忍者ブログ

   

FIELDS OF ANFIELD ROAD

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


イングランド代表は、現在オーストリアのイルドニングという小さな村でキャンプトレーニング中。キャラがコメントをしています。
-----------------------------------------
●キャラガー(ガーティアン紙)
「代表に復帰する決断は、あきらめるのと同じ位難しかった。しかし俺は5歳の時からフットボールを続けて来て、あと5年たったら、おそらくそれからの人生はもうボールを蹴ることはなくなるだろう。俺は復帰することでイングランドの力になっているが、それは再び最高レベルでプレーするチャンスでもある。

代表に負傷者の問題が出ていて、復帰を考える意思はあるかという打診を2、3週間前に受けた。しかし、俺は誰かのポジションを奪いたくはなかった。だがその問題は数週間経過しても改善されなかった。それで、Franco Baldiniが俺のエージェントであるStruan Marshallに電話をかけて来たんだ。彼は俺の電話を鳴らしてこう言った、「誰が私に電話してきたと思う?」彼がその答えを教えるまで俺は10人の名前を挙げ、しまいには親父の名前まで言ったよ。
衝撃だったよ。俺がこのレベルで十分やれると考えている人間がまだいる、それは励みになる。しかしその夜俺はベッドに入りながら、俺の復帰を他の選手たちはどう思うかと考えていた。あいつらはカザフスタンやウクライナへ遠征して、長い間戦って来た。俺はその仲間の中に飛び入りをしたくはなかった。しかし、負傷者がいたから俺は呼ばれたんだ。もしもそれがなかったら、監督は俺のことは決して考えなかっただろう。俺は馬鹿じゃない。俺が逆の立場だったら誰かに飛び入りして欲しくはないだろうが、しかし怪我をしていたらそうは思わなかっただろう。

もし俺が南アフリカに行くことになっても、それは今回限りだ。来シーズンには怪我の問題は解決するだろうからな。(引退するという)俺の決断は、イングランドを軽視したというよりも、リバプールの方がはるかに俺にとって重要だという意思表示だった。2007年には、二つ三ついろんなことが重なったんだよ。もし俺がイングランド代表監督だったら、多分俺よりもジョン・テリーとリオ・ファーディナンドを選んだだろう。しかし俺はこう思った、もしも彼らが出られないのなら、その時は自分が入るべきなんじゃないかと。忘れないでくれよ、あの時はリバプールはチャンピオンズリーグの決勝まで2回勝ち進んでいたんだ。今はあの時の状況とは違う。俺はそれを理解しているし、変わることも理解しているよ。

(リバプールの今シーズンの結果で、選手移籍のうわさがいろいろと出ていることについて)いたいと思う奴は戻って来るさ。そうでない奴は出て行く、それで問題ない。
世間は去っていく選手のことをいつも話題にし、こう問いかける、「これはリバプールの終焉か?」。あり得ないね。今俺たちのところにいるよりも優れた選手たちが出て行き、俺たちは彼らの代わりを獲得した。いたくないと思う選手は誰でも出て行って問題ないんだ。来シーズンは、俺たちはやってやろうと思う選手たちでスタートするさ。

(カペッロについて)彼は最高のディフェンダー2人、フランコ・バレージとパオロ・マルディーニを指導して来た。だから、これからの2、3週間のキャンプは俺にとってすばらしい勉強になるだろうし、願わくはその後の月も(23人に選ばれて)そうであって欲しいね。この監督が一流である理由は、ほとんどのことを正しくやれるからだ。学ぶべきことだよ。

もし俺が十分良くやれたら、ワールドカップに行けると思う。それを彼に見せられるかは自分次第だ。月曜のウェンブリー(メキシコ戦で出場すれば彼は35キャップ目となる)ですばらしい歓迎を受けなかったとしても、俺は文句は言えない。それは理解できる。今回は俺にとってチャンスなんだ。前回のワールドカップのことを思い出せば、俺たちはPK戦で敗れて準決勝進出を逃した・・・1990年以来の、選手たちがヒーローに戻れる場所を逃したんだ・・・しかし、ドイツでは全員を盛り上げるようなパフォーマンスは実際のところなかったよ。上手く行けば、今度の決戦は違う風になるだろう。」

