イングランド代表の試合を明日に控えて、ジェラードとキャラガーがコメントをしています。
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●ジェラード
(PA Sport)「国際試合でフラストレーションを感じることは、もし2、3悪い結果やパフォーマンスがあると、次のビッグゲームが巡ってくるまでものすごく長いこと待たなくてはならないってことだ。僕たちはファンのフラストレーションは理解できる。彼らは僕たちを見るためにかなりの金額を払って、僕たちが試合に勝つのを見て楽しみに来るんだからね。スペイン戦は難しい時にやられてしまったけど、僕たちはうまくやれなかったし、ガツンと批判を受ける必要がある。
僕たちがこれから向かう試合は本当に大きい。何人か負傷者はいるけど、僕たちは強いチームで彼らとの戦いに臨んで勝てるというポジティブな気持ちを持っている。
右サイドが今の僕のポジションだね。監督は僕に、僕を右サイドでプレーさせる時には、タッチライン際に張り付いてウィンガーのように相手を抜き去るプレーは期待していないと言っている。僕にはペナルティエリアに入っていく自由があり、リバプールでやっているようなプレーが出来ると言っているよ。僕にとってはそれで十分だ。
ヨーロッパチャンピオンシップの出場権を逃すなんてことは、僕は考えないようにしているよ。勝ち上がるだけを考えている。僕にはそれができるという自信がある。でも僕たちのここ数試合の結果は十分良いとは言えないから、なるべく早く勝ち始める必要があるね。」
●キャラガー
(Liverpool Echo)「(イスラエル戦は)ビッグゲームだ。抽選結果が出たとき、アウェイのイスラエル戦は絶対タフな試合になるだろうと思ったし、俺たちはグループの中でもうちょっとポイントを積み重ねたいと思っている。だからおそらく、グループリーグが始まった時よりもさらに大きな試合になるだろう。彼らは俺たちにプレッシャーをかけてくるだろうし、おまけにあそこには敵意に満ちた観客がいる。
しかし、俺たち代表の選手たちはヨーロッパでプレーしていてそういうことに慣れているし、うまく行けばヨーロッパ戦でやっているパフォーマンスを国際戦でも発揮できるだろう。
こういう試合の雰囲気にも、慌てさせられたりはしないさ。それは違う風に働く。ますます気合が入って発奮するんだよ。こういう試合でプレーできるっていうのはすごいことだ。そういう試合なんだ。ああいう雰囲気にちょっとばかりプレッシャーはかかるが、イングランド代表選手なら、そういう雰囲気の中でプレーするのを喜ぶよ。
リバプールはチャンピオンズリーグでバルセロナに行き、1点リードされた時には皆「リバプールのシーズンは終ったな」と言っていたが、俺たちはそこから取り返した。そういう試合で俺たちはプレーしたいんだ。
バルセロナには世界最高の選手たちがいる。俺たちはしっかりと準備をしたし、イスラエル戦に向けても同じだけの準備が出来ると確信しているよ。
オーウェン(ハーグリーブス)はファンタスティックな選手だ。彼はワールドカップで素晴らしかったが、ここ数ヶ月は俺たちは彼を失っていた。彼が戻ってきて、その能力を見せてくれることを願っているよ。俺たち全員が、彼が何ができるか良く知っているし、土曜日に俺たちがポイントを取れるチャンスを作ってくれるだろう。」
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考えてみれば、リバプールの代表選手は二人とも出場するとしても本来の自分のポジションとは違うところです。オーウェン・ハーグリーブスをアンカーにして、ランパードとジェラードをその前に並べるフォーメーションを試してくれないでしょうか。おもしろそうだと思うんですが。
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