「シュクルテルがロシアに帰りたがっている」というゼニトの選手のコメントがロシアのメディアに紹介され、その内容が一部で報道されていましたが、本人が公式HPにさっそく否定のコメントを出しています。
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●シュクルテル
(公式HP)「僕はアンフィールドでとても幸せだよ。イングランドでプレーすることはずっと夢だったし、僕は世界最大のクラブの一つに在籍している。
ロシアにいる友人とは話したし、ゼニトについても言った。僕にはあそこにすばらしい友人たちがいるけど、ここにいて幸せじゃないと話したことは決してないし、この町が好きじゃないと話したことも決してない。この町が退屈だなんて言ってはいないよ。それはとにかく本当のことじゃないし、僕は繰り返して言いたい。ここでとても幸せだ。
ここは特別なクラブと町で、長い歴史を持っている。リバプールにとても歓迎されていると感じて来たよ。僕はリバプールの暮らしを楽しんでいる。ジェイミー・キャラガーのカフェ・スポーツ・イングランドには何回か行ったし、他の場所にも何回か出かけたよ。
リバプールのファンは世界最高だよ。僕が町に出かけると、彼らはいつも僕のところにやって来て僕の手を握り、早い回復を祈ってくれる。僕の願いは、できるだけ早く復帰してチームを助け、サポーターの僕への信頼に報いたい、それだけなんだ。」
●ラファ
(Liverpool Echo)「そういう類のストーリーは、インターナショナルウィーク中に出てくる傾向がありますね。私は昨日メルウッドでマルティンと話をしたんですが、彼がとても幸福で、早くプレーに復帰したがっているのは明らかでした。彼は体調を戻すために本当に懸命に頑張っていますし、リバプールにとても良くなじんでいます・・・この町とクラブの両方にね。
(国際親善試合について)私たちの選手たちがこれだけ大勢試合に出場したことは、見ていて嬉しいですね。それはリバプールがどれだけ重要なクラブかの証明です。アルベロアとリエラがプレーしたことは特にです。彼らが懸命に努力しており、優れたクラブのために優れた仕事をしているのが報われているということですからね。
願わくは、そういう選手たちがフィットしており、フルハム戦に向けて準備ができた状態で戻ってきて欲しいと思います。それが今の私たちにとって最も重要なことです。」
・・・二人が否定している大元のコメント・・・
●ゼニトのGK、カミル・チォントファルスキー
(Daily Mail)「僕はマルティンと電話でよく話をしているよ。彼は、イングランドはすごく退屈だからゼニトに戻りたいと言っている。彼はあそこで孤独を感じていて、誰も友達がいないんだ。その上、地元のパパラッチが彼を始終追いかけている。
ロシアにはそんなカメラマニアはいないし、マルティンは僕に、サンクト・ペテルブルクの暮らしの方が良かったと打ち明けたよ。でも、彼がリバプールに移籍したことを後悔しているっていう意味じゃないけどね。彼はチームの主力にあっという間に入り、ロシア・プレミアシップよりも遥かに優れたトップクラスのフットボールをプレーしている。」
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以前のボロニンの時といい、こういう時の公式HPの仕事は早いですね(笑)。ゼニトのゴールキーパーは母国が彼と同じスロバキアの人で、本当にこういうコメントを語ったのかどうかはわかりませんが、リバプールの地元ファンの反応としては「パパラッチ?そんな写真見たこともないんだけど・・・」というのが率直な感想ではないでしょうか。
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