CLチェルシー戦に向けて、キャプテンとラファのコメントです。
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●キャプテン
(Liverpool Daily Post)「僕は個人的に、あのピッチに出て行って決勝に僕たちを導くものを持って来れるという、途方もない大きな自信を僕たちの中に持っている。自分たちのファンの前で、ロンドンへ持って行く良い結果を生み出すためのものは何か、僕たちは知っている。5月のモスクワに到達するためには何が要求されるかわかっているよ。
それは全く難しい理屈じゃない。僕たちはクリーンシートとリードが欲しい。1ゴールならすごいし、2ゴールだったらとてつもないね。しかしもしも僕たちがそれを得られなくても、それで僕たちの勝ち目がなくなるわけじゃない。このチームがいつゴールネットを揺らすか、誰にもわからないんだからね。タフな形勢になると意気消沈してあきらめてしまうチームもあるかもしれない。それは僕たちには当てはまらない。
先にあるのは最大のトロフィーで、僕たちはそれが欲しい。ヨーロッパの選手、監督、どのチームのサポーターも、それがフットボールの頂点だと言わない人間はいないと思う。僕たちが優勝したくて必死なのはそれが理由で、それは僕たちのファンも同じだ。
アンフィールドのような、ああいう威圧的な雰囲気を持つ場所は世界中にそう多くはない。それはアウェイのチームに大きな影響を及ぼす、それが現実だよ。スタンフォード・ブリッジは大きなスタジアムだけど、アンフィールドが持つような独特の熱気はないし、これっぽっちも僕たちを脅かさないだろう。僕たちがあそこに行って仕事を終らせなくてはならないのなら、その時には僕たちはそれをやれると信じている。
僕たちは、勇敢で、大胆で、冷静である必要がある。そしてそうすれば、僕たちはモスクワのことを考え始めることができる。チェルシーは僕たちと僕たちの能力を警戒しているだろう。彼らはアーセナル戦を見て、目の前に課せられた仕事の大きさを少しも疑っていないはずだ。」
●ラファ
(SKY Sports)「ジェラードは私たちのキープレーヤーです。彼が準決勝で決勝点を決めた時には、おそらくチェルシーは彼が私たちにとってどれだけ重要か、さらに認識することになるでしょう。
一人か二人の選手だけではありません。私たちには試合を変える能力のある選手たちが何人もいますし、私たちは一体となってプレーしなくてはなりません。しかしトーレスとジェラードがいれば、良いプレーができていなくても、彼らがゴールを決めて困難から救い出してくれることを、チームは知っています。トーレスが何かを生み出せることを私たちはわかっていますので、大きな自信を持っています。
以前に私たちがヨーロッパの決勝で2度チェルシーを破った時は、どちらもセカンドレグがアンフィールドでした。今回は状況が逆ですから、私たちにはここで得点と無失点が必要です。2試合目がアンフィールドの方が良かったですが、この状況に対処しなければなりません。
私たちのファンは賢く、彼らはスタンフォード・ブリッジの試合が難しいだろうとわかっていますから、ここで私たちをどれだけ後押ししなくてはならないかもわかっているでしょう。私たちがチャンピオンズリーグではスタンフォード・ブリッジで得点したことがないのは知っていますが、今は良いプレーをしていますし、この対戦のどちらの試合でも自分たちが得点できることはわかっていますよ。
私たちはこれまでこういう難しい対戦を経験して来ました。以前のシーズンで、ユベントスとマルセイユを相手にセカンドレグをアウェイでプレーしていますし、その対戦に勝ち抜いています。どのスタジアムでも得点できるだけの自信が私たちにはあります。」
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キャプテンのこういうメラメラしたコメントを見ると、こちらも嬉しくなってきますね~。今日の彼がどんなプレーを見せてくれるか、大いに期待したいと思います。
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