アーセナル戦について、クラウチとアロンソのコメントです。
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●クラウチ
(SKY Sports)「(2-2になった時)僕たちはもう敗退寸前だと僕は感じていたよ、正直言ってね。僕はあの時ベンチにいてただ見ていたんだけど、あれは殺人的な一撃だった。僕は時計を見たんだけど、時間はもうほとんど残されていなかった。でもライアンの速さが僕たちにPKをもたらし、それから彼はまた自分自身で得点したね。あそこで跳ね返した力は、僕たちの精神力の証明だ。
僕たちは何度となくそれを繰り返して来たし、ホームのファンの前でプレーすることが力を与えてくれる。ビハインドになった時は、チャンスを作ってゴールにシュートを打ちたいとだけ思うんだ。
理由をはっきり指摘はできないけど、この大会は僕たちにほんのちょっと味方してくれるみたいだね。
アーセナルは優れたチームで、しばらくの間は僕たちは彼らに近づくこともできなかった。彼らは本当に良いプレーをしていたから、僕たちにとってこの勝利は、僕たちの最高のパフォーマンスで彼らと肩を並べたということだ。
チェルシーとの対戦は大一番になるだろう。しかし、全ての試合がタフで、こういう類の試合はさらにタフなものになるとしても、僕たちは彼らとの準決勝では優勢だ。
ファーストレグでしっかりとリードしておくことが必要だということは、僕たちは認識しているよ。」
●アロンソ
「それが自分を信じるということかどうかはわからないけど、僕たちは何が起ころうと前進を続ける。アンフィールドでプレーするということは、僕たちにとって大きな後押しなんだ。あのPKを得られたことは本当に特別だったね。
しかし、彼らの2点目が決まった時は、僕は自分たちにとってタフな状況になると思ったよ。すでに85分が過ぎていたし、僕たちは疲れていた。しかし前に出続けて、あの状況を生み出したよ。そして4点目で試合は終ったね。
僕たちのPKに関しては、僕の見ていた場所からは、良い判定だと感じた。ライアン・バベルは押さえられていたし、PKに見えた。バベルは再びものすごいインパクトを与えたね。PKを勝ち取り、さらにゴールを決めたことは僕たちにとってまさに決定的だった。
お粗末な前半の後で、僕たちの後半のパフォーマンスははるかに良くなった。前半は全く良いプレーができなかったよ。しかし最後は驚くべきものになった。
そして、観客がもちろん決定的だったよ。彼らのサポートは僕たちの大きな後押しになり、ヨーロッパの夜には彼らは僕たちのためにものすごく大きな役割を演じてくれる。」
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選手たちのコメントを見ると、2-2になった時点で、ピッチの上でも「もうダメか?」という空気が流れたのが伺えますね。見ている方も目の前が暗くなりました・・・本当に、本当に良くあそこから取り返してくれました。選手たちの精神力と、そしてサポーターの力、なんでしょうか。
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