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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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スパーズ戦後の、選手たちのコメントです。
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●アクイラーニ(ガーディアン紙)
「加入した時には足首を怪我していたから、リバプールですぐにプレーできないことはわかっていたよ。理想的には、チームが勝っていた時にプレーを開始できれば良かったね。でもそうでなく、僕がプレーできるコンディションになった時には、チームは難しい時期を経験していた。だから適応するのはずっと厳しかった。
それがフットボールで、どんな移籍でも同じリスクはつきまとう。でも、外国人選手が新しい国の新しいリーグに移って違うチームメートとやる時に、勝利しているチームの中でリバプールのキャリアをスタートしていたら、ずっとやりやすかっただろうね。しかしそうは行かなかったから、僕にはすぐに良いパフォーマンスをしなくてはならないというプレッシャーがかかっていた。でも、自分がプレーした時には、もっとやれる、もっとずっと良くやれるとわかっていたよ。
一部の人間は、僕があっという間にプレミアリーグで試合のペースに適応できると考えていたかもしれない。僕は、かつてセリエAで良いプレーをしていたすばらしい選手たちがここに来て、苦労した理由が理解できるよ。今のところは、僕は長い間フットボールから遠ざかっていて、フィットネスを回復している最中なんだ。
自分が満足できるレベルに到達するまでには、時間がかかるだろう。でもずっと先のことだとは思っていない。監督は、僕にチームのためにどういうことをして欲しいかを、細かく説明してくれている。僕を含めて全選手がフィットすれば、僕のベストと、ピッチ上の11人の選手のベストを引き出せると思う。」

●ルーカス(Daily Post)
「今は、留守を預かる選手たちが自分たちの能力を見せる時だ。リバプールが二人の選手のチームだと、僕たちはさんざん聞いて来たよ。もちろん、スティービーとフェルナンド、ヨッシとグレンの不在は痛い。彼らはすばらしい選手たちだからね。しかし、彼らはいない。だから僕たちは今の戦力でプレーをしなきゃならないんだ・・・そして、昨日の僕たちは本当に懸命なハードワークをした。

結果が出ていなければ批判されるのは当たり前だ。レディング戦での敗北は大惨事だったよ。僕たちはFAカップに勝ち残りたいと思っていたからね。
はっきりと言えば、僕は立ち止まっているわけにはいかない。前に進み続けなくてはならない。批判をいちいち聞いていたら、僕はここでプレーなんかできないだろうね。とにかく前に進み続け、懸命な努力を続けるだけだよ。僕たちが良いプレーを続ければ、批判は収まるだろう。
ここ4試合で10ポイントという成績はポジティブなものだ。今シーズンがあまり良いとは言えないのはわかっているけど、僕たちはこの勢いと姿勢をキープしなければならない。2月は僕たちにとって重大な月だ。願わくは、同じ姿勢をキープしたいね。僕たちは絶対そこに行く。トップ4を狙って戦うよ。」

●キャラガー(Liverpool Echo)
「重要な一戦だった。勝利は大きかったよ。俺たちはさんざん批判をされて来たが、自分たちがこのクラブのために変わらず一つになって戦っているんだということを、証明できたのは重要だった。団結し、俺たちが何者か、俺たちが何なのかを証明しなければならないと思っていたんだ。上手くいけば、この勝利が全員にちょっとばかり自信を与えてくれるだろう。
俺たちは今シーズンのこれまで何度かすばらしい結果を出して来たが、今回はここを足がかりにしなくてはならない。『ここが変わり目』みたいなことを繰り返し言うのには、もう飽き飽きだ。とにかくウルヴズ戦に集中し、その次の試合のことを考えるのはその後だ。

(4位争いについて)シーズンのこれからがどうなるか、他のチームがどうなるかは、誰にもわからない。ヨーロッパリーグも関係してくるかもしれない。ヨーロッパ戦に加わっていないチームもある。それが関係するかもしれないな。
昨シーズンとは全く違っている。昨年は、俺たちはタイトル争いを演じ、競争相手のチームは毎週勝ち続けていた。俺たちは、全ての試合に勝利しなくてはならなかった。今の俺たちがいる戦いでは、競争相手は毎週勝ち続けはしないだろうし、多くのポイントを落とすはずだ。過去の俺たちは、シーズン後半に強さを増した。上手くいけば、また同じようになるだろう。

