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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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FIFA.comより、カイトのインタビューです。
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FIFA.com:あなたから見て、予選の経過は外部の人間から見るのと同じようにスムーズに行きましたか?

Dirk Kuyt:それ以上に上手く行ったよ。予選のステージはいつでもとても困難だ。常にとても強力な国々と対戦する。僕たちは全試合に勝ったから、この結果には満足以上だよ。スコットランドやノルウェーのようなチームは強力だけど、僕たちがとても良いプレーをしたから、実際よりも簡単そうに見えたんだよ。

FIFA:ベルト・ファン・マルバイクが監督になったことは、チームが予選を順調に勝ち抜くために何かを加えましたか?

Kuyt:予選ステージに関しては、(ファン・マルバイクが加わるのに先立つ)過去数年間に渡って、とても上手く行っていた。ドイツワールドカップで予選通過したし、オーストラリアとスイス共催のEuroでもそうだった。新監督が来た時も、とても上手く行ったよ。僕たちは既にとても良いグループを形成していたと思うし、このチームを進歩させ続けてさらに良くできる、優れた監督を迎えた。

FIFA:2006年ドイツは、最終的にオランダにとっては失望の形で終わりました・・・南アフリカ2010は、オランジュ(※オランダ代表)にとってはやり残した仕事ということになるでしょうか?

Kuyt:(2006年は)僕たちはグループステージの何試合かはとても良かった。そしてそれからポルトガルと当たり、少しばかりチャンスをミスして、自分たちはもっとやれたのにと感じたよ。あのチームでプレーしていた仲間はまだ何人かいるし、さらに何人かの仲間にとっては、これがワールドカップで何かを成し遂げる最後のチャンスだ。僕は、自分たちが大勢のタレントを擁するとても優れたチームだと信じている。たとえワールドカップまであとたった6、7ヶ月でも、僕たちはこのチームでさらに進歩できるし、前回よりも良いチームになれる。

FIFA:南アフリカでどこまで行けるかに関して、チームは目標またはここまでという範囲を設けていますか?

Kuyt:最終的には全ての試合で勝利を狙い、大会の優勝を狙うよ。でも、他の国、スペインやアルゼンチン、ブラジル、フランス、イタリアのような、大きな能力を備えた国々がたくさんある。最後にトロフィーを掲げるのはすごく難しいだろうけど、僕たちは可能な限り高い位置まで到達できるように努力するつもりだ。僕たちには強い信念があり、自分たちがすばらしい選手を抱えていることは知っていても、僕たちのチームをもっとしっかりと築き上げ、この中でさらに進歩するよう努力している。僕たちがやらなくてはならないのは、一つのチームとして前進を続けること、そしてさらにお互いがもっと親しくなって、さらに強い友人同士になることだと思う。最終的には、ワールドカップではほんの小さなことが勝敗を分けると思うよ。

FIFA:過去には、オランダ代表チームは内部に何らかの問題を抱えていました。現在はチームは良いグループになっていますか?

Kuyt:今のチームはとても良いグループだと思うよ。選手たちのほとんどが、お互い一緒に長くやっている。過去のことは過去のことだと思う。この段階で僕には何の問題も見えないし、ワールドカップ中にそれ(チームの不和)が起きるとはとても思えないよ。

FIFA:クラブレベルでは、リバプールは序盤に何試合か敗戦していますが、今シーズンはどうなりつつあると感じていますか?

Kuyt:序盤は2つも敗戦して、本当にがっかりしたよ。その後は僕たちは調子を上げて連勝した。でもそれから、チェルシーとのスタンフォード・ブリッジでのアウェイ戦でまた一つ敗戦を喫した。とても難しい試合だったけど、僕はそれでもこの試合で僕たちはもっとやれたと思っている。とてもタフなリーグだし、とても長いシーズンで、リバプールにまだチャンスはある。だから僕たちは一つのチームとして挑み続け、自分たちの試合に集中し、これからの全ての試合に勝つことに集中しなくてはならない。1ヶ月か2ヶ月の間には、僕たちは優勝争いの中にいると確信している。試合はほんの小さなことで決まるだろうし、チェルシー戦で起きたのはそれだったと思う。

FIFA:リバプールが19年間リーグタイトルから遠ざかっていることは、しばしば言われます。それはアンフィールドの選手たちの気持ちに影響を及ぼしているか、それとも決意を強めていますか?

