Liverpool Echoより、ラファのダービーについてのコメントです。
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●ラファ
(Liverpool Echo)「3歳の娘のアガタは、『お父さんは誰?』と尋ねられると、『ラーファ、ラファーエル、ラファーエール、ベニーテーズ!』と歌うんです(笑)。私たちは彼女に正しいスペインの発音を教えているんですが、あの子はKOPで聞いているあの歌を繰り返す方が好きですね。人が彼女に、どのチームをサポートしているの、と聞いたら、彼女はきっぱりと『リバプール』と答えますよ。
(ダービーのスケジュールについて)こういう熱い重要な試合が、このようにスケジュールされているのはひどく残念です。どちらのクラブにとってもひどいことですよ。
土曜の早い時間にプレーすることは問題です。どちらのチームのサポーターにとっても、この試合はここ2週間にあった国際試合よりも大事なんです。選手がクラブを離れていては、試合に向けてしっかりと準備することはできません。選手たちが旅から疲れを回復する時間がもっとあれば、週末の試合の質も上がるんですが。
ファンタスティックな試合になるかどうかは決してわかりませんが、自分たちの最高の選手たちと練習する時間がもっとあれば、誰にとってもいいことです。
メルウッドに残っていた選手たちのみを使って試合に臨むのは簡単ですが、私たちにはあまりに多くの選手たちが離れており、彼らは皆戦っています。
しかし、水曜に90分間プレーした選手たちは、2週間プレーしなかった選手たちと同じコンディションではないでしょう。それが土曜の早い時間にキックオフの試合ならばなおさらです。11月まで、リバプールのベストの状態は見られないかもしれません。
私たちが見ているような国際試合のやり方はクレイジーですよ。自分たちは2失点までなら上出来だ、と考えているようなチームがあるんです。今は、各国代表チームも一部と二部に分けるべきです。
毎回負けている監督や選手たちの助けになりますよ。彼らは同じ位のレベルの国との試合で勝つことで、自分たちのレベルを上げることができます。目標が多くのゴールを失わないことというフットボールでは、それは望めません。それは、プロのフットボールに対する姿勢ではありません。
もしも試合に負けるだろうということをわかっていたら、ポイントは何でしょうか?おそらく選手たちはスティーブン・ジェラードと同じピッチに立つことが幸せで、勝利を望むだけのクオリティはないんです。そういうことは変える時です。
私は、ダービーに勝つということが人々にとってどんな意味があるかを知っています。世界中どこでも同じですよ。私たちは3ポイントについて話していますが、それは人々を特別に幸福にする3ポイントです。人々は大勢私の所にやって来て、『我々は勝たねばならない』と言うか、または私がどんなチームを選ぶかを尋ねます。これはそういった多くのことを含んでいる試合なんです。
全てのダービーは同じではありません。戦術も選手もそれぞれの試合で変わりますからね。今の状況では、私たちは非常にいいスタートを切ったチームと戦うことになります。彼らがこの試合に、より自信を持って来るのは間違いありません。しかし、私たちもまた、自分自身を信じています。
私たちは1週間にハードな3試合を戦いますが、私たち全員のメンタルの準備はこの試合にのみ集中させなくてはなりません。
今の時点では、この試合が最も重要なんです。」
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時々ラファは国際試合について厳しい発言をしますね。ワールドカップは半分のチームでいい、グループリーグはつまらない試合が多すぎるという趣旨の発言をしたこともありました。
確かにランキングで予選を二段階に分ければ、試合の数は減って選手もクラブも助かるでしょう。しかし、国際Aマッチで潤う各国協会は反対するでしょうね。イングランドの場合は、そもそもクラブの試合があまりに多すぎる気はしますが・・・。
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