ストーク戦後の、リエラとラファのコメントです。
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●リエラ
(Liverpool Daily Post)「フェルナンドとロビーのことは、どんな選手でも得点が入らない時期はあるんだよ。しかし彼らはすばらしい選手たちだ。唯一問題なのは、現時点では彼らのシュートが入っていないということだけだ。でもストーク戦は、フォワードにとってとても難しい試合だった。時には彼らは9人がラインに並んで守っていて、それを破るのは困難だった。
試合の前からそんな感じになるだろうということはわかっていたから、驚きはしなかった。僕たちは何度も得点を試みたけど、早い時間に得点できないとさらに難しくなるという典型的な試合の一つだった。彼らはますますボールの後ろに人数を割いて来たからね。
僕はフェルナンドとはスペイン代表のU-18、U-21、そして昨年はA代表のチームで一緒にやって来たから、彼のことは長い間知っている。僕たちはお互いのプレースタイルをとても良く知っているから、間違いなく良い連携ができる。
プレミアリーグはまだほんの序盤だ。始まったばかりで、今日よりももっと良くやれる試合はたくさんあるだろう。シーズンは長いんだし、僕たちは忍耐強くなくてはいけない。僕たちはもっと良くなると確信しているけど、一番重要なのは、自分たちがどうフィニッシュするかだ。
フィジカル的には、12月か1月の頃にはどのチームもちょっと落ちてくるかもしれない・・・1年全体を通して同じフィジカルを保つことはできない。しかし僕たちは良く進歩しているし、もっと良くなると確信しているよ。今日は僕たちは2ポイントを失ってしまい、他のチームの結果を見守ることになるけど、それで大丈夫なんだ・・僕たちが判断を下されるのは、シーズンが終った時だ。」
●ラファ
(Liverpool Daily Post)「誰でもそれぞれの意見を持っていると思います。状況を受け入れ、改善すべく努力しなくてはなりません。
ペナルティボックス内に選手全員がいるという中で、決定的なチャンスを作ることは不可能でした。しかし少なくともチャンスは作りましたし、そこまでは行っていました。トーレス、ジェラード、キーン、シャビにもうちょっと時間か正確さがあれば、今頃2つか3つのゴールのことを話していたかもしれません。しかしこういう試合は、フェルナンドやキーンの問題ではありません。周りにあれだけ多くの選手がいては、良いチャンスを掴むのは困難です。ボックスに近い位置にいるストライカーにとっては、さらに難しくなります。
フィジカル的には彼(トーレス)は改善が必要ですが、今日はフィジカルに問題はありませんでした。全ての選手、1ヵ月遅れてトーナメントから戻って来る選手には時間が必要でしょう。しかし今日はスペースがなく、彼にとっては一層難しい試合でした。相手は常に彼に圧力をかけて来ましたので、ボールをコントロールするスペースがありませんでした。終始プレッシャーにさらされていましたからね。
私たちは、自分たちがこういう試合に勝利しなくてはならないことはわかっていますし、3ポイントを獲らなくてはなりませんでした。上手く行けば、次のこういう試合では違う結果が出せるでしょう。」
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これだけ得点が決められないと、ストライカーに批判の矛先が向いてくるのもやむなし、ですね。リーグ戦5試合で5得点、うちオウンゴール2というのはいかにも得点力不足ですが、逆に考えれば、5得点2失点で順位表の2位と得失点差の3位というのもすごいことです。効率よすぎ(笑)。
ラファが言うとおり、得点力不足はストライカーだけの問題ではなく、チーム全体の問題でしょう。何より、普通現代フットボールでは強力な得点源になるはずの、セットプレーで可能性を感じないのが痛いです!あれだけコーナーを蹴って惜しいチャンスさえほとんど作れないのは、蹴る側のボールの質の問題なのか、それとも受け手の問題なのか?ボックス内の選手たちの動きが足りないと感じたのは、あまりにも密集していたせいでしょうか。ちゃんと練習やってるんだろうか、とさえ思ってしまいました・・・。
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