Kuyt:プレミアリーグのトロフィーを掲げることをサポーターたちがどれほど望んでいるか、それは皆がわかっている。リバプールの一選手としては、あらゆるものに勝利したいといつも思っているよ。だからシーズンが始まる時はいつでも、獲れるトロフィーは全て獲得を目指す。リーグタイトルは誰にとっても特別なトロフィーだ。サポーターにとって、チームにとって、そしてリバプールを愛する全ての人にとってね。それは良くわかるよ。

FIFA:あなたはチームに良く馴染み、とても幸せそうですね。リバプールでのピッチ内外での生活を楽しんでいますか?

Kuyt:僕はとても幸せな人間だよ。リバプールの町と、とてもすばらしい、暖かく礼儀正しいこの町の人々を愛している。僕はリバプール・フットボールクラブを愛している。毎日ここにいられる、それだけで僕は幸せ以上になれるんだ。僕はできる限り良いプレーがしたいと思うし、出来る限り長くリバプールにいたい。

FIFA:あなたはアンフィールドの観客に人気のようです。アンフィールドの空気というのは、あなたにどれほど大きなインスピレーションを与えてくれますか?

Kuyt:イングランドでプレーする、それがもうサポーターたちを見れば信じられないようなことだ。リバプールでプレーするというのは信じられないようなことだし、そのサポーターたちはさらにそれを大きくする。アンフィールドにやって来るまで、僕はあれほどすばらしいサポーターたちを見たことがなかったよ。フェイエノールトという、間違いなくオランダで最高のすばらしい観客がいる所で僕はプレーしていたけど、アンフィールドに来た時はレベルが違った。本当に僕たちを助けてくれるし、僕たちが困難な時にいても絶対に助けてくれる。だから、このサポーターたちは僕たちにとって本当に重要な存在なんだ。

FIFA:将来を長い目で見れば、ご自分がどこかのクラブでフットボールをしているかについて、何か考えを持っていますか?または、いつかオランダに帰るという気持ちはありますか?

Kuyt:僕はリバプールでの契約を延長したばかりで、それは幸せ以上だよ。僕はできる限り(リバプールで)長くやれるようにひたすら努力している。そして将来どうなるかは、その時になればわかるよ。フェイエノールトには、いつも変わらず特別な感情を抱くだろうね。あの時は、そして今も変わらず、僕にとってとても大事なクラブなんだ。でも今は僕はリバプールでとても幸せだよ。

FIFA:個人的に、あなたは短期と長期の特別な目標を何か持っていますか?

Kuyt:僕としては、全ての試合に勝ちに行くということだね。僕は勝者で、僕にとって最も大事なものは、次の試合に勝ちに行くことなんだ。とにかく何もかもに勝ちたい。僕にとっては全ての試合が等しく重要で、全ての試合で勝利を目指せば、トロフィーを勝ち取れる。それが僕にとっては全てだよ。

FIFA:あなたはこれまで様々なポジションで起用されて来ましたが、個人的にはワイドな位置と中とどちらが好きですか?

Kuyt:それは本当にどうでもいいことなんだ。僕はこれまでのキャリアの中で、いろいろなポジションでプレーして来た。僕は、自分は生来のストライカーだと思っている。どこのポジションでプレーしようと、全く何の問題もないよ。チームのために自分が重要な存在になれれば、それだけで嬉しいんだ。

FIFA:ディルク・カイト基金について教えていただけますか?あなたはそこで母国と、そして他国の恵まれない子供たちを援助する試みをしていますね。そこからはあなたは何を得、あなたにとってどんな意味を持っていますか?

