イスラエル対イングランドは0-0の引き分けでした。試合後のジェラードのコメントです。
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●ジェラード
「監督は3ポイントを望んでいたし、僕たちはクリーンシートを達成したけど、ゴール前で十分に冷静になれなかった。このレベルでは、半分のチャンスで決めなくては勝てない。
まるで負けたように感じるよ。なぜ得点できなかったのかを的確に指摘するのは厳しい。僕たちのメンバーを見れば、ストライカーだけでなくミッドフィールダーでさえ、毎週毎週クラブレベルでゴールを叩き込んでいる。しかしここ4、5試合の代表戦で、僕たちはゴール前でもがき続けている。ストライカーばかりを責められないよ。前線にいる6、7人の選手が責められなくてはならない。
ピッチは見かけはすばらしかったけど、乾いた地面では早いテンポでパス回しをするのが難しかった。そういう場合には、相手チームを制圧するのが難しくなる。
クリーンシートには満足しているよ。僕たちは彼らにほとんどゴールチャンスを作らせなかったけど、相手ゴール前でもっとうまくやる必要があった。ファンは失望させられている。僕たちはそこから離れられない。それを痛みと共に受け止めて、次のアンドラ戦に自分たちを駆り立てる力にしなくてはならない。
ブーイングを聞くとフラストレーションを感じるよ。僕たちの助けにはならないけど・・・でも理解できる。
代表の中でより経験を積んでいる選手の一人として、僕はポジティブになろうとしているよ。僕はあきらめるつもりはない。僕たちが予選を勝ちぬけないだろうなんて言うのは、僕にとっては馬鹿げたことだ。僕たちにはまだ予選を勝ち抜く大きなチャンスがあるけど、もちろんそのためにはゴール前でもっと改善が必要だ。」
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ジェラードは右サイドハーフ、キャラガーは左サイドバックで先発。キャラガーは前に出て何度かゴール前に絡むプレーもあり、普段のクラブとは違うポジションでまずまずの出来でした。ジェラードはいまひとつ。しかしチーム全体の攻撃が低調でした。縦に放り込むか足元にゆっくりつなぐだけの単調な攻めでは、相手は守り易いでしょう。このパフォーマンスの低さは、一筋縄では改善しないんじゃないかという気さえしました。
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