明日20日、CLの準々決勝の組み合わせが決まります。それについてキャプテンがLFCマガジンに語った内容の一部が、公式HPに紹介されています。また、リエラやクライフのコメントもご紹介します。
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●キャプテン
(公式HP)「僕たちはどこにも怖気づいてはいない。どこが来ようと構わないし、勝ち上がれると信じている。
もしも自分たちで相手を決めることができたら、おそらくビジャレアルやポルトのようなチームがいいと思うかもしれない。しかしこの大会でここまで来たら、簡単な試合はない。決まり文句かもしれない、でもそれは事実だ。
この大会でここまで勝ち上がったチームは、全て良くやっている。彼ら皆が、自分たちの力を信じているだろう。しかし僕たちは証明した・・・選手たち、監督、そしてファンが・・・僕たち全員が一つになった時、侮れない力となることをね。
だから金曜には僕たちは落ち着いて座ってどこと当たるかを見て、そこから仕事にかかるよ。
正直言って僕は、自分たちがレアル・マドリー戦の前半にやったのと同じぐらい良いプレーをしたのは、思い出せないんだ。チャンピオンズリーグやヨーロッパの試合だけでなく・・・僕が今までリバプールでプレーして来た中の、全ての大会でという意味でだよ。出だしの1分からああいう風に試合をコントロールし、あれだけ長い間支配し圧倒した、そんなことはこれまでなかったと思う。ああいうプレーをしていれば、ヨーロッパに僕たちとやれるチームはないと思うよ。」
●リエラ
(Liverpool Echo)「こういう試合では、どこか一つのチームが優勝候補だとは決して言えない。この前のラウンドでは僕たちはレアル・マドリーと戦い、大勢の人間が彼らは世界最高だと言っていた。それまでの10試合中8つか9つで勝利し、なおかつ本当に良いプレーをしていたからね。しかしリバプールは彼らを相手にすばらしい試合をして、倒すことができた。
今年のバルセロナは、信じられなぐらい良いプレーをしている・・・彼らのフットボールは本当に優れていて、人々は彼らのプレーにすごく興奮していて、おそらくどんな試合でも4-0や5-0の勝利を期待しているだろうと思う。そういうレベルを1年間を通してキープするのは不可能だけど、彼らはチャンピオンズリーグの抽選ではできれば当たりたくないチームだね。」
●ヨハン・クライフ
(Liverpool Echo)「確かに、マンチェスター・ユナイテッドと対戦することを恐れていたチームの多くは、今はリバプールと対戦したくないと思っているだろう。彼らのマドリーの破壊ぶり、そしてその後のユナイテッドを叩き潰したやり方を見ればね。
彼らは2度説得力のある一流の勝利を収めた。しかしそれぞれが違っていた。マドリー戦では、リバプールはピッチの上で攻撃に出て、相手を押し込んだ。マンチェスター戦では、彼らは肩と肩を突き合せ、結果的には一つの出来事のおかげで試合を彼らの側に向けることができた。それはヴィディッチの退場と直接フリーキックだった。
マンチェスター・ユナイテッド戦ではベニテスは、ボールをインターセプトして素早いカウンターを仕掛けられる、常に一体となったよりディフェンシブなチームを送り出すことを選択した。
マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、チェルシーのようなチームと戦うのは簡単なことではないだろう。ヒディンクが指揮をするようになってからは特にだ。
アーセナル、バイエルン・ミュンヘン、ビジャレアル、ポルトが『もし我々が対戦すれば確実に上がれる』グループに入るが、ドレッシングルームの中にそんな考え方が起こるのには注意すべきだ。二流のクラブはここまで勝ち残ってはいない。」
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キャプテン、「どこでも来い!」と吼えてます!しかしレッズの場合、順風が時々追い風参考になって、むしろ逆風の方が良い結果を出したりしますからね~。強いチームと当たってテンションが上がっている方がむしろ安心だったり・・・(苦笑)。個人的には、札幌で見ていたフッキがどこまでやれるかを見てみたいので、ポルトとの対戦を希望しています。プレミアのチームとはできれば当たりたくないですね。しかし準々決勝でどこかはプレミア同士の対戦があるんじゃないかと思います。
昨日のFAカップ戦でアーセナルが勝利したため、4月19日に予定されていたリーグ戦は21日(火)に変更されました。このため、4月14日か15日になるCL戦の後で1週間が空くことになります。対するアーセナルは、14日か15日にCL、18日にチェルシーとFAカップ準決勝、21日にレッズ戦と厳しい日程です。これはまたしても追い風か?もしもアーセナルがチェルシーとCLで当たることになれば、彼らは2週間でカップ戦を3度対戦することになります。なんだかありそうな・・・。
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