「クラウチ警戒」byアルベロア

ポーツマス戦に向けて、アルベロアのコメントです。
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●アルベロア（Liverpool Echo）
「リーグタイトルのために戦うプレッシャーを感じるってことは、本当に気持ちがいいね。僕はそのためにリバプールに来たんだ。ここにいる選手全員が、このタイトルを賭けて戦い、大一番でプレーするプレッシャーを感じたいと思っている。

先週の日曜の試合は本当に重要なものだった。僕たちのベストに再び近づき、これは僕たちにタイトルレースのこれからに向けて自信を与えてくれる。僕たちは前進を続け、ハードワークを続けて進歩を目指す必要がある。試合に勝利することが全てで、それを続けられれば僕たちの自信は積み上げられ、信念に繋がるだろう。

これから長い道があるんだし、僕たちは今も戦っている。結果が望んでいたほど良くなかった時にも、僕たちは信念を失ってはいなかったと思う。自分たちはやれると信じているよ。僕たちの最近の調子はベストには達していないかもしれないけど、それでもまだトップに迫る位置にいる。首位とは2ポイント差で、まだマンチェスター･ユナイテッドとの直接対決を残しているんだから、チャンスはある。

ドレッシングルームの中の自信は高い。ファンの間にはほんのちょっとナーバスなところはあるかもしれないけど、それは当たり前のことだ。彼らは、今年の僕たちは良いチャンスをつかんでいて、マンチェスター･ユナイテッドとチェルシーとの争いだと見ている。そして僕たちがトップで終わることを切実に欲している。

それでも僕たちは、これからの試合の中や未来に起こるのかどうかわからないようなことを考えすぎたりはせず、次の試合にのみ集中しなくてはならない。今度の場合、次の試合はポーツマス戦だ。彼らを倒せば、得られるポイントはチェルシー戦を倒したのと同じ3ポイントだ。だから相手がどこであろうと、全ての試合が大事なんだ。

（チェルシー戦について）フェルナンドがああいうゴールを決めて良い試合をした、それは彼と僕たちにとって本当に重要なものだったね。僕たちがタイトルを勝ち取りたいなら、彼がゴールを決めて良いプレーをしてくれることが必要なんだ。フェルナンドとスティービー、僕たちの最高の二人の選手が本当に良いプレーをすれば、その時は僕たちにとって物事はやりやすくなる。彼らは違いを生み出す。そのことは誰もがわかっていて、彼らがそうしてくれることが僕たちには必要なんだ。だからスティービーが怪我をして、これから不在になるというのは不運だね。

（自身のハムストリングの負傷について）いい感じだし、試合でプレーするごとにちょっとずつ良くなっていると感じているよ。怪我で1ヶ月離脱するというのは難しい。再びチームのリズムに慣れなくてはならないからね。続けて4試合プレーすることは簡単ではなかったけど、今は本当にいい感じだし、もっとたくさんの試合でプレーできることを願っているよ。

アウェイのポーツマス戦は、いつでも難しい試合になる。彼らも勝たなくてはならない試合だから、今回も間違いなくそれは変わらないだろうね。ピーターが常に危険な存在であることはわかっているよ。僕たちと一緒にやっていた彼は本当に優れた選手だった。でも僕たちはアンフィールドですでに彼らと対戦し、彼を完全に抑えることが出来た。だからうまくいけば、今回も同じことが出来るだろう。」

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アルベロアもハムストリングを痛め、復帰までちょうど1ヶ月かかりました。キャプテンもそのぐらいでしょうか･･･。3月10日にはホームのマドリー戦、それからユナイテッド戦、ヴィラ戦と後半戦の一つの山がやって来ます。このあたりはぜひ万全の調子で臨んで欲しいところです。
アルベロアは今シーズンのキーマンの一人ですね。デゲンが全く計算できず、チームの右サイドは彼の肩にかかっています。クラブでの出場時間は、1ヶ月負傷離脱していながらキャラ、カイト、レイナに次ぐ長さで、いかに代わりのない存在であるかが伺えます。
11日のスペイン代表戦に、リバプールの選手は彼を含んで5人全員が選ばれました。代表ではなかなかプレーチャンスはないですが、今回はイングランドが相手なので、デルボスケ監督は空気を読んで彼にプレーチャンスをくれるかもしれません。