グラハム・ポール元審判が、ワールドカップの笛を吹く時にFIFAがクラウチを名指しで要注意人物に上げたと発言した件について、FIFAサイドから否定のコメントが出ています。
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●FIFA広報(非公式の談話・
TEAM Talkより)
「一人の選手を特定するようなことはありませんでした。通常主要な大会では、審判は、シャツを引っ張る、ひじを使うなどの行為について注意を払うよう指示を受け、それはビデオクリップによって説明されます。私たちは決して、ある特定の選手を注意すべき人物として審判に指示することはありません。
事実、ピーター・クラウチはトリニダード・トバゴ戦で得点する前にディフェンダーの纏めたドレッドヘアを引っ張ったとして、そのファールはずいぶん報道されていましたが、それは見逃されていました。」
●グラハム・ポールの問題のコメント
「昨年のワールドカップにおいて、我々はイングランドの試合のビデオを見せられた。FIFAの審判長は、『このクラウチというでかい奴を見てくれ。彼は非常に厄介で、随分ファールを見逃されている。我々は彼を、注意する選手としてマークする必要がある。』と言ったよ。
我々は大会の2、3週間前に行なわれたイングランドの調整試合を見に行ったが、彼の腕の使い方が指摘されていた。私は英国人として彼をかばおうとした。」
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グラハム・ポールさんのコメントは1週間ほど前にあちこちで報道されていたんですが、その時の感想は「お前が言うな」の一言で、思いっきりスルーしていました(笑)。しかし非公式ではありますがFIFAのコメントが出ましたので、ご紹介しておきます。
ロシア戦を前にしてこういう報道が出るのは、クラウチにとっていいのか悪いのか?ロシア戦でヘスキーとどちらを出すべきか、なんてことも盛んに言われていますが、おそらくはスタメンで出ると思っています。契約延長問題なども報道されていますが、そんなことはまったく気にしていないような大活躍をして欲しいですね。彼に必要なのはそういう図太さなんじゃないか、と思います。
※写真はちょっとかわいそうかな・・・ごめんクラウチ。
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