(右サイドバックでのプレーについて)俺はそこでやるのが好きじゃないんだと人は言うが、俺はリバプールで、多分200か300試合はそこでやって来たんだ。嫌いってわけじゃなく、フィジカルが要求されるってことなんだ。俺はちょっと年取って、ちょっと疲れるんだよ。ハムストリングがピクピクし始めるんだ。
俺たちには何人か怪我人がいるが、何とかやりくりできるはずだ。一致団結し、クラブの順位を上げるために必要なことは何であろうとやらなきゃならない。俺が右サイドバックをやることだろうと、誰かが本来と違うポジションでやることだろうと、俺たちはやらなきゃならないんだ。」

●デゲン(Liverpool Echo)
「僕はハートを持ったフットボーラーで、プレーするために生きている。怪我をしている間ずっと、自分は復帰できると信じ続けていたよ。自分がここでプレーできるんだということを見せるために戦いたかったし、僕があきらめない選手だということを皆知っていると思う。
過去に起きたことは問題じゃない。僕は、自分が全力を尽くせるチャンスが来ることをひたすら待っていたんだ。今は、それがやれたことを願っているよ。キャラは大きな力になってくれた。ここ2試合のストーク戦とトッテナム戦では特にだった。
彼は僕に向かって叫び、どこに立つべきか、何をすべきかを言ってくれる。彼は僕たちにとって、そして僕自身にとってもとても重要な存在なんだ。後ろにそういう人間がいてくれれば、状況をより良く把握できる。そういうことは本当に大事で、僕の強い助けになる。

(トッテナムの選手たちから削られたことに)うん、ちょっとは痛いよ!しかし長くプレーから遠ざかっていたから、僕にとっては新鮮な感覚と言えるね。1年目は本当に悲しかったけど、僕は決して集中を失わなかった。とにかく努力を続け、できる時に力になりたかったんだ。
厳しいハードタックルを何度か受けたけど、僕は頑張り続けた。僕は自分がもっと良くなれることをわかっているけど、学ばなくてはならないことがいくつかあるね。チームの力になりたいなら、それはとても重要なことだ。

僕たちは大きな勇気を見せた。チームとクラブに関わる全員に、大きなプレッシャーがかかっていた。トッテナム戦では、リバプールのために戦うチームが見られたと思う・・・それはすごく重要なことだ。選手全員が、僕たちが戦っているものを理解している。僕たちはトップ4の位置を明け渡すつもりはない。毎日全力を尽くさなくてはならない。僕たちはひとつのチームとしていろいろなことを話しているよ。スピリットを持つためにはそれがどれだけ大事かを話しているんだ。

僕たちには何人か負傷者がいるけど、代わりに入る全員がチャンスを掴まなくてはならない。最終的にはそれがチームに成功をもたらすんだ。トッテナム戦では全員が、前進し、頭を上げて、自分たちがファンのために戦うんだということを彼らに見せたい、そう思っていた。
勝利は、全員にとって重要だったよ。選手、スタッフ、監督、そしてファン・・・クラブの全員にとってだ。僕たちは4位を確保できる、そう誰もが知っている。僕たち全員が良くやり、ハードワークをした。少なくともそれはやれたよ。
今シーズンの僕たちが良いプレーができていないことは、誰もが知っている。しかしチームは今はトップ4に迫り、懸命な努力をし、ファンにある程度の成功をもたらしたいと思っている。トッテナム戦での僕たちは、開始1分から闘うところを見せた。そういうプレーを続け、できる限り多くの試合に勝利することを目指すつもりだ。今は順位表の望む位置に近づきつつあり、僕たちの焦点は4位に入ることだ。前進を続け、シーズンの終わりにはトップ4に入っていなくてはならない。」

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なるほど、デゲンのプレーが良かったのは後ろにキャラがいたことが大きかったんですね。彼は「自分が学ばなくてはならないことがある」と言っていますが、そのひとつはポジショニングだと思います。彼とキャラは、ピッチに立つならぜひセットでお願いしたいところです。