----------------------------------------
代表復帰したキャラのコメントが聞きたい聞きたいと思っていたので、この記事が出て満足できました。写真のようにルーニーたちと笑っている顔を見ると、ああ、やっぱり代表復帰して良かったなあとほのぼのとした気持ちになります。嬉しかったので今回は張り切って写真をいくつか載せました。ついでに楽しそうなキャプテンも。でも、記事にも使われているこの写真 → はね、もう少し自分の見せ方を勉強した方がいいのでは?ポーズといい怖い作り笑いといい・・・でももし笑いを取ることを狙っているとしたら、それは見事な高等テクニックです。

話している内容はいつもどおり率直でぶっちゃけです。代表アシスタントから連絡が来たのは「ショックだった」と表現するぐらい予想外で、しかし自分が評価されていることに素直に飛び上がって喜び、それでも「今まで戦って出場権を手にしたやつらはどう思うかなあ」なんてベッドの中でクヨクヨ考えたり、本当に彼らしい。ウェンブリーで歓迎されないかもしれない、というのは、何でいまさら戻って来たという空気が国内にあるんでしょう。カペッロ監督がわざわざ「キャラを応援してあげてね」なんてかわいらしいコメントを出すぐらいですからね。確かに前回のユーロ予選の時は、最後の決戦クロアチア戦を前にDF陣に壊滅的と言えるほどの負傷者が出て、キャラ待望論が出たんですが、それでも彼は頑として代表入りを拒否しました。そしてイングランドは本戦出場を逃しました。ファンはそれを忘れていないんでしょう。しかし、あの時はマクラーレン監督が、彼をサードチョイスにすらしていませんでしたからね。今は監督が変わったことも、復帰の決断の大きな要因になったんだろうと思います。
記事によると、キャラはこのオフには家族と共に月曜にディズニーランド行きの予約をしていたんだそうですが、代表召集で延期ということになったそうです。息子のJames君はキャラも認めるフットボール狂ですから、がっくりしているよりも絶対喜んでいると思います。

キャラはおそらく最終23人に選ばれるでしょうが、ボーダーラインにいそうなのがバベルです。彼のコメントです。
-------------------------------------
●バベル(公式HP)
「まだ自分がメンバー入りできるかどうか確信はないけど、ワールドカップでオランダ代表でプレーすることが僕の目標だ。ワールドカップは、全てのフットボーラーにとって特別なものなんだ。2006年に代表入りした時は僕は18歳で、すばらしい経験だったよ。
僕たちは優れた選手団だと思う。全員がフィットしていればすばらしいチームになれるし、誰でも試合に出場できる。

(オランダがデンマークと同グループということについて)自分のチームメートと対戦するというのは、いつでも楽しいんだよ。本戦の前には、絶対僕たちはその話をすると思う。

僕のワールドカップでの好きな思い出は、オランダがアルゼンチンに勝った試合で、デニス・ベルカンプが終了間際に決めたゴールだよ。」

-------------------------------------
あのベルカンプのロングボールのトラップからシュートは、日本の中でも記憶している人たちは多いでしょう。バベルもぜひ、代表入りして、ああいう記憶に残るゴールを決めてもらいたいです。頑張れ!ただし日本戦以外で。

ラファがそのバベルのシーズンでの頑張りについて、そして自身のオファーのうわさについて語っています。
------------------------------------
●ラファ(Liverpool Echo)
「私たちは(バベルと)1月にミーティングを行いました。私の考えを説明し、彼は将来に関しての自分の考えを説明しました。彼をキープしたいという私の気持ちは、非常にはっきりとしていました。彼は試合の中で違いを作る能力がある選手だからです。彼は私に、試合でプレーしたい、懸命に努力したいという気持ちを話しました。そして私は、問題はない、私たち2人とも考えは同じだからと言ったんです。

彼がチャンスを得られたことは、彼にとっていいことでしたし、チームにとってもいいことでした。彼を獲得する時に、私たちは彼の家族と会い、彼らが良い人たちで、彼の活躍を願っているの知ることができました。ライアンは問題を抱えていましたが、彼は成長しており、シーズンの最後には大きな成長を見せたと思います。

タイムズ紙より、自分のうわさについて)私の将来はリバプールにあります。あと4年間の契約を残しており、成功を収めたいと思っています。オファーはどこからも受けていません。競争できるいチームを作りたいと願っています。

