「一つのチームとして」byバベル

ヴィラ戦を終えて、選手たちのコメントです。
--------------------------------------------
●バベル（Liverpool Echo）
「自分が出場するのは、試合の2時間前に知ったんだ。あの時点でフェルナンドの欠場はチームに明らかになっていて、問題はボスが代わりに誰を起用するかだった。彼は僕を選んでくれて、すごくうれしかったよ。チームに加わって90分間プレーできたのは良かったね。

もちろん得点できたのはうれしかった。ゴールを決めるというのはいつでも最高だし、選手に自信を与えてくれるんだ。でもそれと同時に、チームにとってもとても重要なゴールだったから、すごくうれしいよ。

チームスピリットはとても良かったと思う。僕たちは一つのチームとしてピッチに上がり、一つのチームとしてピッチを降りた。早い時間のゴールが大きなインパクトを与えたね。ダビドが1点めを決めて、あれが僕たちがこの試合を掌握するきっかけになった。そして僕が2点めを決めて、さらに試合をしっかりと掌握した。

僕たちとしては、遠い先のことを考えるよりも、やってくる試合にそのつど目を向けなければならない。僕たちがとても難しい状況から始めたことは明らかだ。プレーする試合ごとに、まだまだ自分たちのプレーを改善して行かなければならない。

（レイナの100クリーンシート最速到達記録について）すばらしい偉業だよ。ペペには『おめでとう』と言うしかないね。彼は間違いなく世界最高のキーパーの1人だ。」

●エンゴグ（公式HP）
「早い時間にゴールを決めれば、その後の試合は楽になる･･･僕たちはそれをやれた。ライアンのことはうれしいし、僕も1ゴールを決めてうれしいよ。僕はしばらく得点していなかったから、1点を決められてうれしい･･･でも一番大事なことは、もちろん、チームの勝利だ。
マキシのゴールは良いカウンターアタックだったね。僕もそこに加われてうれしかったし、マキシはしっかりフィニッシュした。彼のために本当にうれしいよ。

僕たちは（リーグ順位表のことを）考える必要はない。ヴィラ戦でやったことを続けること、良い形を継続すること、僕たち全員が一つになってプレーすることだけを考えなければならない。そうすれば良い結果がついてくると思う。
トップに迫るためには連勝が必要だ。簡単なことじゃないしこれから難しい試合（土曜のアウェイのニューカッスル戦）が待っているから、勝つためには全力を尽くさなければならないね。」

●カイト（Liverpool Echo）
「ダビドとライアンは、今夜まさに僕たちのために一つステップアップしたね。フェルナンドのような選手の代役をするのは簡単なことじゃないが、ダビドとエンゴグは僕たちのために本当に良くやってくれたと思う。2人とも1ゴールずつ決めたが、それだけじゃないんだ。彼らはチームのために本当にハードワークもしてくれて、僕たちのためにボールを良くキープしていた。2人ともすばらしいパフォーマンスだった。

（レイナの100クリーンシート最速到達記録について）ぺぺのすばらしい偉業だよ。ペペは僕たちのすばらしいゴールキーパーで、今夜またそれを証明した。彼は世界最高の1人だし、僕たちは彼が記録を破ることにもう慣れて来ているよ。

（月曜は）すばらしいチームパフォーマンスだったと思う。全員が3ポイント獲得に貢献した。試合開始から本当に良いプレーができていたし、望んでいたゴールを決めた。3ゴールでクリーンシートという、僕たちにとってすばらしい夜だよ。これからは、ここから積み重ねていくことが必要だ。」

●ケリー（BBC）
「初めてボールを蹴られるようになってからずっと、僕の望みはリバプールのためにプレーしたいということだけだった。今は契約を延長して、僕は努力と成長を続けていかなければならない。このチームの中で自分の名前を売っていく、大仕事の始まりだ。

今シーズンは僕はずっとチームの中に馴染めているし、選手たちに慣れて来ている。そういう選手たちが回りにいてくれるというのはすばらしいよ。僕たちのスカッドの中にいる選手たちの能力、それが僕の成長を助けてくれて、中にいるのに最高の場所なんだ。今の僕はそれを楽しみ、フットボールを楽しんでいる。

