BBCより、CL準決勝に向けてのラファとモウリーニョ監督のコメントです。
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●モウリーニョ監督
「リベンジなどというものは、私の人生やフットボールにはない。今回の対戦は、私たちは不利な立場からスタートすると認識している。理由は単純だ。リバプールはチャンピオンズリーグしかなく、チェルシーはチャンピオンズリーグ、プレミアシップ、FAカップを戦っているからだ。さらに我々の選手はサスペンションやイエローカードを複数貰っている。リバプールは非常にクリーンな状況にあり、私は彼らは我々の先からスタートすると考えている。」
●ラファ
「私たちが勝ち始めるまでは、私たち(ラファとモウリーニョ監督)はいい友人だったんです。トップクラブの監督というのは同じですよ。彼は自分が破っているチームの監督たちとはいい関係です。そしてトップクラブの監督たちとは戦うんです。彼は既に昨日私たちとそれを始めましたよ!
監督というものは、常に自分のチームが勝つという自信を持たなくてはなりません。そしてどんな編成のリバプールのチームも、常に自信を持っているでしょう。しかし私たちは、チェルシーが非常に良いチームだとわかっています。ここ5年の彼らは大金を選手に投じ、非常にいい集団を形成しています。彼らはタフでしょうね。5年間大金を費やし、彼らは他の準決勝にも勝ち進み、複数のトロフィーを追いかけています。それが彼らの望んでいるもので、そのために準備をして来たんです。
そう、私たちにはたったひとつのトロフィーしか残されていませんが、彼らは今自分たちがやっていることを変えたくはないでしょう。
私たちはセカンドレグをアンフィールドでやれることを喜んでいます。もし私たちがスタンフォード・ブリッジで一定の結果を出せれば、おそらくアドバンテージを取れるでしょう。彼らはそれを知っています。しかし彼らがバレンシアを相手にやったようなカウンター・アタックは、彼らがアウェイの試合でどれだけ危険かを表しています。チェルシーは私たちを知っており、私たちは彼らをとても良く知っています。」
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さっそく始まりました(笑)。イングランドメディアは、これから数週間は二人の発言を盛んに取り上げるでしょう。まあここ数年の両チームの対戦を考えれば、仕方ないですね。個人的にはモウリーニョ監督のコメントを聞くのは大好きなので、この状況を楽しみたいと思っています。それにしてもバレンシア戦に勝った時の、インタビュー中のテリーへの彼の抱きつきっぷりはすごかったですね。本当におもしろい人です。
今シーズンの両チームの対戦成績はリバプールの2勝1敗です。今まではいつも不利な成績で大一番を迎えてきましたので、逆の立場だとなぜか不安になってしまうのが自分でも不思議です。
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