マルセイユ戦に向けて、、ラファとゲレツ監督、そしてマルセイユの選手たちのコメントです。
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●ラファ
(公式HP)「私たちは選手たちと話をしていますが、もちろんあの試合(ユナイテッド戦)のことは忘れ、マルセイユ戦のことを考える必要があります。今度は違う大会の違うチームとの対戦です。難しい試合になるでしょう。
当然私たちはあの勝利から自信を得ていますが、他の試合のことは考えず、今回の一戦のことだけを考えることが大事です。
マルセイユは優れたチームであり、彼らは昨シーズン対戦した時よりも強くなっていると私は考えています。人が彼らはそれほど強くないと言っているのを耳にしましたが、チームということに関しては、彼らは良くなっていると思います。彼らは良く組織され、やるべきことをわかっており、システムを変更することもできます。
私たちは自分たちが良いプレーをしていることは知っていますが、チャンピオンズリーグはまた違うものですから、成り行きを見てみなくてはなりません。
(トロフィー獲得の可能性を問われて)私たちは、マルセイユで勝利するのに十分な力を持ったチームです。他のトロフィーのことを語るのは早すぎますね。ユナイテッドを相手の勝利には喜んでおり、私たちの自信を増してくれましたが、しっかりと集中を保たなくてはなりませんし、次の試合に専念しなくてはなりません。他のことについて語るのは、これからちょっとずつ考えますよ。
(どのチームが次のラウンドに勝ち進めると思うかを聞かれて)私がアイントホーフェンにいるならPSVとリバプールだと答えるでしょうし、マドリードにいるならアトレティコとリバプールだと答えるでしょうし、ここマルセイユでは、私はマルセイユとリバプールだと言いますよ。
4つの優れたチームが入っていますから、予想するのが困難なグループです。私たちは良いパフォーマンスをする必要があるでしょうね。昨シーズンのようなスタートをして、ポジションを確保するために最後の最後まで戦い続けなくてはならないようなことはしたくありません。
昨シーズンは私たちはここで勝利を必要とし、早い時間のゴールが助けになりました。しかしそれは今度の試合には何の意味も持ちません。タフな試合になるでしょう。マルセイユは優れた選手を擁していますし、特に攻撃にはコネとニアングという選手がいます。私たちは気をつけなくてはならないでしょう。」
●ゲレツ監督
(Liverpool Daily Post)「リバプールが彼らのベストプレーヤー2人を欠いて私が嬉しいかどうかと、もしも5日前に聞かれていたら、今とは違う答えをしていただろうね。
私はプレミアリーグの、あの速さでのプレーを見るのが好きなんだ。リバプールのマンチェスター・ユナイテッドとの一戦は、見ていて本当に楽しかったよ。
リバプールはまるでデュラセルバニー(※電池メーカー、デュラセルのマスコットのうさぎ。デュラセルの電池を装着しているので非常にタフなんだそうです)のようだったよ・・・彼らがやって見せたあの努力は、世界中のほかのチームのお手本だ。彼らはねじを巻き上げたように走っていたね。
リバプールは、すばらしい監督が率いるすばらしいチームだ。私はマンチェスター・ユナイテッドが彼らのリーグタイトル記録の差を縮めて来ているのは知っているが、リバプールがプレミアリーグ優勝を果たして欲しいと本当に願っているんだ。そしてどうにかして私たちがこのグループを生き残れたら、最後は彼らとチャンピオンズリーグ決勝で戦いたいと思っているよ。
リバプールがこれ以上私を驚かすことはないね。彼らは前回の対戦で、フィジカル的、戦術的に全てをやって我々を打ち負かした。しかし我々は同じことを繰り返しはしない。今回はミスは決して犯さないつもりだ。
イングランドのチームは強力だ。残念ながら彼らが試合を支配し続けるだろう。プレミアリーグを見てみれば、ビッグクラブは二つのチームを作れるぐらいの選手を擁し、おそらくその二つともチャンピオンズリーグに参戦できるだろう。現時点で、彼らには本当にすばらしい選手たちとチームがある。
(プレミアリーグとリーグアンの)差は残念ながら広がっていると思うし、優れたフランス人選手たちは毎年国を離れてイングランドに移籍している。今の時点でどれだけ大勢のフランス人選手がイングランドでプレーし、そして良くやっているかを見てみれば、2、3年後には私たちのリーグはさらに弱体化するだろう。」
●ロリク・カナ マルセイユキャプテン
「僕たちは新しい優れた選手たちが加入してより経験を積み、全体的に見て前回よりも強くなっている。
僕たちは彼らがマンチェスター・ユナイテッドと対戦した試合を見たよ。彼らはビッグネームを擁し、すばらしい状態にある。しかし僕たちがやれるのは、100%全力を尽くすことだけだ。前回のようなホームでの敗北をまた繰り返したくはない。」
●ママドゥ・ニアング
「土曜日にボルドーで重要な試合を戦ったのは、リバプールと対戦するのに良い準備になったね。しかし尊敬を込めて言えば、リバプールはレベルが一つ違う。そして僕たちは、リバプールが僕たちをここで破った時に何があったか、忘れてはいない。あの試合では、僕たちは若く経験不足だった。
僕たちは全員が攻撃に出てスタートした。リパプールのような洗練されたチームは、僕たちを破るいい時が来るまで待つことができた。おそらく僕たちは、ああいうスタイル対処するには準備が不足していたし、本当の賢いプレーができなかったね。
それに、僕たちはリバプールがシーズンをどれだけ良いスタートを切っているか見ている。マンチェスター・ユナイテッドを相手の勝利は、彼らの好調ぶりと強さを見せつけた。
しかし、僕たちは予想される以上のものを知っているよ。イングランドのチームと対戦する時はいつでも、強力な、フィジカルな試合になるだろう。彼らには背の高い選手が大勢いて、僕たちの方のアタッカーはずっと小さい。
彼らにはとても優秀な選手たちがいる・・・ジェラード、トーレス、キャラガー、そしてマスチェラーノ、彼らは並外れた選手たちだ。そしてカイトのような、攻撃と同じくらいディフェンスもやれる選手がいるしね。新たに彼らのチームに加わったキーンも、すばらしい経験を持つ選手だ。」
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ゲレツ監督のこのコメントは誉め殺しですか(苦笑)。かえって不気味だ・・・こんなことを言いながら着々とレッズ対策を立てているんでしょう。しかし誰がピッチに出てくるかは、きっとゲレツ監督をもってしても予測不可能ですね。
公式HPによりますと、アウレリオがふくらはぎを痛め、深刻なものではないようですが、今回の遠征には帯同していません。彼のケガの多いのはどうにかならんもんか。フランスに帯同したメンバー18人は下記の通りです。
レイナ、カバリエリ、アルベロア、デゲン、キャラガー、シュクルテル、
アッガー、ドッセーナ、マスチェラーノ、アロンソ、キャプテン、
ベナユン、バベル、ルーカス、リエラ、カイト、トーレス、キーン
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