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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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リール戦に向けてラファのプレスカンファレンスでのコメント、そしてウィガン戦とリール戦について、エコー紙よりイアン・ラッシュのコラムをご紹介します。
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●ラファ(公式HP)
「(ウィガン戦より前の)ここ5~10試合では、私たちは本物の精神力を見せていましたし、全員が懸命なハードワークをし、一つになってお互いを助け合い、結果をもぎ取ろうとしているのが見られました。

先日の試合は驚きでした。しかし願わくはあれは単なる一時的な落ち込みであり、木曜には我々は本物のリバプールを見せられるでしょう。
前半は、私は自分たちの試合ぶりに本当に落胆しました。セカンドボールに全く競り勝てず、コンパクトさも、チャレンジに勝つことも全くありませんでした・・・本当に驚きでした。
後半は私たちはトライしましたが、臆病になり過ぎ、あまりにも多くのミスを犯し過ぎました。しかし少なくともいくつかチャンスはありました・・・トーレスには3つか4つのチャンスがありました・・・良いプレーはしていなくともね。あの試合から得られた唯一のポジティブなものです。
後半にはファンたちが歌っているのが聞こえました。彼らはあの前半を見ても、歌い、チームをサポートしていたんです。ですから選手たちは、多くの人々にとっての重要性を認識しています。私たちにはアウェイまで応援に駆けつけるファンがいますが、今年は彼らに報いてはいません。
選手たちは、特定のエリアについて自分たちが改善しなければならないことを認識しています。対戦する相手によって、能力によって、マッチフィットネス、そういった要素によってプレーのやり方を変える時はあります。しかし、開始1分から最後の1分までファイトすることをしないのは許されません。それはこのクラブ、私たち全員にとって本当に重要なものだからです。

(トップ4への見通しについて質問されて)以前は本当に困難でしたし、今からはさらに困難になるでしょう。ですから、もうあまり多くのミスを犯せないと私たちはわかっています。私たちは前進を続け、次のリーグ戦であるポーツマス戦で、3ポイントを獲りにいかなければなりません。しかしまずはヨーロッパリーグです。

この試合が私たちにとって物事を正すチャンスであることは、非常にはっきりとしています。良い結果を取りに行き、それが次の試合への準備となります。フットボールでは少し休みが欲しいという時もありますが、今は早く試合をする方が良い時だと思います。」

●イアン・ラッシュのコラム(Liverpool Echo)

リバプールFCの選手たちは、ふてくされるのを止めなければ
リバプールは、大勢の人間が不可能と思うであろう妙技を、月曜にやって見せた。彼らは同じ夜に2度負けたのだ。ウィガン・アスレティックが貴重な3ポイントを獲得したのを見るだけでは十分ではないとすれば、DWスタジアムでの敗北は私たちに、チャンピオンズリーグ争いのポールポジションを放棄するところをまざまざと見せつけた。この瞬間から、物事は極めて困難になるだろう。
リバプールが現在直面している問題は、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパー、アストン・ヴィラには未消化の試合が残っており、彼らがこの追い込みの中で試合を落としたとしても、それが順位にそれほど影響を与えないということだ。

ウィガンでなぜ物事が崩壊してしまったのか、それを説明するのは困難だ。リバプールが自信に満ちて敵地に赴き、勝利し、リール戦とポーツマス戦でさらなる2つの勝利を掴むための勢いをつけると、私は正直言って予想していた。
その3ポイントをものにすれば、我々はトップ4の場所に復帰できるということをわかっており、それ以上望めないほどの大きな発奮材料だった。しかし今の現状では、チャンピオンズリーグに復帰できる見通しは劇的なまでに減少している。

それでは、どうやってラファ・ベニテスはこの流れを変えるか?まるで自分自身を哀れみ始め、4位でフィニッシュできそうにないと感じているかのようなこのチームを引きずり上げるためには、彼は自分のパワーを全て出し尽くさなくてはならない。ふてくされたチームは一つの方向に進むだけだ。

私はまだ、アンフィールドには我々をこの窮地から救い出すのに十分な才能が揃っていると信じている。おそらく、物事が厳しくなったということを気にするのではなく、他のチームが我々のことを気にしているのだと、考え方を変える必要があるだろう。やるべきはもうちょっと前に出て冒険心を見せ始めること、そして選手たちは袖を捲り上げ、懸命な努力をし、自分たちはやれるんだと信じなくてはならない。

今は監督やチームを責めたてても意味がない。私はずっと言い続けてきたが、査問し分析するのは、シーズンの最後のボールが蹴られてからであるべきだ。今それをやるのは、道を妨げるだけだ。4位でのフィニッシュは、全員がお互いを支えあうことなしには非常に厳しいものになるだろう。そして、つまらない口論を始めるのはリバプールのやり方ではない。

何にせよ、まだ獲得可能なポイントは27ある・・・しかしもし選手たちに、どのポイントを獲ることにも自分たちは苦しむだろうと思うような感覚があるのなら、我々は6位でのフィニッシュさえできないかもしれない。

