バルサ戦に向けてクラウチとカイト、そしてバルセロナのロナウジーニョのコメントです。
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●クラウチ
(SKY Sports) 「彼らがタイトルホルダーだからと言って、この2試合に勝てるだろうと思って臨んでくることはできないよ。僕たちは、両方の試合でいい結果を出せるチャンスだと思っている。彼らは無敵ってわけじゃない。
大会で優勝するためには一番の強敵を倒さなくてはならないし、2005年にトロフィーを勝ち取ったときには、リバプールはそれをやった。彼らはユベントス、レバークーゼン、チェルシー、そしてACミランを破った。その全ての試合でリバプールは穴馬と思われていたけど、それをやってのけた。
誰もがロナウジーニョの危険性について話しているけど、僕たちは彼を必要以上に取り囲んだりはしない。彼は本調子なら世界最高の選手の一人だけど、バルサはピッチのあらゆる場所で危険な存在だ。サミュエル・エトーとリオネル・メッシが怪我から戻ってきているし、デコもいる。でも、彼らも僕たちの選手について同じ事を言って、同じように見ていて欲しいね。
僕たちにとって良い結果は、得点をあげての引き分けだ。僕たちのディフェンス陣と一瞬で相手を崩せる選手たちの力を持ってすれば、彼らを驚かすことができるという自信があるよ。
僕たちはグループをらくらくと勝ち上がってきて、ヨーロッパでいいプレーをしている。だから僕たちはこの規模の試合にも十分な自信を持っているよ。」
●カイト(SKY Sports)
「今度の試合は彼らへの挑戦だね。確かにアーセナルは最近ホームで僕たちを破ったけど、それ以前は全くホームで負けなしだった。唯一ベンフィカが僕たちをホームで破ったのは、1年以上も前のことだ。
僕たちがやらなくてはならないのは、カンプ・ノウでしっかりと良い結果を出すことだ。難しくはあるだろうけど、僕たち全員にとってこれはチャレンジだし、自分たちがどんなに強いかを皆に見せつけるチャンスでもある。得点をあげての引き分けに出来れば、セカンドレグで大きなチャンスがつかめるし、彼らは僕たちのファンの前にいることを嬉しくは思わないだろう。こういう状況での僕たちのファンはすばらしいからね。」
●ロナウジーニョ
(LFC公式HP) 「リバプールは2年前にヨーロピアンカップで優勝しているんだから、どっちに転がるかわからないってことを僕たちはわかっているよ。ベスト8に勝ち進むためには、僕たちは最高の状態で臨まなくてはならないだろうと思う。2005年のリバプールの信じられないような勝利はものすごかったし、あれだけのことをやれたんだってことを僕たちは肝に銘じておかなくちゃならない。
ミランに起こったことから僕たちは学ばないとね。リバプールが今シーズンのチャンピオンズリーグの優勝候補の一つだと認識しないのは間違いだよ。彼らが既に優勝したことがあるってだけじゃなく、もう一度同じ事ができるだけの力を持つチームだ。でも僕たちはこの大会に集中しているし、彼らに僕たちの力を見せつける義務がある。
僕たちはリバプールのことは何でも知っているよ。スティーブン・ジェラードはすごい力を持つすばらしい中盤の選手だし、シャビ・アロンソは彼を完璧に補っている。彼らはすばらしいパスレンジを持っているから、僕たちは彼らがストライカーにあんまりボールを供給できないように、十分に注意して当たる必要がある。ディルク・カイトやピーター・クラウチのような選手には要注意だ。リバプールチームの核心となっている選手のレベルはすごく高い。彼らは一瞬で僕たちを破る力を持っているから、その脅威を無視してはいけない。
真価を見せるときは近づいている。僕たちは自分たちの届く高さまで上がっていくよ。
ファーストレグに勝利することが僕たちにとって重要だ。ホームアドバンテージをしっかりとものにしていないと、アンフィールドで苦しむことになるだろう。
僕は、自分たちが両方のレグで勝てるだけの力があると思っている。自分たちに自信を持っているし、昨シーズンやったことを繰り返して、最後にはもう一度チャンピオンスリーグの優勝者になれると信じているんだ。」
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