ボルトン戦に向けて、ルーカスとシュクルテルのコメントです。また、負傷者についてホジソンがコメントをしています。
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●ルーカス
(公式HP)「3月には、僕の初めての息子が生まれるんだ。本当に幸せだし、生活が変化するのは間違いないね。でも僕は、その挑戦への準備ができているよ。選手みんな1人か2人赤ん坊がいるから、たくさんアドバイスをもらっているんだよ。このことに関しては僕は新米だからね!
先週末の自分のプレーぶりと、昨シーズンからの自分のプレーには満足しているよ。その間ずっと成長していると思う。やらなければならないことはただ一つ。努力して、毎日成長し続けることだ。
1年ごとに、僕は選手として成長している。最初ここに来た時は僕はまだ若手選手で、プレミアリーグがどんなにハードか、あまり良くわかっていなかった。今は完全に慣れたよ。僕はたった23歳、トレーニングで取り組まなければならないことはまだまだたくさんある。
僕はブラジル代表に戻り、レギュラーでプレーしている。そのことが僕にさらに自信を与えてくれているし、ブラジルの人たちは僕のパフォーマンスに満足しているよ。
(ブラックバーン戦後、彼はツイッターで、『今日はリバプールサポーター全員に感謝を言いたい。君たちはすばらしかった。今日のようなスピリットを僕たちが維持し続けられることを願っている。YNWA』とつぶやいた。)
ブラックバーン戦前は、僕たちには大きなプレッシャーがかかっていた。僕たちは安全な順位にいるとは言えないから、正直言って依然としてそのプレッシャーはあるよ。しかし、僕たちは自分自身を信じている。はるかに自信を増して次の試合に向かうだろうし、上手く行けば連勝できるだろう。
プレミアリーグは競争が激しい。簡単だと言える試合は、一つとしてないよ。世界で最も競争の激しいリーグだと思う。ここでやっていない選手は、どれだけフィジカルかはわからない。ここに来た時に、初めてそれがわかるんだ。プレーするのがすごく難しいリーグだよ。
でも、僕たちはボルトンへ行き、アンフィールドでやったのと同じやり方のプレーを目指さなければならない。それができれば、勝利のチャンスは間違いなく大きいだろう。彼らのプレーのやり方は、ブラックバーンにとても良く似ている・・・とてもフィジカルで、ロングボールを多用する。昨シーズンは終盤にスティービーがすばらしいゴールを決めて、僕たちが勝った・・・上手く行けば、今回も同じ結果を出せるだろう。
僕たちはトップ4とは6ポイント差だ。それは、このリーグがどれだけ競争が厳しいかを物語っている。だから、もし僕たちがこれから2、3連勝できれば、そこまで追いつける。
監督が望んでいるプレーのやり方は違うんだ。だから僕たちはそのメッセージを受け取り、彼の望むやり方でプレーをしなければならない。良いスタートができていなければ、もちろんプレッシャーは増す。でも僕たちは事態を改善するために正しい道を進んでいて、先週末にそれを証明した。」
●シュクルテル
(Liverpool Echo)「リバプールのようなチームは、とにかく勝たなければならない。ブラックバーン戦の勢いをボルトン戦に持ち込めるよう、僕は願っている。
僕たちのパフォーマンスは、今はどんどん良くなっていると思う。この数ヶ月間はクラブの周囲に(オーナーに関して)問題があったけど、その状況は終わったと僕たちは知っている。そうなると、これからは選手にかかっているということだ。僕たちはこのクラブのために、ピッチの上で懸命な努力を続けなければならない。自分たちの能力とハートを見せ、改善できるように努力を続けなければならない。
(ブラックバーン戦では)僕たちは3ポイントを切実に必要としていた。大きなプレッシャーがのしかかっていたし、誰もが僕たちがブラックバーンを破ることを期待していたからね・・・ありがたいことに、それができたよ。
ナポリでの試合は良いパフォーマンスで、僕たちは何度かチャンスを作っていた。得点はできなかったけどね。あれが小さな一歩になった。上手く行けば、そういう勢いがついてこれからはもっと良くなるだろう。リーグの順位表は見ていて楽しいものではないけど、良く見るとチームは非常に接近していて、もし僕たちが勝利を続けられれば、もっと上がって行ける。
ソトとはすごく上手くやれているよ・・・彼はすばらしい選手で、いい奴なんだ。セットプレーではとても強く、空中戦では全てに勝つね。」
