。この問題の決着はプレミアリーグ機構の裁定に委ねられます。
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●エインセ（タイムズ紙）
「僕はトレーニングに戻ることで自分の義務を果たした。今はプロフェッショナルらしい態度を保つつもりだ。トレーニングを続けて、これからの成り行きを見守るよ。足の筋肉を痛めているんだけど、たいしたことはないから長い間戦列を離れることはないだろう。

僕はクラブでの自分の時間を、ただ待ってプレーしないで過ごしたくはない。それはクラブにとっても自分自身にとっても利益にならないと思う。僕は監督と話し合い、自分の望みは、大きなオファーがあればクラブを離れることだと伝えたよ。今はそういう大きなオファーが来ているのはリバプールからだけで、それが問題なんだ。

この夏の早い段階で僕はユナイテッドから、双方にとって良い取引があれば、僕はチームを離れられるという約束を取り付けていた。今はこの揉め事が早急に解決することだけを願っているよ。」

●Richard Scudamoreプレミアリーグ会長（SKY Sports）
「それぞれの言葉が少々行き違っています。率直に申し上げますが、通常のクラブや選手の争議は、プレミアリーグの役員会の元に提出されます。その都度、私自身ではなく別の人間が聴聞に任命されます。従って私はその件には加わらないでしょう。

移籍市場が閉まる前には、全てが解決すると思います。どのサイドも素早い解決を望んでいます。組織はそのためしっかりと運用されています。
我々はいつもこういうことをやっていますよ。選手はしばしば異議を唱えますし、もしも役員会を良く見ていただければわかるでしょうが、どんな役員会の会合でも我々は様々なクラブや選手の争議を扱っています。毎月5、6回、あるいは7、8回もこういうことをしていますよ。今回は二つの大きなクラブ間の大物選手についてのことで、注目を浴びているんです。」

●ルー・マカリ（元マンチェスター･ユナイテッド選手/SKY Sports）
「私にはこの状況は理解できないね。あの選手が何を求めているのか、私にはそれが理解できない。
彼は世界で最も大きなクラブのひとつであるマンチェスター･ユナイテッドに所属し、ファンのあこがれを受け、良い給料を支払われている。この競技でそれ以上の何を彼が欲しいのか、私にはわからないね。同じことはフランク･ランパードにも言える･･･なんで彼はチェルシーとの契約延長にサインしないんだ？
選手たちがそういう立場にいる限り、それは彼らのプレーにも影響する。コミュニティシールドがそうだった。私はランパードは標準以下のプレーだったと思ったよ。エインセは自分はリバプールでプレーしたいと公言することで、彼自身を深刻な立場に追い込んでいる。

今日彼がトレーニングでサー･アレックス･ファーガソンと会って、一体何が起こるか見ものだね。私だったらもちろんそんな部屋にはいたくはない。
エインセは自分の難しい立場を何とか上手く切り抜けることを願っているんだろうが、今日の午前に彼がするべき決断はシンプルなものだし、もしも彼がはっきりとした態度を示さなければこの問題はこじれるだろう。

私は、プレミアシップは昨シーズンと似たような結果になると思う。そして同じトップ4で終了するだろうと思うね。アーセナルとリバプールは危険な存在だと思うし、もしも彼らがシーズンのどこかの段階で連勝を重ねれば、トップ4かその当たりまでは行くだろう。しかし、マンチェスター･ユナイテッドやチェルシーに迫れるチームがあるとは思えない。
スパーズは大金を費やしたが、マーティン･ヨルにはトップ4に割って入るというプレッシャーがあるし、私はトッテナムがそうなるとは想像できない。彼らがアウェイで固く守ってトップ4に割って入るのに十分なだけのポイントが取れるとは思えないから、私は彼らをカップ戦までのチームと見ている。

マンチェスター･ユナイテッドは全ポジションにバックアップが存在する。そしてタイトルを決めるのはゴールだ。昨シーズンの彼らは、ウェイン･ルーニーとクリスティアーノ・ロナウドという、二人で46得点を稼ぐストライカーがいた。そしてさらにそこにカルロス･テベスが加わった。私は、プレミアシップは二つのチームの争いになると思う。」

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エインセの件は遠からず決着がつきそうな様子です。一時期噂に上がっていたウィガンの左サイドバック、レイトン･ベインズはエバートンへの移籍が決まりました。5年契約で、移籍金は推定600万ポンドです。レッズのアカデミー出身の選手だけに、もったいないなあと思います･･･。ただ入団に際してのコメントで本人曰く、「家族は皆エバートンファン」だそうですが。