アーセナル戦に向けて、ラファのコメントです。
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●ラファ
(公式HP)「(日曜の試合で、イングランドで今シーズン100ゴールを達成した最初のチームになったことについて・・・アーセナルは現在98ゴール)1シーズンで100ゴールを達成したのは悪くありませんね!人は時々私たちをディフェンシブだと言いますが、ということは私たちが良いディフェンスをし、なおかつ良い攻撃をしているという意味です。
アーセナルと戦う上での鍵は、一つのチームとしてディフェンスでまさにハードワークをすることになるでしょう。私たちは非常に攻撃的なチームと対戦します。その上で、勝利を掴みに行くためには、前に出る決意が必要です。
私たちには経験がありますが、彼らのチームを分析すれば、彼らにはアルムニア、フレブ、トゥレ、アデバイヨルがいます。彼らは経験を持つ選手たちです。そう、彼らのチームには若い選手たちがいますが、ピッチに出てくるチームは経験を持っているでしょう。多かれ少なかれ、どのチームも同じような状況にあると思いますよ。
彼らは非常に攻撃的にプレーします。それはサポーターたちにとって非常に魅力的ですね。それはポジティブなことですが、彼らが攻撃に攻撃を繰り返す時は、ディフェンスに問題が生じます。当たり前のことですがね。
私たちのプランは、勝利して得点を取ることです。こういうタイプの大会では、アウェイゴールを得ることは常に重要です。
(水曜の試合の良い結果とは何か、と尋ねられて)勝利すること、それ以外はありません。
(一つのチームと3連戦することについて)私たちはある程度経験を持っています。昨年はアーセナルとカップ戦で続けて対戦しましたし、過去数年間にはチェルシーとも対戦しましたからね・・・1週間の間ではないですが。
私たちは、全く異なるフットボールの試合を3つ戦うことになるだろうと思います。二つのチャンピオンズリーグの試合はホームとアウェイという違いがありますし、プレミアリーグは全く違う大会です。前回の対戦は、彼らは好調でしたが、私たちは勝てた試合でした。これは私にとって非常に重要なことです。彼らが本当に良いプレーをしていながら、私たちは本来のレベルでなくても勝つ可能性があったということですからね。
私たちはあの時いくつか問題を抱えていました。フェルナンド・トーレスはフィットしておらず、シャビ・アロンソは中足骨を痛めて負傷交代しなくてはなりませんでした。
彼(セスク・ファブレガス)が彼らのキープレーヤーであることは、誰もが知っています。アーセナルは彼が本当に若い時にサインをしましたから、彼を見出すのは難しかったでしょう、もしもマーケットにチャンスがあったら、全ての監督が彼のような能力ある選手とのサインを目指しただろうと思いますよ。
(公式HPより、トーレスについて)アーセナルは、トーレスが絶好調でゴールを続けており、彼らに問題を起こすだろうということはわかっているでしょう。フェルナンドも、私たちが良いプレーをすれば自分はゴールを決められるとわかっています。今度の試合はヨーロッパの大会ですから、彼は良いプレーをしてゴールを決めたがっています。
彼はすばらしいメンタリティの持ち主で、非常に負けず嫌いですが、トップチームと対戦する時は、集中して自分に自信を持たなくてはなりません。最高のディフェンダーと対戦するのは非常に困難なことですからね。
(プレミアリーグでスペイン以上の成績を出していることについて)スペインでは、彼は一人で前線でプレーしていました。ワイドなエリアに入って行ってボールを受けるために懸命に頑張っていましたし、ディフェンダーたちに一人で向き合っていました。
ここでは、スティーブン・ジェラード、ライアン・バベル、ディルク・カイトが彼の背後にいますから、彼はもっと高い位置でプレーできます。それが、彼がもっとゴールを決めている理由ですよ。
ハビエルはファーストレグに出場可能です。彼はこの試合でスタートから出場するでしょう。出場停止になる前は良いプレーをしていましたし、彼がアーセナル戦で私たちにとって重要な存在になることに、疑問はありません。
(アウレリオとアルベロアについて)私たちは彼らのうち一人は休ませたいと思っていましたが、今の時点で決断を公にするのは控えておきますよ。
(SKY Sportsより)ジェラードとトーレスのパートナーシップは、試合ごとに進歩しています。ピッチの上では彼らはお互いを完璧に理解していますし、彼ら二人とも賢い選手ですから、共に連携するのは簡単なことです。ピッチの外では、フェルナンドはスティーブンのスカウスアクセントにちょっと苦労しているかもしれませんがね!
ピッチの上でのフェルナンドとスティービーの相互理解は、鍵となっています。そして、それがどんなに上手く行っているかは誰もが見て取れます。
選手たちは、フェルナンドが得点してくれると信じています。常にね。彼らは、彼にボールを渡してチャンスを作れば、彼は得点するだろうという信頼を持っているんです。
スティービーは今週同じことを語っており、彼はフェルナンドに最も近い人間です。彼は間近でその能力と才能を見ることができます。
トーレスは大一番で得点をしています。ヨーロッパのインテル戦、そしてポルト戦とマルセイユ戦、さらにチェルシー戦とエバートン戦でも重要なゴールを決めています。その全てで彼は得点をしています。
彼は非常に負けず嫌いで、非常に優れたメンタリティの持ち主です。トップチームを相手にする時は、集中し自分に自信を持つことが不可欠です。
彼はこれができます。最高のディフェンダーを相手に断固とした姿勢を見せなければ、物事は非常に難しくなりますからね。しかしトーレスは決定的な場面でそれができるんです。
アーセナルはすばらしいスタイルを持っており、そのやり方でプレーして来るでしょう。しかし彼らは、トーレスがゴールを決めていること、彼が絶好調で、彼らのディフェンダーに大きな問題を起こすだろうということを知っていますよ。」
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トーレスはラファと前日会見に出席し、英語で質問に答えたそうです。これだけ目の前で監督に称賛されたらかかるプレッシャーも大きいでしょうが、それを跳ね返して得点できるメンタリティの強さが彼にあるか、それを見るのも今日の試合の楽しみです。セスクにはゴールを決めるよと宣言しているようですしね。
以前のタイムズ紙のインタビューによると、トーレスはもうスカウスアクセントをマスターしているらしいですが、そんなにキャプテンの訛はひどいのか(笑)。
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