トーレスとアラゴネス監督のコメントです。
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●トーレス
(Goal.com)「僕たちは優勝候補ではないよ。チームは、ピッチの上で自分たちが優勝候補だということを証明しなくてはならない。
でも、僕たちと同じレベルが、またはそれ以上でさえあるチームは他にもある。優勝候補であることには何の価値もない。僕たちはこういう状況(※優勝候補と呼ばれる状況)に何度も置かれながら、しくじって来た。僕たちがまさにやらなくてはならないのは、大会を通じてこのレベルを維持して行くことだ。優勝候補?いや、僕は自分たちがそうだとは思わない。
でも、人がこの段階で奉ってくれるのはいいことだね。僕たちには追加のモチベーションは必要ない。このチームには信頼があり、風向きは僕たちの方へ向いて来るだろう。それはただ偶然で来ることはない。
(準々決勝では)大いに苦しむことになるだろうね。僕たちはスウェーデン戦のような試合を戦うことになるだろう。僕たちに、自分たちのゲームをさせないようにして来る相手だ。きつい試合になるだろうね。そういう試合がこれから待ち受けている。ロシア戦の勝利は基準にはならないだろう。
どこと戦いたいかって?別にどこでも構わないよ。どことやることになろうと、僕たちはそれを受け入れるだけだ。ここがいいという所はないよ、3チーム全部が強力だ。
(ビジャについて)僕は、彼がこの大会の得点王になるだろうと思う。そうなって欲しいね。
彼の好調ぶりを僕は驚いてはいない。クラブで困難なシーズンを送った後で、彼はまだ驚異的なフィニッシュを維持し、僕たちのキープレーヤーになっている。大会を通じてそうなるだろうね。」
●アラゴネス監督
(ロイター)「トーレスとビジャという二人の選手を前線に擁しているのは、間違いなく非常に大きなアドバンテージだ。彼らは良い連携を作り、すばらしい速さと対照的な特徴を持っている。
すばらしい選手というのは、お互いを生かすことが出来るものだ。この2戦で彼らがやって来たことを続けてくれることを、私は願っているよ。」
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そのビジャですが、「リバプールはラファというスペイン人監督がいるし、友人も大勢いる」と発言したと報道され、「リバプール行きを希望?」などと言われています。しかしその出所はあのNOTWで、バレンシアは公式に「ビジャは我々の選手であり、オファーはどこからもない」と否定しています。来てくれれば嬉しいですが、一体いくらになるんでしょうか・・・。彼を見るとオーウェンを思わせますが、プレミアの大型DFを相手に小柄な彼がどこまでやれるかなあ、とは思います。大会では、これからきついDFと当たる中でそれをトーレスが引き受け、彼のためにスペースを空けるプレーが有効になるでしょう。
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