●ホジソン(公式HP)「ディルク・カイトは信じられないような回復ぶりを見せている。足首の状態を考えるとあんなに回復が進むはずはないんだが、良くなっているようだ。週末に間に合うとは思っていないが、おそらく週末が過ぎれば大丈夫だろう。
グレン・ジョンソンに関しては、週末に間に合うかどうかはぎりぎりだろうね。順調に回復しているが、まだ100%ではない。
ライアンはハダーズフィールドとの親善試合でひどい打撲を受けて、あれは不運だった。選手が彼の上に倒れ込み、そのひざが彼の肋骨に入ったんだ。幸運にも、骨折もひびも入っていなかった。それは良いニュースだが、まだ打ち身は痛んでいる。問題はその痛みがどれだけ早く引き、彼が我慢できるかどうかだね。大怪我ではないが、2日ほどかかるかもしれない。
ファビオは元気だ。我々は彼にプレー時間を与えたいと思っていた。残念なことに、トラブゾンスポル戦でプレーして以来、彼は相当長い間フットボールから遠ざかっていたからね。スポーツ科学部門のチームが彼を鍛え、ナポリ戦では20分間入って良くやってくれたよ。昨日は1時間プレーし、明らかに順調に回復している。」
(その他では、ホジソンはダニエル・アッガーはフルフィットネスにはまだ幾分足りないと語った。)
「(
公式HPより、ブラックバーン戦について)我々ははるかに鋭かった。相手を押し込み、ワイドなエリアで彼らを圧倒した。ジェイミー・キャラガーは、かつてのカルロス・アウベルトのようにサイドを爆撃していたよ。
我々は相手にあまりスペースを与えず、ボールをすばやく奪い返していた。妥当なパフォーマンスだったが、それをあと29試合やらなければならない。もしそれができれば、ひどく悪いことにはならないだろう。しかし、ここで取り組むべき仕事はたくさんある・・・そのことは全員がわかっている。
我々は逆境の中で仕事をしているが、長い目で見れば、逆境の中で仕事をするのが有利に働く場合もあるんだ。別の面を見れば、そのことではるかに強いチームになり、はるかに強い人間になる。
ボルトンのアウェイ戦は簡単ではないだろうし、その後はチェルシー戦が待っている。
(
メイレレスについて)メイレレスは非常に優れた選手で、ボールを持てば優れたストライカーだ。彼のクラブ初ゴールはそう遠くないと、私は確信しているよ。我々のためにゴールを決めてくれるだろうし、このチームに違いをもたらす一流の仕事をしている。メイレレスは、これからこのクラブにもっとたくさんのものをもたらすために、必要とされるタイプの選手だよ。」
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何人かの方がご指摘の通り、ブラジル代表でのプレーがルーカスの糧になっているようですね。考えてみれば、今の代表監督のマノとは
コリンチャンスグレミオ時代に一緒にやっていたんでした。強い信頼関係があるんでしょうね。マノには彼のために長く監督を務めてもらいたいなあ。ルーカスはツイッターでこの公式HPの記事を「いい記事です」とわざわざ紹介していたので、思わず訳してみたくなりました(笑)。この他にも「ドゥンガが記事の中で僕のことを良く言ってくれた、僕たち仲良し」とつぶやいたり、彼のツイッターは地味に面白いです。必ずポルトガル語と英語で同じことを二通りつぶやく真面目さと、そこはかとなく漂う天然ぶりが魅力。良い父、良い選手にますます成長してもらいたいです。
シュクルテルは、キルギアコスとのコンビに手ごたえを感じているようですね。空中戦の極意も盗み取って来い。ジョンソンは間に合うかどうか微妙な様子なので、日曜は無理をさせず、ブラックバーン戦の良い感触を持続するためにも、全く同じメンバーで行くと予想します。爆撃機キャラ号はまたがんばって・・・カルロス・アウベルトのプレーは見たことないですが・・・。
カイトの回復ぶりは監督もドクターもびっくり(笑)。チェルシー戦に間に合いそうというのは何よりですね。アッガーについては謎のまま。病気って何か深刻な感染症にでもかかっているのでしょうか???ホジソンはせめてきちんと状態を説明してほしいです。
それから大変気の早い話ですが、移籍のうわさもちょっとだけ。
テレグラフ紙によると、先週の木曜のELリール対レフスキ・ソフィア戦をダルグリッシュが視察に行き、目的はリールの19歳のベルギー人ウィンガー、エデン・アザールだそうです。そのほかにも、デフールやアフェライに興味を持っていると書いています。記事では、NESVは若手を獲って給料を抑えるアーセナル型の運営を目指しており、現在の給料支払い高に不満を感じていて、これからその削減を目指すのではないかと書いています。