僕は7歳の時からリバプールで暮らして、リバプールでプレーするようになりたい、そのチャンスを掴みたいと思っていた。今僕はそのチャンスを掴んでいる･･･ここで止まりたくはない。

（キャラの負傷について）この年のこの時点で、起こって欲しくなかったよ。ジェイミーは僕たちの最高のディフェンダーで、僕たちのチームを前に引っ張る人間、ピッチの上で全員に何をやるべきかを伝える人間だ。彼の不在は大きな損失になるだろう。
もしボスが4バックのどこかのポジションを僕で埋める必要があるのなら、その時は僕はそれをやりたい。チャンスが来た時にはそれを掴まなければならないけど、僕たちにはジェイミーが必要で、できるだけ早く彼に戻ってきてもらいたいと思っているよ。」

●レイナ（SKY SPORTS）
「僕はいつもそういうこと（補強の必要性）を話しているし、また同じことを言ってじれったく感じたくはない。僕たち皆が、リバプールがトップクラブの一つであることを期待している。そこまでレベルアップさせるのは監督と新オーナーの仕事だが、僕たち全員がやれるのは、フットボールをプレーし、それをできる限り良くやることだけだ。

どのチームもどこでも倒せることを僕たちは知っていて、今シーズンはそれがとても頻繁に起こっている。だから僕たちは安定したプレーをして、順位を落とさず、さらにできるだけ高い位置を目指して戦えるように、そういうバランスを見つけなければならない。
僕たちは首位（アーセナル）と10ポイント離れているが、それはある程度の差に過ぎない。アイディアを理解し、あるべき形と哲学を維持し、今はもっと自信を持ってプレーし、さらに少し上を狙わなければならない。

自分たちが見せているプレーのおかげで、僕たちは満足しているよ。前半は特に良いパフォーマンスができているし、チームはより安定し、試合開始1分からの集中力が増している。それは序盤の10試合ではチームに欠けていたものだ。今は、試合開始1分から自分たちが良くなっていると感じている。それを継続しなければならない。

バーミンガム戦を戦った時に、僕たちはこう言った･･･リーグ戦の第4節だった･･･新監督、新加入の選手たちが来て、新しい考え方になり、しばらく時間がかかるだろうと。上手く行けば僕たちはもう一度、このホームでの快勝から積み上げることができるだろう。簡単な試合は一つとしてない･･･僕たちはホームでブラックプールに敗れ、今度はブラックプールで彼らと対戦しなければならない･･･そして、このクリスマス時期が重大で、決定的であることを僕たちはわかっている。
次の4試合が終わった後で、このチームがどこを狙うか、僕たちは話し始めることができるだろう。」

--------------------------------------------
若手が活躍するっていうのはいいもんですね！バベルはもう若手とは言えない立場ですが、まだ23歳だからそう言ってもいいのかな。もうすぐ24歳の誕生日で、それを指折り数えている様子です。彼がチャンスをもらってそこで結果を出せたことは、本当に良かったです。エンゴグの方は、すでに少し貫禄さえ漂う発言。彼は今季、大きく自信をつけていますね。彼の言葉、「全員が一つになって」これです！！！

ケリーはボルトンサポーターだったと聞いたんですが、7歳にリバプールに移り住んでからは、ずっとリバプールサポーターなんですね。今季の彼は、もっともっと大きく飛躍してもらいたいです。ベンチに彼とウィルソンがいれば4バックのバックアップはどこもばっちり、そういう時が早く来て欲しいです･･･そしてやがては、この2人にアジャラも含めて、彼らがレッズのCBの壁となってもらいたい！空中戦の強さはばっちり、スピードもあり、最終ラインからのパスも出せる、いざとなればサイドだってお任せ、ああいいな～。うっとりします。その時もレイナは後ろにいてね。
レイナのコメントにはいつもキャプテンシーを感じますが、このコメントはさらにそれを感じさせて頼もしい！彼は現実をしっかり見ていますね。
カイトのコメントは、前線の2人を称賛してレイナを称賛して、さらに全員を称賛して、カイトですねえ。きっとピッチの内外で、若手たちのフォローをしているんだろうなあと思います。良い兄さん方がいてくれて、レッズの若手は幸せです。

チームパフォーマンスは確実に良くなっており、それを選手たちは実感しているようです。それをこれから安定して見せることができるか。ここからです！