「ダービー大好き」byマスチェラーノ

FAカップ4回戦に向けて、マスチェラーノのコメントです。
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●マスチェラーノ（Liverpool Daily Post）
「僕はエバートン戦でプレーしたい。あらゆるタックルが重要で、あらゆるタックル、あらゆる状況で勇敢でなければならない。試合に勝つことを考える前にまず第一にフィジカルバトルで勝たなくてはならない、そういう試合が僕は大好きなんだ。

アンフィールドでは観衆は僕たちに向かって吼え、何かをやり残してピッチを去るわけにはいかないという気持ちにさせられる。リバプールがしっかりといい結果を出すために、全てを出し尽くさなくてはならないんだ。
その試合がFAカップなら、さらに重要なものになる。僕たちはこの大会でずっと先まで行きたいと思っているからね。

僕は世界のすばらしいダービーマッチをいくつか経験して来た。それぞれみんながそれぞれの伝統を持つ、独特の試合なんだ。アルゼンチンでは、僕はリーベル･プレート対ボカ･ジュニオールで何度も何度もプレーしたよ。故郷の皆にとっては、最大のダービーマッチなんだ。
勝つ時もあれば負ける時もある。リーベル対ボカに匹敵するものはないね。彼らはいつも敵対心を燃やし、ファンはキックオフの半日前からスタジアムに来ているよ。町中が結果を待って総立ちと言ってもいいぐらいだ。そして、（ブラジルの）コリンチャンスでプレーしていた時のダービーはさらに常軌を逸していたね。彼らのダービーは相手がパルメイラスで、負けようものなら選手は何週間も外出できなくなるんだ。

僕はリバプールでの自分のキャリアの中で、エバートンに負けたことはない。選手全員がこのビッグマッチでプレーしたいと思っているし、僕も同じだ。
ファンは全員から最高の力を引き出す。それでも、イングランドではダービーマッチはもっと分別があるね。勝つことも負けることもあるんだってことを、人々は理解している。アルゼンチンやブラジルでは彼らの考え方は違っていて、勝利がとにかく受け入れられる全てなんだ。」

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月曜のダービーは彼の出番はありませんでしたが、土日曜にはどうやら出場しそうです。小柄な彼が「フィジカルバトル大好き！」というのは頼もしいですね、さすがアルゼンチン代表キャプテン。フィジカルコーチのパコに言わせると、彼は「フィジカル的に完璧なプレーヤー。他の選手たちもすごいが、その中でも彼は際立っている」んだそうです。