「勝つのは義務」byトーレス

イングランド選に向けて、トーレスのコメントです。また、復帰したトーレスについてキャラが公式HPにコメントをしています。
------------------------------------
●トーレス（インディペンデント紙）
「僕は準備ができているし、ビセンテ･デルボスケがフィットしていると考えるならプレーは可能だ。チームに名前が入ったら、誰でもプレーしたいと思うよ。
シーズンの初めから1月まで、怪我のために僕は思うように続けてプレーができなかったのは明らかだ。そして今の時点で僕が一番気にしているのもそのことだよ。

相手がイングランドというのは特別だね･･･そしてヨーロピアン･チャンピオンシップで優勝をしたからには、重要以上だ。このチームは、全ての試合に勝つべき義務を負っている。相手は僕たちと同様にワールドカップ予選で無敗で、これに関してはカペッロの大きな功績だと思う。」

●キャラガー（公式HP）
「フェルナンドは俺たちのタイトル挑戦のためにものすごく大きな存在だ。今シーズンはこれだけ長く彼を欠いていて、それでも俺たちがこの位置につけているということを考えれば、それは選手たちとスタッフの手柄だよ。
彼が戻って来て、チェルシー戦ではあのすばらしい2ゴールで火を噴いたし、その後もポーツマス相手にダメージを与え、プレミアリーグの2試合で俺たちに4ポイントを余計にもたらしてくれた。彼がこの調子をシーズンのこれからに続けてくれたら、その時はどこがタイトルに近かろうと、俺たちはそこと競い合えるだろう。

今の時点では、フェルナンドはまだフィットネスが戻ってきている最中で、水曜には延長戦までプレーし、今度はスペイン代表で遠征する。だから今シーズンの彼の怪我のことについては、監督はものすごく慎重になっているよ。
彼はゴールを決めることに関しては良くやっているが、しかしまだ完全に100%じゃないんだ。そう考えると、もしも彼がこのまま試合に出てゴールを決め続ければ、俺たちは彼が完全にフィットしたこれからの数ヶ月が楽しみなことになるね。

フットボールにはほんの小さなことがあるんだ。試合を変えるような小さなことがね。エバートン戦では俺たちはほんのちょっと運が向いてなかったが、ポーツマス戦では俺たちの方に向いていた。しかしそれがフットボールさ。
次の試合までは2週間が空くから、俺たちにとってこの結果は大きかったよ。悪い結果でインターナショナルブレークに入ることになっていたら、2週間は重い気分を背負ったまま過ごすことになっていただろう。エバートン戦という俺たちとって重大な試合の後では、2日間でそれを覆すチャンスがあった。俺たちは結果を得るまで長く待ちたくはなかったし、マンチェスター･シティ戦は2週間先なんだから、この3ポイントを得られたことは悪くなかったね。」

------------------------------------
とにかくトーレスや他の選手たちも、くれぐれも怪我だけはしないで帰ってきて欲しい、望むのはそれだけです。全員親善試合ですからそれほどハードな起用はされないと思いますが、トーレスはできれば先発ではなく交代出場でお願いしたい。イングランド代表の選手たちも空気を読んで、厳しい当たりは避けて欲しいです。
このインターナショナルブレークはキャラにとってはいい休みになりますね。これまで彼は11月のリーグカップ以来全試合ほぼフル出場、プレー時間は3200分を越えてチームの中でダントツです。トーレスのフィットネスのことも心配ですが、彼のフィットネスも心配です。ここでじっくりと調整して、これから日程がきつくなる3ヶ月間、彼には頑張ってもらわねばなりません。