水曜のロシア戦に向けて、ジェラードと、彼と中盤でコンビを組んで2アシストを決めたギャレス・バリーのコメントです。
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●ジェラード
(SKY Sports)「土曜はポジティブで良いパフォーマンスができたから、(ロシア戦は)難しいよ。あの結果を喜んで、勢いを増して次の試合に向けて自信を持ちたいとは思うけど、重要なのは自信過剰になってロシアを甘く見ないことだ。
彼らはすばらしいチームで、もしも僕たちがイスラエル戦レベルのプレーができなかったり、それよりもさらに良いプレーができなかったら、試合が終わって3ポイントを手にしていることはないだろう。イスラエルには失礼かもしれないけど、ロシア戦はもっとタフな試合になるはずだ。今度の相手はもうちょっと強く、もうちょっと組織されていて、もうちょっと優秀な選手たちがいる。結果を得るためには、自分たちのプレーをすることが重要だ。
僕たちの持っている力を考えれば、もちろんこのチームには、残り試合を全て勝ってグループをトップで終えられるだけの能力がある。僕たちにはそれができるという自信がある。
(中盤で一緒に組んだバリーについて)僕たちがピッチを離れて良い友達同士だということを、皆はあまり知らないかもしれないね。コミュニケーションが良く取れているし、僕たちは知らないもの同士じゃない。それは連携がうまく働く鍵になったよ。お互いそれぞれがハードワークをすることでバランスが取れる・・・中盤の一人が攻撃に出たら、一人は守る。
人はフォーメーションのことを何週にも渡ってあれこれ言っているかもしれないけど、どんなフォーメーションでやろうと、重要なのは正しい柔軟性と正しい人選だ。」
●ギャレス・バリー
(TEAM Talk)「ホームでイスラエルと対戦して中盤の真ん中でプレーすれば、ボールを持つ機会は多くなるだろうとわかっていた。結局はシンプルなことで、僕たちはボールを素早く動かし、他の仲間たちがそれを受けて試合を決めた。
水曜のロシア戦はずっと厳しい試合になるだろう。彼らはもっと攻めに来るだろうね。僕たちはもう少し後方に気をつける必要がある。しかし、イスラエル戦の結果から僕たちは自信を得られるよ。あの試合で仲間たちは大きなプレッシャーを抱え、イスラエルは試合をさせないつもりでここに来ていた。おそらく0-0を狙っていたんだろうけど、早い時間の得点で全てが決まったね。
僕たちは自分自身に自信を持っていたし、勝利を上げることが非常に重要で、他のどんな結果も十分ではないと分かっていた。僕たちは自分自身を信じ、それをピッチで証明した。
僕は自分が良くやれたと感じたし、年齢も僕に味方したね。僕は絶対に(代表を)あきらめたことはなかったけど、自分の代表のキャリアはもしかしたら終わってしまったのかもしれないという考えは、時おり頭に浮かんでいた。(今度のことは)絶対にあきらめてはいけないという証明だ。僕は、自分はまだ十分に若く、十分に良いプレーができると知っていた。時には、チャンスが再び巡って来るまでじっと待たなくてはならない。
僕は昨シーズン、中盤の真ん中でプレーしたのは10か15試合くらいしかなく、経験が十分とは言えないんだけど、昨シーズンの終わりはそこでうまくやれていて、今はとても気持ちよくできている。今はクラブでもそのポジションでやっていて、親善試合のドイツ戦でも35分間入ってまずまずのプレーが出来たから、その役割の仕事を自分はやれるとわかっていた。
自分が出来るのは、自分の名前を印象づけることと、力の限りを尽くしてプレーすることだけだ。特に今は怪我人が多かったことが、監督が違う選択肢を与えている。」
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バリーが代表スタメンに入ったのは、なんと2000年以来の7年ぶりだそうです。ミスター・ヴィラ、おめでとう!2アシストの大活躍でした。しかし攻撃に突っ走っていたわけでなく、どちらかというとジェラードが上がり目で、彼は低い位置でバランスを取っていたと思います。
彼のユーティリティ性は代表に貴重な存在だと思うんですが、器用すぎるところがかえって印象が薄まってしまうのか、どうも代表から縁が遠い存在でした。
ジェラードとは仲が良いようですね。以前にリーグで対戦するときにも、「ジェラードとやるのは勉強になる」という
コメントをしていました。
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無題
無題
イスラエル戦は「元」リバプールと「現」チェルシーが中心って感じでしたが、「現」リバプールになって欲しいなあと思いました。左のウィンガーではリザーブのPutterill君あたりに期待ですかね?