Kuyt:ディルク・カイト基金というのは、僕の出身村の何人かの人たちと共に、数年前に始めたものなんだ。短期間で既にこれだけ大きな基金を設立できて、既にたくさんの良いことが出来て本当にワクワクしているよ。現時点では、僕たちは障害のある人々が様々なタイプのスポーツをプレーするのを支援している。オランダでいろんな活動を進めているんだ。こういうことに参加できて、僕は本当に嬉しく思っているよ。フットボールは僕に本当に多くのものを与えてくれて、それに何かお返しが出来るというのは嬉しいよ。

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カイトのインタビューを読むといつでも、彼の人柄の良さをしみじみと感じます。クラブでも代表でも、チームメートと上手くやって必要とされているんでしょう。すごい、とか上手い、と思わせる選手はトップレベルでは大勢いますが、ピッチの上で感動を与えてくれる選手はそれほど多くはありません。そしてカイトは間違いなく、そういう選手の一人です。リバプールに加入して4年目、彼は間違いなく成長したし、今も成長を続けています。アンフィールドとは相思相愛の仲のようですね。スタジアムのファンたちが彼をさらに走らせているのだとすれば、これは本当に嬉しいことです。
オーストラリアでの親善試合前には足首に問題を抱えていると報じられ、出場はしましたが途中交代したようですが、その後の報道がないところを見るとどうやら大丈夫そうですね。オランダ代表はミッドウィークに試合がないし、もうバベルと共にメルウッドに帰っているんでしょうか。

インターナショナルブレークでは、キャプテンはグローインに問題があって前半で交代、トーレスも試合前に内転筋に違和感、と報じられていましたが、二人とも深刻な問題ではなく、そのままチームに帯同するようです。もう消化試合なんだし、帰ってくればいいのに・・・。デルボスケ監督は「ラファから電話はもらったが、無理させないから大丈夫。しっかり面倒見てるから心配するな」と言っています。よろしく頼みます、ホント。

腰を手術してずっと戦列を離れていたアッガーは、スウェーデン戦にフル出場して勝利し、デンマークのWC出場を決めました。おめでとう!プレーを見る限りでは、全く負傷の影響は感じられませんでした。ラーションともつれて彼の上に背中から落ちた時は「ひー」と思いましたが、その後も全く普通にプレーしていたし、ズラタンにも当たり負けせず、最終ラインを統率してのアグレッシブなプレーでした。一度左サイドでばっちりズラタンに抜かれたのと、ボックスの中でボールを見失ったのはありましたが、5ヶ月ぶりの公式戦であれだけやれれば十分でしょう。試合カンを取り戻すのに、この強敵との国を挙げての大一番はとても良かったと思います。水曜は彼がベンチを希望すればオルセン監督は無理に使わないでしょうが、きっとやりたいと言うででしょうね。とにかく怪我さえしなければ、それでOKです。
彼とコンビを組んだCBキアル(ケア?)は良い選手ですね~。ファイトがあるし、何より空中戦がめっぽう強い。聞くところによると父親譲りの根っからのレッズファンだそうで、ここはWCで値段が上がる前にパレルモから強奪・・・。まあ予算に限りがあるし、CBは有望な若手がリザーブにいますから、優先順位は低いか。

アッガーと対照的に、シュクルテルはホームでの試合を落としてWC予選突破はお預けとなりました。水曜にアウェイで勝てば問題はないんですが、相手は曲者ポーランド、しかもスロバキアはシュクルテルも含めて最終ラインの4人のうち3人が累積警告で出られないという、大ピンチです。すんなり決まると思ったんだけどなあ。ハムシクをCMFに置いたのがいかがなものかと思いましたが、バイス(現地語ではウェイスでなくこう読むらしい)を左で使って攻撃的に行きたかったんでしょうか。彼も有望ないい選手ですが、シティではなかなか出番がなさそうだし、強奪・・・は無理か・・・。