ロンドンにいる私の批評家たちは、私は良い監督ではない、英語のアクセントのエキスパートではないと、ここ(マドリー)と同じことを言いますね。しかし、リバプールが過去12シーズンで獲得したポイントは平均69です。クラブは非常に大きなミスを犯しました、それは、(彼の元で)4つトロフィーを獲得してスタートしたことです。そのために、人々はさらなる結果を求めました。ファーガソンはプレミアリーグを獲るまで7年かかったんです。

(トーレス移籍のうわさについて)トーレスが出て行きたいと思っている証拠は何も持っていません。今の彼は、負傷から回復してワールドカップで優勝することに専念しています。将来のことを考えられるようになるのはその後です。彼はアジアでリバプールのイメージを拡大させましたよ。女性たちを熱狂させましたからね。

(リエラについて)私が選手たちと話をしないというのは嘘です。彼はインタビューで間違いを犯しました。見た証人やビデオのようなものはありますが、いちいち数えるつもりはありません。

新会長とは、状況を明確にするために2度ミーティングを行いました。どれだけ資金があるのか、そしてそれは選手の売却に依存するのか、それを私たちは知る必要があります。」

------------------------------------
このコメントはマドリーでしたもので、彼はオフでスペインに帰っているんでしょうか。だとしたら、なかなか完全にスイッチオフというわけにいかないようで大変です。会長とのミーティングは2度行ったのに、夏の資金がいくらあるのかという肝心なところは依然として不明のようです。これでは動きようがないし、選手を売却しても資金を得られる確証がなければ、放出もしようがないですね。他のクラブは着々と動いているだろうに、また出遅れてしまうのか、困ったなー。

最初のキャラの記事で、彼はラファの残留を確信しているとも触れています。ユベントスはデルネーリさんの就任が決まりましたね。インテルとかマドリー方面のことは、いずれにせよ動くのはCL決勝が終わってからでしょう。

出て行くといううわさのある選手に関しては、キャラの言っていることはもっともだと思います。レッズで頑張りたいと思う選手がいてくれればそれでいい。数日前にマスチェラーノの「バルサに行きたかった」というコメントが大きく報じられました。私も最初は非常に動揺してこのコメントを載せようとしたんですが、出所がNOTWだったので止めました。Daily Postやエコーも取り上げたのが気にはなっているんですが、彼を信じようと思います。そして万が一本当にこのコメントをしたんだとしたら、この時期にこういうことを言うようなバカタレなら例えどんなすばらしい選手でもいらない、そう割り切っています。とにかく今は、彼にはW杯に集中して、重たいアルゼンチン代表を全力で引っ張って行ってもらいたい。

最後に、ラファがちょっと触れているリエラについて、エコー紙が彼のコメントを掲載しています。
---------------------------------------
●リエラ(Liverpool Echo)
「出て行きたい。イングランドのクラブは、スペインのクラブとは運営のされ方が違う。イングランドではクラブにマネージャーがいて、クラブの役員会は僕に何もしてくれない。クラブには、僕のために戦おうという意思はないんだ。
僕は誰とも口論をしたくはないけど、クラブが僕のために戦ってくれないのなら、彼らは僕にいて欲しくないということだ。自分が望まれていない場所にはいたくないよ。
シーズン最後の2ヶ月間、僕はプレーできなかった。今現在の僕の目的は、自分を評価してくれると感じられるクラブ、そしてトロフィーを獲得できるところに移籍したいということだ。金のことや、どこの国に行くかは気にしていない。」

---------------------------------------
彼は1人でずっと自主トレをしていたんでしょうか。最後は非常に不幸な終わり方になってしまったのが残念です。彼の望みどおりの場所が見つかって、再びフットボールを楽しめるようになって欲しいですね。
PR
COMMENT
Name
Title
Mail
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
TRACKBACK
Trackback URL:
08 2024/09 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
(05/20)
100
(04/16)
(04/15)
(03/01)
NAO
(02/28)
プロフィール
HN:
フニクラ
性別:
非公開
趣味:
サッカーを見ること。
自己紹介:
リバプールを応援しています。
ブログ内検索
携帯はこちらから
<<What's in a name?---名前に何がある?  | HOME |  「トップクラスが獲れる」byラファ>>
Copyright ©  -- FIELDS OF ANFIELD ROAD --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Photo by Melonenmann / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