「この夏には」byヒーピア

ヒーピアが自身の今後についてフィンランドのメディアに語った内容、そして彼のオフィシャルサイトに掲載した内容を現地のレッズファンが抄訳し、それがファンサイト「This is Anfield」に掲載されています。それをさらに日本語訳してみました。
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●ヒーピア（This is Anfield）
「（フィンランドのメディアより）たくさんのうわさがあったし、2、3のオファーもあったよ。プレスでは、サンダーランドとニューカッスルが僕との契約に本当に関心を持っていると言われていた。他の多くのチームからの関心もあった。
リバプールは、僕を売るつもりはないという意思をはっきりとさせた。僕は他の選択肢を考慮していたかもしれないけど、そういうことだったよ。」

「（オフィシャルサイトより）リバプールは、彼らが僕を売る意思はないということをはっきりとさせた。クラブがそういう決断をして、選手が満足していなければもちろんクラブにオファーを聞いて欲しいと言うことはできる。でもクラブに売却の意思がない以上、選手にできることはあまりない。僕が他の選択肢を考えていたとしても、リバプールは僕を売りたくはなかった。
だから、僕はシーズンの残りをリバプールで過ごすことになるだろう。今年で10シーズン目、それはすばらしい偉業だ。リバプールは、選手たちが行き来するビッグクラブだ。近頃では同じクラブでキャリアの大部分を過ごす選手はほんのわずかで、毎週ポジション争いをしてその戦いの中で生き残っていかなくてはならないクラブで10年間を過ごしたというのは、その価値は引退した時に良くわかるだろう。

リバプールとの今の契約が切れるこの夏には、僕は自分の選択肢について再度考えることになるだろう。リバプールで契約延長するか、他のクラブに移籍するか･･･今回の移籍市場で、多くのチームが僕に興味を持ってくれていることが証明された。この夏に何が起きるかを話すには早すぎる。前もってそういうことを心配するのは、僕のスタイルじゃない。ベンチにいようとピッチの上だろうと、監督が決める役割の中でチームの力となり、トロフィーを獲得する力になることに集中するつもりだ。

チャンピオンズリーグの登録メンバーに復活したのはすばらしいことだ。正式なメンバーリストは先週の日曜にUEFAに提出されて、いつも通りベニテスは最後の最後までリストを検討していたよ。日曜に、彼は僕とメディアに僕がCLのメンバーに入ったことを告げた。それはすばらしいことだし、僕はリバプールがチャンピオンズリーグでうまくやれると信じている。チェルシー戦の勝利は僕たちの夢を生き続けさせたし、今倒す必要があるのはエバートンだ。」

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彼はこの夏、他のクラブへの移籍も視野に入れているんですね。一レッズファンとしてはぜひとも彼にレッズでそのキャリアを全うし、できれば引退後にコーチとして残って欲しいと思っています。しかし来シーズン、アッガー、シュクルテル、キャラが揃っていれば彼の出場機会は激減するでしょう。今シーズンの今までのヒーピアの出来はすばらしく、まだまだ現役で十分やれる力があり、彼を欲しがるチームがたくさんある以上、彼がもっとプレーチャンスを求めることは十分理解できます。例え万一夏に彼が去ることがあったとしても、いつかはレッズに戻ってきて欲しい。ヒーピアはそう思わせる選手です。