エコー紙より、アロンソのコメントです。
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●アロンソ
(Liverpool Echo)「(2-2の時にキャプテンが蹴ったPKについて)アーセナルが得点をした直後で時間もほとんど残されていなかった、あれはとても重要な瞬間だった。ああいうPKを蹴る責任を引き受けるのには、とても強い精神力が必要だ。しかしスティーブンはそれを引き受け、あのゴールを決めた。
僕たちは彼を信じていたよ。僕たちのためにあれだけ多くの重要なゴールを決めて来た男だからね。
僕たちは何が起ころうと前進を続ける、それは自分たちの力を信じているからかもしれない。こういう夜にアンフィールドでプレーするということは、いつも僕たちに大きな後押しを与えてくれる。特にファンが僕たちをあれだけサポートしてくれるからね。
アーセナルが2点目を決めた時は、僕は自分たちにとって本当にタフな状況になると思ったよ。すでに85分が過ぎていたし、僕たちは疲れていた。しかし前に出続けて、3-2でリードした後は僕たちは状況を本当にうまくコントロールした。
後半全体のパフォーマンスは、はるかに良くなった。前半の15分から20分、彼らは本当に速いプレーをしていて、僕たちは状況をうまくコントロールできなかった。しかしその後はずっとうまく試合をコントロールできたし、後半には本当に良いプレーが出来たよ。そしてラストの数分間はまさに驚きだった。
僕たちは過去数年間、アンフィールドで何度かすばらしい夜を経験して来た。それに順位をつけるのは難しいけど、これは驚くべき夜だったよ。僕たちがヨーロッパ戦の夜にプレーする時は、ファンがどういう風に応援してくれるかはわかっている。そして彼らに大きな感謝をしなくてはならないね。
チャンピオンズリーグの準決勝にまた勝ち進める、それは僕たちにとってすばらしいことだ。しかも4シーズンで3度目だからね。準決勝でプレーするのに飽きることは絶対にない。」
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正直、彼のプレーはまだベストの状態までは達していないと思います。守備にちょっと軽さを感じるし、何よりあのピンポイントパスがあまり見られません。しかし、これからの厳しい大一番の中で、彼の経験が絶対生きてくるはずです。キャプテンのPKを彼は絶賛していますが、あのイスタンブールでおそらくは強烈なプレッシャーの中でPKを蹴り、しかもジダに一旦はじかれたボールを執念で押し込んだのは他ならぬアロンソでした。
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