PSV戦で先取点を決めたカイトのコメントです。
------------------------------------------
●カイト
(Liverpool Daily Post)「(CLでは27試合で10ゴール、一方プレミアリーグでは72試合15ゴールという自身の記録について)多勢の人たちがチャンピオンズリーグとプレミアリーグのゴール数について話しているけど、僕にとっては試合に勝つことだけが全てだ。
僕たちは、今シーズン本当に良いスタートを切っている。リーグでは並んでトップだし、チャンピオンズリーグでは6ポイントを獲得している。これが一番大事なことだ。
毎週毎週ゴールのことを話題にすることもできるけど、最も大事なのは試合に勝利することだよ。自分がプレミアリーグでもゴールを決めるだろうというのはわかっているけど、僕にとってはアシストでもゴールでも大きな違いはないんだ。ただ試合に勝ちたい、それだけだよ。
自分の母国のチームと対戦して得点を決めるというのは、いつだって特別だね。僕はPSVはここ数年間に渡ってオランダ最高のチームだと思っている。あのコーナーキックはちょっとラッキーだったと思うけど、ゴールを決めるのにはそれが必要な時もある。僕たちが最高の試合をしたとは思わないけど、90分間試合をコントロールした。PSVは数年前と同じチームではないけど、しっかりとしたチームだよ。僕たちはとても上手くパスを繋ぎ、試合に勝利するのに値した。
昨シーズンの僕たちは、グループ最初の3試合で1ポイントしか取れず、それでも勝ち進んだ。だから何が起きるかは決してわからない。安心はできないね。
ロビーが初ゴールを決めて、彼がどんなに嬉しいかを見られたのはすばらしかったよ。彼はそれに値する。ここ数試合、リバプールのために本当にすばらしいプレーを続けていたし、彼は間違いなく、これから僕たちのためにもっとたくさんのゴールを決めてくれるよ。
(キャプテンのゴールについて)スティーブン・ジェラードのクラブ100ゴール目を見られたのも良かったね。ミッドフィールダーでこの数字は驚異的だ。すばらしい偉業だし、すばらしいゴールだった。でも彼がこれまで得点して来たゴールを思い起こしてみれば、あれぐらい見事なゴールはものすごくたくさんある。」
------------------------------------------
彼が決めてくれたのは試合を楽にするとても重要な先取点でしたが、キーンとキャプテンの記念ゴールに隠れてすっかり影が薄くなってしまいましたね。しかし本人は全く気にしていないようです。
オランダではゴールを量産していた彼が、すっかりポジションが右サイドに定着したこともあって、その数は大幅に減っています。しかし彼のプレーの貢献度がそれを補ってあまりあるということは、みんなわかっていますからね。そして肝心の大舞台で重要なゴールを決めてくれる、とても頼りになる選手です。その上いい人だし・・・。
PR