コンフェデのUSA戦後の、トーレスとアロンソのコメントです。
-----------------------------------------
●トーレス
(公式HP)「試合に負けて、大勢の選手たちがその前の最後に負けた時のことをほとんど思い出せないというのは、正しい道を進んでいるということだよ。実際、2010年のワールドカップではなく、今これが起きた方が良かった。僕たちは一から仕切りなおして、また連勝を始めなくてはならない。もう一度35戦連続無敗をやりたいよ。そうなったらすばらしいね。ワールドカップがその中に入るんだから、特にだよ。
一番辛いのは、連勝が止まったことではなく、大きな大会の準決勝で敗退してしまったことだ。自分たちのキャリアの最初から最後まで全部の試合に勝つのは不可能だろうし、連勝もいつかは止まるんだということは、僕たちはわかっていた。ここ南アフリカでそうなるとは誰も予想していなかったけど、それが現実だ。ほとんど予想していない時に、こういうことは起きるんだよ。
最終的には、USAが前線でチャンスをものにし、深く引いてタイトに守り続け、勝利に値した。それについては彼らにおめでとうと言わなくてはならない。
今最も大事なのは、僕たちがこれまで無敗の間ずっとやって来たような、しっかりと地に足を着けたアプローチを見せ続けることだ。無敗だった間に、僕たちが相手に対して敬意を欠くような姿勢を見せたことがあるとは、誰も言えないと思う。USAの方が良いチームだった。僕たちがかけるプレッシャーに彼らは対処し、ゴールを決めたんだからね。僕たちはこの試合から何かを学び取り、進歩するために努力するつもりだ。これまでして来たのと全く同じようにね。
僕たちは、USAがエジプトと対戦した試合で、彼らが二人のストライカーを擁してどれだけ上手くやるかを見ていた。彼らが攻撃的に出ようと決断した時は、本当に危険なチームになる。僕はそれでも、自分たちは問題なくやれたと思っている。僕たちは次々とチャンスを作り、それを決められず、一方で彼らはそれをきっちりと決めた。
外部の人間にとっては記録はすばらしいものかもしれないけど、僕たちが考えている限りでは、これは終わりじゃない。それからはほど遠いよ。本当に大きな挑戦は、たった今から始まっているんだ。」
●アロンソ
(Sporting Life)「いずれは試合に負けて、連勝もストップするということは僕たちはわかっていた。1点リードされて、僕たちは試合を振り出しに戻すことに集中した。そして、僕が思うには、あらゆることをしっかりとやったよ。不運にも僕たちはゴールを決めることができず、USAに賞賛を送らなくてはならない。
簡単には行かないだろうと思っていた。連勝を続けているにも関わらず、僕たちは地にしっかりと足を着けていたよ・・・そして今は、ここで起きたことから自分たちが学べることを願っている。
(
Sport.co.ukより、大会での鳴り物ブブゼラについて)あのアフリカのトランペット?あれはひどい音を出すね。グラウンドの周りで売るのは、あまりいい考えだとは僕には思えない。FIFAに一つアドバイスするよ・・・ああいうものは禁止すべきだ。ああいう音はうるさくて、いいとは言えないよ。」
-----------------------------------------
ブブゼラは各国の選手たちやプレスにも不評で、WCでの使用を検討する話も出ていますが、南アフリカの国民は禁止に猛反発しているそうです。記事では「FIFAは断固として使用を認める方針」と書いていますが・・・。確かにうるさいですが、アジアのチームはああいう音には慣れっこなんで、日本代表は問題ないでしょう。
トーレスもアロンソも「相手を見くびっていたわけではない」と言っていますが、1点目にしろ2点目にしろミスがらみで、特に2点目はミスを連発した結果の失点でした。一人でも体を張ってあと1歩足を出していれば、防げた失点ではなかったかと思います。でもそれより何より、スペインはやっぱり1トップの方がバランスがいいんじゃないでしょうかねえ・・・これはEUROで優勝した時も、ずっと感じていたことです。
PR