「何も言ってないが」byラファ

ユナイテッド戦後の、両監督のコメントです。
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●ラファ（SKY Sports）
「明らかに、彼（マスチェラーノ）が何かを言ったわけではありません。私は彼に近かったライアン･バベルに聞きました。彼は何も言っていません、ただ何が起こったのかと尋ねただけです。
こういうトップ4同士の大一番で、審判に尋ねただけで退場になるというのは驚きです。

私は彼に落ち着くように言おうと試みていました。彼がすばらしいプロフェッショナルであることは誰もが知っていますので、私は落胆しましたし、選手は驚いていました。その選手は、『何が起こったんだ？』と言う他は何も言っていませんでした。
私は彼と話をしましたし、彼は自分がミスをしたことを知っています。

（レイナについて）時にキーパーはミスを犯すものです。そういうことは起こるんですよ。
試合は終りました。私たちは後半の15分間彼らにプレッシャーを感じさせることができましたが、その後彼らは2点目のゴールを決めました。

（公式HPより）マスチェラーノがミスを犯したことは明らかですが、彼はレフェリーに質問をしただけです。ライアン･バベルがそこにおり、彼が尋ねているだけだったのを見ていました。おそらく、彼はあのレフェリーのことを知らないんでしょう。
レフェリーは彼に2枚目のイエローを出す判定をし、彼はそれが理解できませんでした。彼は私と同じくらい驚いていました。
私は彼にスペイン語で話すことができますので、『聞きなさい、終ったことなんだ。』と話しました。

彼は自分がミスを犯したことをわかっていますが、非常に驚かされていたんです。彼は世界中で数多くの国際戦を戦ってきた非常に優れたプロフェッショナルですし、なぜ自分が尋ねただけで退場になったかが、理解できなかったんです。
ピッチで起こることには説明するのが難しいこともありますし、おそらく今回のことはあまり話し過ぎない方がいいでしょう。

（選手たちにレフェリーの笛について話すか、と尋ねられて）過去3、4年の間、私たちはレフェリーとあまり問題を起こしたことはありません。他のチームでそういうことを見てはいますが、私たちにはありません。過去4年間で、どの試合で私たちの選手がレフェリーに向かって行ったのを見たか、言っていただけますか？私たちはレフェリーに大きな敬意を持っています。

（ミッドウィークのアシュリー･コールのことがなかったら、ベネットはマスチェラーノを退場にしようとは思わなかっただろうかと聞かれて）それはあなたが彼に聞くべきことでしょう。

私は本当に落胆しています。私たちは二つの試合を見ましたからね。一つは退場前、そしてもう一つはその後の試合です。退場前には、多かれ少なかれ私たちはOKでした。私たちはカウンターアタックを試み、コーナーもいくつか取りました。後半にはほんの少し押し込みましたが、速さと能力を持つチームが相手では厳しいですよ。
私たちの側の人々は今落胆しているでしょうし、私がその落胆している一番の人間です。しかし状況は変えられません。

私たちは二つのミスから2ゴールを許しました。ペペ･レイナは他の大勢の選手たちよりも優れた選手です。時には、届くと思ったボールがほんのわずか遅れてしまうこともあります。そういうことは起こり得るんです。

（トーレスについて）彼は肋骨と足首に打ち身を負っています。かなりの打撲と蹴りを受けましたからね。私は彼を守ろうとしていました。ドクターが検査をし、状況を見守ることになるでしょう。

この試合は終りました。これからインターナショナルブレークを経て、それからエバートンとの重要な一戦を迎えます。私は選手たちに、この試合のことはできるだけ速やかに忘れて、エバートン戦のことを考えるように言うつもりです。ライバルとの一戦に破れた時、そして自分たちが彼らに実に、実に肉薄していると分かっていて破れた時は、それを忘れるのは決して簡単ではありません。今できる唯一のことは、次の一戦を考えることです。」

●ファーガソン監督（SKY SPorts）
「本当に良いパフォーマンスだった･･･成熟したパフォーマンスだったよ。我々は、この6ヶ月間に渡ってチームが成熟を続けているのを見てきたが、今日そのピークに達したね。我々は、良いフットボールをしているリバプールという強力なチームを倒した。
彼（マスチェラーノ）は一枚カードを受けながら、レフェリーをうるさく悩ませ続けていた。我々は最近異議について話題にしており、私はあれは異議だったと思うよ。
（タイトルレースは）最後までもつれるだろう。チェルシーとアーセナルがあれだけ良くやっているからね。

（プレミア公式HPより）彼らが後半10人になったのはわかっているが、我々は試合を通してすばらしいフットボールというものをやっていたし、特に前半のパスアンドムーブは注目すべきものだった。前半に何度か1対1があり、前半の段階で3-0もあり得た。それだけのプレーを前線でやっていたよ。それから、あの退場があった。
先取点は、ブラウンの勇気あるヘディングだったね。彼は多く決めているわけじゃないんだが、あれはうまかったよ。結局、我々は試合をコントロールし、我々の方が優れたチームだった、それがまさしく鍵だった。我々は幸運も掴み始め、ロナウドはハットトリックもできたかもしれないし、ウェイン･ルーニーもハットトリックを決められたかもしれない。彼ら二人とも、ゴールキーパーとの1対1があったよ。
結局のところ、我々はもっと早い時間に試合を終らせているべきだった。2ゴール目でそうなったね。3-0はすばらしいスコアだが、我々はもっと取れたはずだ。
我々の最大のライバルを破るというのはいいもんだよ。我々は自分の仕事をして3ポイントを積み重ね、得失点差も稼いだ。」

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むうー、ファギーの勝ち誇ったコメントにはひたすら悔しいです。今頃選手たちもラファも歯軋りしていることでしょう･･･しかし！この悔しさをばねにして欲しい！！もうこうなったらCLで勝ち上がって、決勝は彼らとやって粉砕だーーー！！！
トーレスの負傷についてのラファのコメントに、にやっとさせられたのは私だけではないと思います。ひょっとしてスペイン代表辞退もあるか？ラファの多少強引な戦術的負傷だとしたら、トーレス本人が納得ずくのことならいいんですけどね。今回はアルベロアもめでたく代表初選出されました。「こんな時にインターナショナルブレークなんか！」と言いながら、それでも選手たちが選出されれば嬉しいし頑張って欲しいと思うし、落選すれば悔しい。この辺は我ながら、なんとまあ複雑なファン心理だろう、と思います（苦笑）。