フェルナンド・トーレスに無理を求めてはいけない
フェルナンド・トーレスはDWスタジアムでは不調の一夜だったが、彼の不発はリバプールの問題を浮き彫りにした。
1人のストライカーに、作ってやったチャンスは100%決めろと求めることはできないし、彼らが十分なサポートを得られていないのならば、いつも何かやってくれると期待してはいけない。現役の頃の私は非常に幸運だった。なぜなら私は1試合の中で5つはチャンスを得ていたし、そのうちの一つか二つを決めることができたからだ。しかしウェールズ代表では、私がそれほどゴールを決めていないことに人々はよく疑問を投げかけていたが、それは私がクラブと同じだけのサポートを受けていないという事実があったからだ。

ストライカーというものは、来たチャンスの50%をゴールに変えられれば最高の仕事をしていると言え、トーレスは確実にそういう選手だ・・・しかし現時点での彼は、それを見せることができないでいる。
ミッドフィールダーたちが彼に一定のチャンスを供給していれば、誰も心配することはないだろう。しかしウィガン戦で見せたように、我々には得点できないという懸念が存在している。

リール戦に気持ちを切り替えろ
ありがたいことに、リバプールは明日の夜にリールとの対戦を控え、ウィガン戦で起きたことをすぐに過去のものにできるチャンスを得ている。この気持ちの切り替えとなる試合がなくても我々はやれると言う人間もいるだろうが、私の見解では、この試合は我々にとって、立て直しを図るちょうど良い時に来たと思う。

この前のラウンドでフェネルバフチェを敗退させたリールは、決して簡単な相手ではないだろう。しかしもしリバプールが、マンチェスター・ユナイテッドを倒した時、トッテナムを粉砕した時、エバートンを退けた時に私が見た彼らならば、まさに型どおりの勝利以外の何物も私は予想できない。しかし、もしもリバプールがウィガン戦の時の彼らならば、我々は再び長い夜を経験することになるだろう・・・間違いなく。

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ラファもラッシュも、考えていることは同じのようです。ウィガン戦のようなヘタレたプレーは許さん!根性を見せろ!ってことですね。もちろんラファには、監督としてそういうチームをピッチに送り出す大きな責任があります。「本物のリバプール」が今日のピッチに立ち、「型どおりの勝利」をすることが、これからのリーグ終盤戦のためにも必須です。
ノックアウトラウンドではアウェイゴールが非常に重いですから、今日の試合には攻撃的に、勇気をもって前に出て点を取りに行ってもらいたい。トーレス、パチェコ、バベルを並べろ!と思っていたら、パチェコはU-19スペイン代表合宿で出払っていたようで、ものすごくがっかりです。なんでこういうヨーロッパの試合の前に合宿を組むんだか・・・いやがらせか?スペインの若手はこの時期に暇なのか?とフツフツと不満が沸きます、クソー。合宿は水曜に終わった様子で、いちおう無理すればフランスに遠征できないことはなかったようなんですが、実際に帯同したかどうかは不明。ベナユンは結局間に合いませんでした。

若手たちについて少しニュースを。昨日ご紹介したダッラ・バッレ君ですが、さっそくリザーブで暴れてくれました!彼にとって今季初出場となるリザーブマッチ、シニアカップ準決勝のトランメア戦で、スタメンで出てほぼ2ゴールを決めています。1点目はアモーのシュートを相手キーパーが弾いたのをゴール前に詰めて押し込み、2点目はCKをスピーリングがヘッドで落としたボールを、いずれも右の角度のないところから右足で、2点目は相手に当たってOGでした。決めた後の喜び方が「まあこんなもんだね」という感じで余裕しゃくしゃくで、小憎らしいぐらいでした(笑)。短いダイジェストしか見ていないんですが、交代出場したブルーナが右サイドからドリブル突破したりスルーパスを出したり、良いプレーを見せていたことと、本当に長く負傷で離脱していたフランシスコ・デュランがやっと復帰して18分間プレーできたことも嬉しかったです。

それからその前日の火曜のアカデミーの試合では、先日少しだけご紹介した今月獲得したばかりのラヒーム・スターリング君が、U-15もU-16もすっ飛ばしていきなりU-18のエバートン戦でデビューを果たし、フル出場して何とゴールも決めています。右のウィンガーで入り、ついついっとドリブルで持ち上がってボックス内で左足で打ったシュートが、ブロックした相手ディフェンダーに当たって絶妙なループを描いてGKを越し、ポストに当たって吸い込まれるという、大ラッキーなゴールでした。持っている星が違うのか。そしてチームの1点目のPKでの得点も、彼が右の自陣から見事なロングパス1発でゴール前で決定的なチャンスを作り、それを相手DFがたまらず倒して退場となり、PKを獲得したものです。それまで2点リードされていたんですが、この退場からチームは息を吹き返して試合をひっくり返しました。
と、大活躍だったラヒーム君ですが、ダイジェストで一番びっくりしたのは彼の小柄なことでした。12月に15歳になったばかりですが、U-18の中では小学生が入ったみたいです。壁に入っても果たして壁になってるんだか、並んだ選手と頭一つ身長が違うし、ンゴーの肩までもありません。それで試合の中でしっかり仕事ができるんですから、大したもんです。まだ体型も顔つきも子供で、これからが成長して行く時ですね。どんな大きな選手に育ってくれるでしょうか。