それから今日は、ハンガリーのU20の試合が放送されますね!ネメトやグラクシ、シモンをTVでフルに見られるのは初めてですから、すごく楽しみです。良く勝ち上がってくれました。イタリア戦ではシモンが下がってチームが引き気味になってからはネメトは前線で一人孤立し、後半ほとんどボールを持てませんでしたが、延長の疲労困憊の時間帯に良く裏を取って走り、きっちりと2ゴールを決めました。1ゴール目は右足、2ゴール目は左足の見事な得点です。しかしイタリアは最後に8人になってもシュートまで持って行き、その気迫にはちょっとぐっと来ました。
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もし僕が女だったら…

カイトに求婚します。間違いなく。しかし、ほんとに相性いいですよね!アンフィールドとはもちろんですが、彼はレッズに来てぐっとプレーの幅が広がりました◎これもラファの見る目か!

アッガーは否応なしに期待が膨らむ…君だけが頼り…といってはなんですが、きつい試合でそれだけやれたならきっといけるはず!!

しかし、数年前に比べてトップの選手だけでなく、若手もいろんなとこで活躍するようになりましたね!まだ早いでしょうがネメトの存在にトーレスもうかうかできない…なんてなったらいんですけどね◎

Re:もし僕が女だったら…

カイトは男女問わずモテモテですね(笑)。本当に彼はプレーの幅が広がりました!決して器用な選手ではないですが、そこを真摯な姿勢でカバーしているところがいいですねえ。

アッガーは水曜に出場するでしょうか。出さないで欲しいんだけどな~。コンディション次第では、週末にスタメンもあるかもと思っています。シュクルテルも是非WC出場を決めて、11月のブレークをのんびりと迎えて欲しいもんです。

今日のネメトはちょっと残念でした。しかしシモンが良くやっていて、見ていて楽しかったです。

ありがとうございます!

ブログ見てU20の放送があると知って、速攻チャンネル申し込みました(笑)!何とかやっと映るようになりました。楽しみですね。
ハイライトしか見ていませんが、イタリアとの試合はレフェリーがMVPの活躍だったみたいですね(汗)

カイトは本当に出来た人間ですねえ。彼と我々サポーターの愛が形となって掲げられる事を祈っています。

代表戦の怪我は毎度ヒヤヒヤさせられますね。無事戻ってきてくださいよ。アッガーの活躍は本当に頼もしいですね!ダルグリッシュも期待しているようですし、本当に楽しみです。

まずは王子を強奪しましょう(笑)

Re:ありがとうございます!

おお、フジの広告をしてしまった(笑)。イタリアの試合は、出来れば11対11でやって欲しかったですね。しかしイタリアの退場判定は、どれも若干厳しいとは言え、若手の体を守るという面から考えればおおむね妥当だったと思います。むしろハンガリーの13番の退場が、帳尻合わせのようで少し気の毒でした。

>まずは王子を強奪しましょう(笑)
なるほど彼を強奪すれば、後は選手を強奪し放題っ!?シティのようにはならなくてもいいですから、せめて借金の利払いに圧迫されることなく、ほどほどに補強できつつ、スタジアムが建てられるような状況になって欲しいですね・・・。

わたしも感謝です

日本が出れないのですっかり忘れていたU20ですが慌てていま見ています。
それ以外にもいつもいつも記事の訳をありがとうございます。 
英語はわからないわけではないのですが、ぼんやりとした記事の概要しか
つかめないのでいつもとても助かっています。 

カイトは泣かせますね~。 こういう選手がいるリバプールサポもまた幸せです。
日本の選手もクリだのメッシだの言ってないで、こういう選手からこそ
学べるものが多いと思うのですが・・・ 注目しやがれ~

Re:わたしも感謝です

こちらこそコメントをいただきありがとうございます!ハンガリー戦、惜しかったですね。しかし若手には本当に良い経験になったでしょう。あと1試合見られるのもすごく楽しみです。

カイトはもっと注目されていい選手ですよね!まあ、イケメンじゃないし派手さもないし・・・でも見れば見るほど、話を聞けば聞くほど好きにならずにいられない、そういう選手です。彼のような選手がいてくれて、本当に幸せですね(しみじみ)。
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