さらに、気になる人ペジェグリーニのコメント。
●ペジェグリーニ
(Click Liverpool)「うん、リバプールは私に連絡を取って来た。私がすでに知っているスペイン人選手が大勢所属するすばらしいクラブで、プレミアリーグで仕事をするのは私が考えていることだ。私にはたくさんのオファーがあったし、その中のいくつかは気に入ったよ。理想的には、12月にはクラブを見つけたいね。」
リバプールがコンタクトを取ったのは最近なのか、それとも7月の話なのかは謎。ペジェグリーニは売り込みかけてますね。こちらは全く気の早い話ではなく、12月ではちょっと遅いんじゃないかなあ。
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無題
アーセナル型ってのはかなり難しいんじゃないかなぁ。確かに経営側としては最も簡単に健全経営を行える方針だけど、現場はそれだけ優秀な若手をスカウトする能力、若手を成長させられる指導者その他もろもろ問題があると思いますけどね。
とりあえずどんな経営方針であってもリヴァプールは応援し続ける。
あと、ルーカス頑張ってくれ。初めてのユニフォームはルーカスって決めてるから、それまでは絶対にリヴァプールにいてね。
Re:無題
はじめてのユニフォームはルーカスですか!いいですね~。私も彼にはがんばってずっとレッズを支えてもらいたいです。
無題
アーセナルにしても、そりゃ黒字経営は魅力ですが、現場としてはキャンベルと再契約したりピレスを練習に参加させたりで、ベテラン不在に限界を感じているような気がします。経験値以外にもベテランの価値ってあると思うんですけどね。
でも、ジダンも認めたというエデン・アザールはちょっと楽しみです。
ルーカスもお父さんか。イメージ無いなぁ。マノと一緒にやってたのは、グレミオ時代ですね。それにしてもドゥンガと仲良しだなんて、うそばっかり。
Re:無題
私も実はアーセナルのやり方って、あんまり好きじゃないんです。彼らは株主が分散していて、資金をどんと調達するのが難しいから仕方ないところがあるのはわかるんですが。でも、FFP導入を考えると、どのチームもアーセナル・モデルに近づいていくかもしれないとは思います。
無題
移籍の話は早いとわかっているけども獲得の噂はうれしいですね。アザール、デフール、アルダの
中一人でもいいので冬にとって欲しいです。
ボルトン戦はケヴィン・デイヴィスに注意です!
そして2連勝を。頼むぜトーレス!
Re:無題
無題
エデン・アザールはいつだったかジダンがもの凄い褒めていましたね。それにしても、アザール、デフール、アフェライですか…アフェライはフリーになるから本人次第としても、あとの二人は厳しい争奪戦になりそうですね。賛否両論あると思いますが、アーセナルのようにしたいと言うのが本当なら手始めにアルダを…
それと前回言い忘れてしまったのですが、就活の件で応援していただいてありがとうございます!がんばります!
Re:無題
>エデン・アザールはいつだったかジダンがもの凄い褒めていましたね。
へえー。どんな選手か全く知らないんです。デフールはユナイテッドが濃厚そうだし、ポジション的に今必要なのかなって気はしますね。
就活の件、わざわざお礼を言っていただいてありがとうございます^^。その律儀さ、stanleyさんはルーカス似?年齢も近いですか?就活については自分自身がもっと良く考えてがんばっておけば良かったなーと今も思っているので、これからの方には本当にがんばってもらいたいです。ご武運をお祈り申し上げます!
無題
ルーカスってブラジル人なのに、人柄や性格がブラジル人っぽくないですねww。とても真面目だし、どんな批判を受けてもまっすぐ受け止めて改善しようとするし、なおかつイングランドの気候や生活、食事に不満が出ないなんてラテン系の選手にはめずらしいですよね。私は結構、人としてルーカスが好きですね。でも、もしかして妻が不満を言い始めたりしてと少しこの先不安です。マスチェみたにならいでくれ~!!
冬の移籍市場楽しみですね~、今回なんとチャリー・アダムの獲得の噂も出てたの期待です。
Re:無題
rafaさん注目のチャリー・アダム!!!その節はお世話になりましたね~。彼はまだ若いし、ハードワーカーなところがいいですね、冬の移籍はひっさしぶりに本当に楽しみです。