タイムズ紙に、ジェラール・ウリエ前監督がアーセナル戦の感想を述べています。
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●ジェラール・ウリエ
(TIMES紙)「個人的な見解で言えば、私はリバプールが勝って嬉しいが、友人のアーセンには気の毒に感じているよ。この2戦では、彼は少なくともリバプールと同じくらい勝利に値していた。私としてはファーストレグは疑いの余地のないPKだったと思うし、次のセカンドレグでは彼らにPKが与えられた。彼が満足していない理由はそれだよ。トップレベルの試合では、ああいう一つの判定が勝つか負けるかを決めることもある。
しかし、両チームともすばらしい力を見せた。チャンピオンズリーグの2つのすばらしい対決だったし、試合そのものがすばらしかったよ。選手たちの姿勢、そしてフェアプレーはファンタスティックだった。
私は、大勢のファン、スタッフのメンバー、そしておそらくラファ自身も、チャンピオンズリーグのタイトルをプレミアリーグと取り替えられるならそうするだろうと思うよ。それは全てを物語っている。リバプールはこれだけ長い間リーグタイトルから遠ざかっており、彼らはそれを熱望している。私は、ラファは今それを取れるだけの選手層を獲得したと思う。あとはただ時間の問題だろう。
(アーセナルの敗退の理由について)主力のストライカーの一人であるエドゥアルドが負傷し、ロシツキとサニャも同様で、ファン・ペルシは復帰したばかりだった・・・その4人がプレー出来ていれば、おそらくアーセナルはもっとやれただろう。彼らにはもう少しの成熟と、もう少しのパワーが必要だ。チャンピオンズリーグの厳しさとパワーは大きく増している。しかしアーセナルはすばらしいチームであり、選手たちの年齢を考えれば、彼らはこれから成長していくばかりだろう。」
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ウリエさん、お元気そうで何よりです。今はフランスサッカー協会の仕事をしていますが、再び現場に戻っては来ないんでしょうか。PKのことはあんまり触れないで欲しかったです(笑)。
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