アクイラーニは、本来の自分が出せていないことにまだもどかしい思いをしているようですね。プレッシャーを感じているのも当然です。しかし、彼についてもルーカスについても言えることですが、批評家やメディアがどんな風に叩こうと、ファンは彼らをしっかりと見て、良いところも悪いところも評価していると思います。ルーカスは今シーズンのスケープゴートのようにされていた感がありますが、彼がどれだけ努力して成長しているかは、レッズファンなら良くわかっているでしょう。不安定な今シーズンの中で、レイナと並んで彼が最も安定したパフォーマンスを見せています。これだけフル稼働しまくって、疲労が見えないこともすごいですね。

スパーズ戦の彼は、週末の試合と比べると守備のハードワークに比重を置いてプレーしていました。試合に応じて、相手に応じて、状況に応じて賢くプレーできるのが彼の強みです。もう少し足が速かったらなあと思うことは時々あるんですが、それはないものねだりですね。キャプテン不在の今、俺がやらねばと張り切っているようですが、そのキャプテンはスパーズ戦のプログラムの中で来週の復帰の希望を語っています。

●キャプテン(テレグラフ紙)
「来週のウルヴズ戦に復帰が間に合うことを願っている。それが僕の目標だ。負傷していてチームの力になれないというのは、いつだって悪夢だよ。」

エコー紙によれば、キャプテンは週末にもトレーニングに復帰できるかもしれないとのこと。しかし火曜のウルヴズ戦のピッチに立つのは少し早すぎ、土曜のボルトン戦あたりになるのではないか、と言っています。また、トーレスの回復具合も順調のようです。

●ラファ(Liverpool Echo)
「問題は彼のひざでしたが、今は全てが良好です。フェルナンドはドクター(クガート医師)と話をしており、彼らが予想していたよりも良好でした。
彼がフィットするまではまだ5、6週間かかりそうですが、全て順調です。彼がついでに(鼠径部の)手術をしなかった理由ですが?ドクターが必要ないと言ったからですよ。」

トーレスとジョンソンの復帰は3月か。彼らが不在の2月をどう乗り切るか、というのが今シーズンを大きく分けることになるでしょう。移籍市場クローズまであと1週間あまり、新戦力は果たして来るのか?バベルのバーミンガム行きの話が再度持ち上がったと思えば、イタリアのメディアは彼とフンテラールとの交換話があることを報じたり。一方でサンダーランドサイドは、ケンワイン・ジョーンズの移籍のうわさについて「リバプールだとどこだろうとローンでなんか出さん。ジェラードをローンで出すと言ってるようなもんで、失礼極まりない」と語っています。
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無題

デゲンのインタビュー、入団会見以外でははじめてのような気が。。。新鮮でいいですね!
気負いすぎているわけでもなく、率直かつクレバーで好感度アップです。
彼は、不運にもほんとうに難しい時間をすごしてきたと思います。サポーターは完全に用なし扱いでしたから。それでも立ち直ることができたのは、監督やチームメイトの信頼もさることながら、そうした信頼を勝ち取った彼の資質、コミュニケーション能力が大きいのかも。
つねに闘志を前面に出すキャラガーも好きですが、DFたるものcheekyを装うことのできるスマートさも必要です。アルベロアがいなくなって欠けていたものを見た気がします。いま思えば絶妙の組み合わせであった。

絶対的主砲を欠くことで逆にチーム全体のバランスやまとまりが出てくることもあるので4位狙いなら問題なく乗り切れると思います。ビッグマッチではもちろんトーレスの存在感が威力を発揮しますが、無理せず十分な状態まで回復した姿を見たいですね。

Re:無題

デゲンのコメントを読んで、私もNKさんと全く同じことを感じました。今まで腐らず、よく頑張ってくれていたんだなあと思います。そして、「デゲンはもう戦力外」と思っていた私もその一人であったことを、深ーく反省しました。「まだまだ学ばなくてはならないところがある」と彼自身が自覚しているところが、何より頼もしいし賢さを感じますね。

4位狙いについては、ヒーピア先生にお墨付きをいただきました!チームとプレミアを良く知っている彼の発言だけに、ものすごく心強く感じます。エース不在がNKさんのおっしゃるように好影響となって、チームに勢いをつけて欲しいです。そして彼らが戻ってきたあかつきには、そこにさらにプラスの効果が出ることを期待します!
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