「ボルトンにいたことは誇り」byサミー･リー

ボルトン戦に向けて、サミー･リーのコメントです。
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●サミー･リー（Liverpool Daily Post）
「昨シーズンから、我々はそのプレーのやり方でものすごく大きな進歩をして来た。ポイント数がその進歩を証明している。
人々はさらに多くを要求し期待している。そして彼らはそれを欲しがる資格があるよ。人々が常に我々からもっと多くを求める、それはリバプールが受けている尊敬の現われなんだ。我々はさらに、さらに強さを増している。

私やマウリシオ･ペジェグリーノのような人間は、タイトルを勝ち取った経験を持っている。我々が伝えることの出来るあらゆる経験を役立てるつもりだ。しかし、選手たちは自分たちが何をしなくてはならないかをわかっているよ。自分たちがやるべき仕事をわかっている、そういう選手たちに我々は全幅の信頼を置いている。

さらに重要なのは、彼らが自分たちのために何をしたいかわかっていることだ。やらなくてはならないことをね。我々は首位であり、重要なのは首位に留まることだ。首位から大きく引き離されていた昨シーズンよりも、今シーズンの方がはるかにいい。シーズンの初めにこの位置はどうかと言われれば、私は賛成していたね。

（アーセナル戦でのアデバヨルの発言について）我々は、他の人間のいっていることには興味はない。自分たちのことだけだ。彼らは言いたいことを言える、それは彼らの意見だが、我々はそこに巻き込まれるつもりはないよ。自分たちがやらなくてはならないことはわかっているし、他の人間が考えたり言ったりしていることではなく、自分たちの仕事に集中しなくてはならないんだ。

ボルトンは厳しいチャレンジを仕掛けてくるだろう。過去数年間に渡って彼らは破るのが非常に厳しいチームで、それは何も変わってない。
私はあそこに（監督として）在籍していたから、クラブとボルトンの全てに対して非常に大きな尊敬の念を持っているよ。ボルトンの監督であったことは幸せだったし誇りだった。そしてその誇りと名誉の気持ちは、そこで私がうまく行かなかったことの落胆の気持ちを補って余りあるものだった。

ファンは極めてすばらしく、彼らは私に本当に良くしてくれたし、さらに重要なのは、選手たちもだったことだよ。私個人的にはうまく行かなかったが、悪感情は何も持っていない。彼らの監督であったことを誇りに思っている。すばらしい名誉だった。うまく行かなかった、それだけだよ。
今は私は、リバプールでの自分の仕事にだけ集中している。プレミアリーグ一とは言わないまでも、とても優秀な監督のアシスタントとして復帰したことを、非常に嬉しく思っているよ。

我々は一つのクラブとして常に進歩を目指しており、それは変わらない目標だ。ビル･シャンクリーの時代から今に至るまで、クラブはその目標の上に築き上げられて来た。それがこのクラブの基礎であり、我々が何かを勝ち取った時、そうでない時も、さらに進歩することを常に目指して進んで行くだろう。」

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リバプールの黄金時代に在籍していた人だけあって、彼のコメントにはいつもクラブへの誇りと自負の気持ちがあふれています。それはきっと選手たちにも伝わるでしょう。
ラファがクラブに復帰したというニュースが聞こえてこないんですが、今日のボルトン戦には果たして間に合うんでしょうか。サミー･リーはボルトンのことを熟知しているはずですから、ラファが間に合わなければ思い切って彼に指揮を任せてもいいんではと思うんですが、やっぱりまた電話でやり取りするんでしょうね。もちろんラファがベンチにいてくれれば、それがベストです。