ポーツマス戦について、アッガーのコメントです。
------------------------------
●アッガー
(Liverpool Echo)「もしもシーズン後半の試合で全部引き分けているようなら、タイトルを勝ち取ることはないだろう。それはわかっているよ。だから、今回のような試合でリードされた状態から勝ったことは僕たちにとって大きなボーナスだ。
全ての試合が等しく3ポイントの価値があって、逆転したからって余分にポイントが取れるわけではないけど、リードされた状態から逆転できれば、それはいつでも勢いを与えてくれる。
僕たちは勝利のために懸命に頑張った。試合をひっくり返したあのやり方は僕たちがプランしていた通りではなかったけど、一番大事なのは3ポイントを獲得したことだ。だから自分たちがそれがやれたことにはとにかくほっとしたよ。
彼らが決めたゴールのあの決められ方には、どちらも僕たちは本当に落胆したよ。試合を取り戻すのは厳しい仕事だった。僕たちがやれるのは、集中を保って自分たちを信じ続けることだけだった。そしてありがたいことにゴールが決まったね。
試合の中では何度か本当に良い瞬間があった。やるべきところでグラウンダーでのパス回しができていたよ。パスを廻すのが難しいピッチではあったけど、何度か本当に良くそれが出来ていた。でも時にはもうちょっと決断して攻撃に出る必要があったね。最終的にゴールが決まるまでに、僕たちが本来なら出来るはずの数だけチャンスを作れなかったのは、たぶんそれが理由だろう。」
------------------------------
ポーツマス戦は、久しぶりにアッガーのプレーが見られたのが嬉しかったですね。彼らしさが良く出ていたと思います。
この人はよく攻撃の起点になるフィードのうまさが言われますが、個人的には彼の一番の強みは状況判断の良さではないかと思っています。守備にしろ攻撃にしろ、行くべきところ、出るべきところの判断が的確で、それをさらっとやってのける足元の技術がこの人にはあります。シュクルテルはどちらかというとファイトして積極的に当たりに行ったりボールを奪いに行って派手ですが、その分失敗すると怖い。だからそれをうまーくフォローしてくれる彼と組むと、いいコンビになると思うんですよね。これから何年もそういうコンビを見続けられるように、早く契約延長してくれ~。
PR