ポーツマス戦に向けて、ラファのコメントです。
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●ラファ
(Liverpool Daily Post)「トーレスが最後にハムストリングを痛めてから、彼がまだフルフィットネスに完全に達してはいないことは、皆さんわかるでしょう。先週の彼はチェルシー戦で2ゴールを決めるだけの力がありましたが、エバートン戦では疲労が見えました。
彼はまだ十分にシャープではありません。彼がプレーすることにはリスクがあり、エバートン戦で彼を下げたのは、試合終盤に向けて彼がもう働けなかったからです。
今は、次の試合に向けて彼が準備できるかどうかを確かめなくてはなりません。大きな決断になります。
来週彼がスペイン代表でプレーすること心配しても、それには意味はありません。私たちが何を言おうと、彼が選ばれるということはわかっていますからね。スペイン代表監督は私と連絡を取り合おうとしていますが、お互いすれ違っているんです。しかし私たちは話をするでしょう。今日はスペインチームのフィットネスコーチと話をして、彼らは状況をわかっています。彼らは私たちの選手たちが現在多くの試合に加わっていることを理解しており、彼らは彼に気をつけてくれるでしょう。
現在の問題は、スペイン代表が非常に好調で、全員を集め続けたいと考えており、すばらしい雰囲気を維持し続けたいと考えていることです。それが代表監督にとって簡単ではないことを、私は理解しています。しかし彼らは私たちのシーズンのことをわかっています。
もしもフェルナンドに君には何か問題があるかと尋ねたら、彼はNOと言うでしょう。いつでも選手はそう言いますから、私たちは彼をチェックし、決断をする必要があります。選手たちはいつでも、あらゆる試合でプレーしたがっています。ですから、トーレスよりもスタッフの決断ですね。おそらく私たちは、彼自身から彼を守らなくてはならないでしょう。
バレンシアでの経験を思い起こすと、4人の選手が怪我から復帰してきたことがありました。彼ら全員が、自分は1試合やれる、問題ないと言いました。30分後には彼ら4人全員が惨たんたるものでした。そういうことをここで起こすわけには行きません。
これからインターナショナルブレークに入りますが、それはスティービーが回復するためには好材料となるでしょう。FAカップに勝ち残っていたかったとは言え、今は今シーズンにプレーする試合が減るという状況になり、それは見方を変えれば私たちの助けとなります。
スティービーはおそらく3週間の離脱となるでしょう。彼はこれからメディカルスタッフと広範囲に渡る仕事をすることになるでしょうが、他の選手よりも早い回復を見せる選手もいます。彼は比較的早く戻って来るかも知れません。
しかし私は、自分たちにはこういう問題に対処するのに十分な戦力を持っていると感じています。前線と中盤には、起用できる大勢の選手たちがいます。スティービーなしで数試合を戦わなくてはなりませんが、ロビー・キーンを売却しても私たちには複数のオプションがあります。私は現在のバベルの進歩には本当に満足しており、ディルク・カイトという、良いプレーをして全力を尽くしてくれることは保証つきの選手もいます。彼はすばらしい選手、すばらしいプロフェッショナルであり、常にポジティブです。困難な状況に対処することについては、あまり話す必要のない選手です。
もしトーレスが準備できていれば、それも一つの重要なオプションです。しかし、私たちには試合に加われる優秀な若手選手がいるということも、私は信じています。
(アロンソの、ラファとオーナーが"Tag at war(権力闘争)"していると言った発言が報道されていることについて)私たちは闘争していません。進歩しようと共に働いており、チームにとってベストのことを探しています。契約更新については話し合いを今も続けていますが、進展はまだありません。話し合いはしており、何の問題もありません。しかし私たちは異なる事柄に異なる意見を持っていますから、話し合いを続けるつもりです。
(公式HPより)シャビは足首に打撲を負っており、様子を見なくてはなりません。ルーカスも(サスペンションで)欠き、デゲンは負傷しています。
私たちには十分な戦力があります。カイト、バベル、トーレス、エンゴグ・・・私たちには前線に多様なオプションがあります。ベナユンは先日、セカンドストライカーの役割でプレーしました。彼らはポーツマス戦でプレーして勝利するための能力を持ち合わせていますし、私たちはその後の他の試合のことも考慮するつもりです。
(トニー・アダムス監督について)彼はいい仕事をしており、困難な状況の中で懸命に頑張っています。彼らは今、力のある選手を何人か獲得しました。おそらく彼らには時間が必要でしょう。
新しい監督というのは経験が必要なもので、簡単ではありません。しかし彼には監督としてのすばらしい未来があると私は思います。彼には選手として、そしてアシスタントマネージャーとしての経験があります。もっと時間が必要でしょう。今年は彼はプレッシャーにさらされていますが、それに対処できれば非常に優れた監督になるでしょう。
彼は賢く冷静です。彼と話すと、違う角度から考えようとしていることがわかります。それはポジティブなことです。」
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トーレスは先発でやれるところまで使うか、それともサブで使うか。今回のインターナショナルブレークは親善試合ですから無理な起用はないでしょうし、それから10日間空きますから、その後の試合への影響は考えなくて済みます。疲労を押しての起用で怪我をすることだけが心配ですね。バベルの調子が上がってきていますので、彼の好きなFWの位置でエンゴグと組ませてみるのも面白いかもしれません。
それから余談ではありますが、アロンソの「権力闘争」のコメントについてですが、
スペインのAS紙に2月1日に語ったインタビューを元に、なぜか今頃THE SUNがお得意の捏造をして報道したもので、原文を見る限り彼はそういう言葉は使っていません。アルテタや、アロンソがこのインタビューの中でも触れている「ぺぺの家でスペイン人選手たちが日本料理食べてるよ」というコメントが、なぜかシェフを呼んでの男の料理教室にすりかわるという楽しい捏造もあの新聞はやってくれるんですが、今回はちょっと笑えない話です。
ラファの契約更新に関しては新たな契約条項が提示され、全員がほぼ合意に達しているが、ラファはもう急いでおらず、2、3のつめきれていない事柄があるのでサインは遅れるかもしれないと
Guillem Balageは言っています。
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無題
おそらく4-4-2でしょうから、マスチェラーノと誰が組むかになると思うんですが、アロンソが無理なら若手ですかね。ただ、もしプレシとかを使ってしまったら展開力が全くになるので、かなりキツイですね。
CBにアッガーがいれば改善されると思いますが。CBはローテーションが難しいとはいえ、アッガーとシュクルテルをうまく使っていかないとアッガーが出て行ってしまいますね。
Re:無題
エンゴグ先発ですね!今日は見所満載の試合になりそうです。