「ラファにバックアップを」byキャプテン

夏の補強について、キャプテンが公式HPにコメントをしています。
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●キャプテン（公式HP）
「毎シーズン、11月か12月になった時に自分たちがまたタイトルレースから脱落したことを受け入れなくてはならない、それは年々痛みが増してくるよ。毎年繰り返されるルーティンのようだ。監督は1月の移籍市場でもっとサポートをと求め、一方で僕たちはみんな、これはその前の夏にやるべきだったんだと心の中で考えている。

今が実行する時だ。僕たちがすでに遠く離された1月ではなくね。チェルシーを見て欲しい。リーグタイトルを失った翌日に彼らが何をしたか？￡16mを使ってサイドバックを獲得した。リバプールのファンと選手たちが見たいのは、監督が望むサインをする、そういう断固とした移籍市場へのアプローチなんだ。
監督は僕たちのどこに強化が必要か知っているし、選手とファンはラファに信頼を寄せている･･･しかし彼には、彼のプランを実現するためのバックアップが必要なんだ。

夏の間中待ち続け、僕たちが必要とする選手を獲得する可能性を失ったら意味がない。そうなったら、僕たちは結局前年と同じ経験をまたすることになるだろう。これを達成する唯一の方法は、僕たちにチャンスを与えるために監督を支援することだ。選手団の能力を増すことで、チームは強くなる。

ここには大勢の優秀な選手たちがいる、それは誰が見てもわかるだろう。僕たちが2人か3人のトップクラスの選手を加えれば、タイトルからはるかに遠いとは僕は全く信じられない。チームの背骨はしっかりと固まっている。しかし、ユナイテッドやチェルシーが今年の夏も何百万ポンドも使うだろうということはわかっている。

今シーズン加入したフェルナンド･トーレスが、チームにどれほどの力をもたらしたかは明白だ。彼は大きな違いを生み出したよ。僕たちがサインする全ての選手にあれだけの金を使うべきだとは誰も言わないけど、タイトルに真剣にチャレンジしようと思うなら、それだけの実績ある選手を連れてこなくてはならない。

僕は一選手としてだけ話したり考えたりしているわけじゃなく、 ファンとして話している。これは僕一人だけが感じていることじゃなく、ファン、選手、クラブを愛するみんなが感じていることなんだ。僕たちのサポーターは、今まで僕たちがやってきたよりももっと多くのチャレンジに値する存在だ･･･しかし彼らは、僕たちが現実的に競い合えるチャンスなんだと感じることも必要としている。
僕たち全員と同じように、彼らはこの夏にクラブに何が起こるかを、とても注意深く見守っているだろう。毎日新聞を読んで何が起こっているかを探し、将来に向けてポジティブなものを感じたいと強く願っている。

僕はいつも、夏は本当に重要な期間だと思っているよ。全てのプランが実践される時だからね。リーグタイトルはピッチ上での一週間一週間だけで決まるんじゃなく、それに先立っての監督のプランと、イングランドとヨーロッパのフットボールで要求されるものに答えるだけの選手層の組み立てで決まるんだ。また落胆するシーズンを送るのを防ぐために、これからの数週間に僕たちは持てる全ての力を注がなくてはならない。

僕はリバプールで、一つを除いてメジャーなタイトルを全て獲得した。リーグタイトルを獲れないことだけじゃなく、そこに迫ることができない、それはだんだん痛みを増して来ている。
ぎりぎりのところでタイトルを逃したら辛いだろうけど、僕たちはここのところ3月か4月まで戦いに加わっていたことさえない。それは僕たちがアンフィールで何にも増して求めていることだ。しかし、全員が一つになって同じゴールを目指して努力してのみ、それは達成できるだろう。

僕は先週のユナイテッドを見たよ。そして一人のリバプールファンとして、彼らが再びリーグタイトルを獲得するのを見て打ちのめされた。彼らはそれに値するチームだったし、僕は彼らの成果に最大級の敬意を払うよ。しかし、来シーズンは彼らからそれを奪うために、僕たちはやれることは全てやらなくてはならないんだ。」

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まさにファンが思っていることを全て、キャプテンは代弁してくれています。ここまで厳しい口調で語るというのは、それだけの危機感の表れでしょうか。オーナーの金がない発言が出たばかりですからね。チェルシーは早々に、ポルトガル代表のジョゼ・ボシングワ獲得を決めています。下にご紹介したプラティニ会長のプランがもし実現したら、無限のポケットを持つ無借金経営のチェルシーが移籍市場をぶっちぎることになるんでしょうか（汗）。