「強奪はしません」byペレス

Guillem Balagueのオフィシャルサイトに、ペレスの移籍についてのコメントが紹介されています。
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●ペレス（Guillem Balagueオフィシャルサイト）
「私が聞いているところでは、選手（ロナウド）と彼のクラブとの間には合意があるそうだ（※ユナイテッドとの契約の中に、￡80mのバイアウト条項がある）。彼がレアル･マドリーでプレーする日が来るなら、それは我々にとって光栄なことだ。しかしもしも私が友情かロナウドを獲得するかどちらかを選ばなくてはならないとしたら、私は友情を選ぶ。それに加えて、私はクリスティアーノが6月に来るとは一言も言ったことはない。それは傲慢であり、虚偽の声明だ。クリスティアーノは、もちろん我々が興味を持っている選手だよ。彼は世界最高の選手の一人だ。

（スター選手を揃えるのは）我々が常にマドリーで使ってきたモデルだ。いわゆるギャラクティコと呼ばれた時代だけではない。我々には、ディ･ステファノ（世界のトッププレーヤー）、アマンシオ（最高のスペイン人選手）、ラウル（下部組織から来た一流選手）のような選手たちが常にいた。そしてそれは財政的にも意味をなす･･･ジダンは彼が加入することで新たな商業収入と新たな獲得をもたらし、安い取引だったよ。それは自給モデルなんだ。我々には、クラブに金を注ぎ込んでくれるような金持ちの人間はいない。

私はファーガソンとデイビット･ギル（ユナイテッドCEO）と、交渉のために話をすることになるだろう。もしも我々がミランからカカを獲得するとすれば、それでも我々がガッリアーニ（ミラン副会長）と非常に良好な関係を続けるだろうということは保証できる。もちろん、我々はここに最高の選手たちが欲しい･･･しかし、それはクラブが彼らを売りたいと思った場合だけだ。ギルや、デイビッド･デイン（アーセナル元副会長）や、ロマン･アブラモビッチに聞いてみるといい･･･私は彼らとすばらしい関係を築いている。そしてそれが続くことが、私にとって欠くことのできないものなんだ。私は、上品で紳士的であることを常に旗印にしているクラブの代表だ。

ロナウドであろうと誰であろうと、彼らのクラブが売りたいならば加入するだろう。状況を使って力づくで獲得するようなことは、我々のイメージを大きく傷つける。もしも誰かがどこかの時点でそのようなことをしたのなら、私は謝罪し、そういうことは2度と起きないと保証できる。

（「デイビッド･ベッカムを獲得するんですか？」、と聞かれた時、「絶対、絶対にない」と答えたことについて）私があの『絶対、絶対にない』という言葉を使った時には、私も、私の周辺の人間誰も、ベッカムや彼の関係者と話したことはもちろん、考慮したこともなかったんだ。ユナイテッドが彼を喜んで売却したいと思っているのを知ったのは、シーズンの終わりだった。

（もしも彼が賭け事をする人間なら、ロナウドは決してレアル･マドリーでプレーしないと言えるか？との問いに）私は賭け事をする人間ではない。しかし何が起ころうと、私はマンチェスターの人間と友人であり続けるだろう。」

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バラゲはペレスのスポークスマンなのか？というぐらい彼のコメントを取って来ますね。これはペレスのオフィスで、仕事の後に1時間ほど話した内容だそうです。記事では、もうカカの獲得は決まったかのようなことをほのめかしています。金にあかせて強奪するような印象なので、「いや、ミランが売りたがっていたんだよ」というアピールなんでしょうか。
記事によると、カカの取引が完了したら、次のターゲットがロナウド、リベリー、アロンソだそうです。「クラブが売りたくないなら買わない」という言葉をそのまま受け止めるなら、アロンソ移籍はないということになりますが･･･。