DICがレッズ買収に乗り出しているとさかんに報道がされていましたが、ヒックスオーナーはそれを否定するコメントを出しています。
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●ヒックスオーナー
(BBC)「私はDICからも他のどこからも、クラブを買いたいというオファーは受けていないし、ましてやそのオファーを受け入れたことはない。私にそうする意図も全くない。
この虚偽の報道の背後に誰がいるんだとしても、事実は、私と私の家族はこれまでもこれからも、クラブの共同オーナーであることに完全に専念する。私の家族の中の誰も、クラブの株を売却しようという意図も望みも示したことはない。私たちはクラブを共同オーナーであることを希望し意図しているし、積極的に、そして熱烈に、このクラブの監督、選手、ファンをこれから長年に渡ってサポートして行く。」
●オニール監督の、ヴィラオーナーであるアメリカ人ランディ・ラーナーについてのコメント
(TIMES紙)「私は、私と彼との関係が非常にプロフェッショナルであることを願っている。なんにせよ、彼の野心が変わっているとは思わない。彼は心底このクラブのことを思っている。彼は何度も試合を見に訪れているから、私は今は彼の事をさらに良く知るようになったし、彼は今も買収した時と同じように熱心だよ。彼はこのクラブに大きなプランを持っている。私は、自分がどんな位置にいるのかに真っ先に気づいた人間だよ。もし上手くやればね。私はその野心を実現する最初の人間だ。それを上手くやらなければ、結果はわかっている。
彼には、利益を得るためにクラブを売却しようという意図は全くないと思う。彼がクラブを買ったのは、その発展のためだと思うよ。」
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オーナーの不愉快なコメントの上に、さらにオニール監督のコメントまでご紹介してますます不愉快になったら申し訳ないです(汗)。というか、オーナーの「株は売らない、クラブをサポートして行く」というコメントにファンが絶望するというのが、状況の深刻を表していますね・・・(泣)。
この手の話題はあまり触れたくないしメディアの情報も二転三転、何が起こっているのやら混沌としているんですが、正しいかどうかは置いておいて、知っているなりにちょっと最近の情報を整理しておきます。
・現オーナーの買収資金の借り換えが、週明け早々にも決まりそうだとの報道
・ヒックスの広報が、株式は売らないとコメント
・DICがヒックスの株式50%を取得に乗り出しているとの報道。また、ジレット分も含めて100%を£500mで買収に乗り出すとのニュースが一斉に報じられる。
・ヒックス本人から、株式は売らないとの上記のコメント。
・タイムズ紙によると、実はDICはすでに£300mで両オーナーにオファーを出して断られており、DICの側に資産価値以上の金銭を払うつもりはない。ヒックスがこのコメントを出した意図は、とりあえず借り換えを成立させて財政状況を立て直し、クラブの資産価値を吊り上げることでは?との記事。
その他にも、内部情報としていろいろな話が取りざたされているようです。結局のところ、やっぱり何がなんだかわかりません(苦笑)。しかし、「何でこんなオーナーにクラブを売ったの?」というパリーに対する疑問はふつふつと沸いて来ます。こんなことで一喜一憂したくないですね。
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無題
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