リザーブマッチに出場しなかったダービーは、SKY SPORTSが3部のスウィンドンとローンの交渉中で、水曜の午後に話し合いのためにクラブに向かったと報じています。話がまとまれば正式に発表されるでしょう。続報待ちです。
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無題

こんにちは。パチェコ・・合宿だったんですね。スペインのリザーブ軍団は冬は暇なのかもですね・・時間も緩やかに進んでそうですし^^;パチェコの出番到来!と思っていたのでちょっとガッカリです。。先輩達をガツーンと引っ張ってくれる若いパワーが欲しいのですけど・・。でも今日は大丈夫だと信じています・・・。
ラウリ君も期待の星スターリング君も凄いですねー。スターリング君は凄いテクニシャンぽいですね~南米系ですよね。Aヤングみたいに速さもあってさらに足元が上手い・・イングランド代表としても嬉しいでしょうね^^
あと、ダービーはローン交渉中なのですね。確かに今の状況はダービとしても成長出来ないですしたくましくなって帰ってきてくれたらと。ネメトも来期は戻って来て1stチーム入りしてくれるかな。。

Re:無題

パチェコいませんでしたね。しょんぼりです。4月になったらまた1週間かそれ以上いなくなってしまうし、彼はどうもスケジュール的についてない感じです。もっとファーストチームでのプレーがたくさん見られると期待していただけに、残念。

スターリング君はリフティングもうまいですし、おっしゃるようにゴリゴリ英国系というより南米系かも。名前がムスリムっぽいので、ルーツはアフリカ移民なのかもしれませんね。とにかく怪我することなく、スクスク成長して欲しいです。

ダービーは今分岐点にいると思います。ファーストチームに入れるかそれともハミルのように出て行ってしまうのか、気になります・・・。ずっとキャプテンを務め、期待してきた選手なので頑張ってもらいたいです!

無題

ダービー君はまたローンですか。せっかく少しずつトップで使われていたのに、ラファの信用もまだまだですか。ダービーにはかなり期待しているのですが。キャラガーみたいな存在になれるようにがんばってほしい。
ダッラ・バッレはやはりすごいですね。もうトップで使ってもいいのでは?ジェラードとトーレス、バッレ見てみたい。

Re:無題

>ラファの信用もまだまだですか。
あれだけのプレーを見せたケリーですらまだ信頼を得ていない様子ですから、道は険しいですね。チームが好調ならもう少し起用されるチャンスがあったかも、と思うとなおさら残念です。ローンに出てもちゃんと戻って来いよ!
キャプテン・トーレス、バッレのトライアングルは想像するだけで楽しいですね!来季には実現するか。

無題

ラウリはホント雰囲気ありますよね。あの堂々とした姿を早くアンフィールドで見たいです!
デュランはここまでが不運過ぎましたが、精神面は逆にかなり強くなってるのではと思うし、素晴らしい才能を持ってるとも聞いているのでここからどんどん盛り返していってほしいです。

ラヒーム君、良いですね!既にある程度自分の間合いを持っている気がします。一歩一歩成長していき、線が太くなって周りの使い方も覚えてきたらと想像すると楽しみです!確かにンゴーが巨人みたいに見えますね(笑)

ダービーはやっとローンですか(汗)ケリー復帰までの保険だったのかな。
エクルストンはこの前レッドカード貰っちゃったみたいですね~

ウィガン戦については皆さんのおかげでモヤモヤをなんとか切り替えられました。
今日は‘連携’という二文字を覚えてきたバベルをスタメンで使ってほしいです!1月に大金積まれても出さなかったから、来季も残るはずと信じてるんですけどね~。
リエラはどうしちゃったんでしょうね?トレーニングには参加しているみたいですけど色々心配です。
ウィガン戦で今までに無いくらいビシッ!ビシッ!とボールコントロールが決まっていたアクイラーニも見てみたいですが

Re:無題

>ラウリはホント雰囲気ありますよね
なんだか貫禄ありますよね(笑)。自信にあふれているって感じがします。デュランは後ろからゲームを作れる中盤の選手のようなので、これから出てきてもらいたいです。

ラヒーム君いいですよね!ゴールを決めた後にボールを出してくれたキャプテン・コーディーに駆け寄り、コーディーは受けとめるのに兄ちゃんのように腰を屈めてました。若いのに気の付く男です。その後みんなに囲まれるとすっぽり見えなくなるちっこさといい、ンゴーとのツーショットといい、何かとツボでした。

ウィガン戦では本当に皆さんに助けていただき、元気が出ました。しかしまた・・・ううう。今シーズンはレッズファンの忍耐力が何度も試されますね~。でもここでへこたれていてはレッズファンを名乗る資格なし!と気合を入れて応援します!!今後ともよろしくお願いします!!!
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