Liverpool Echo紙より、ダービー戦で2ゴールを上げたアロンソのコメントです。
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●アロンソ
(Liverpool Echo)「1シーズンに10から15ゴール決められたらいいだろうとは思うけど、時にはチームのために他の仕事をやらなくちゃならない。ゴールを狙うのは好きだけど、チームのためには我慢も必要だ。
ゴールを上げるのも仕事の一部ではあるけど、誰と並んでプレーしているかを考えないとね。今日は僕はハビエル・マスチェラーノと並んでプレーした。スティービーと並ぶ時は、たぶん僕は今日ほどたくさんはペナルティボックスの中に入っていくことはないだろう。
しかし今は、僕たちには常にいろいろなオプションがある。誰がプレーしようと、良いプレーが出来ているよ。モモもいいし、ハビエルもいい。そしてつま先を骨折する前のスティービーもね。
誰がプレーしていても良いパフォーマンスが出来ている。それは監督にとってもチームにとっても良いことだ。全員がプレーの準備は出来ている。もしそうでなければ、ベンチ行きか登録メンバーから外れてしまうだろうからね。
良いパフォーマンスをしなくてはというプレッシャーは常にある。リバプールでプレーしていて、勝利が必須なんだから当たり前さ。僕たちはとても良いプレーをしたと思うし、6点も取れたらそれは気分がいいよ。自分が2点取れたのも嬉しかった。1点目は最初誰のゴールかはっきりわからなかったんだけど、ディルク・カイトが僕を指差していたから、自分の得点なんだとわかったよ。
シーズンをこういう風にスタートできたことをみんな喜んでいるけど、これから長い道があることもわかっている。
(トーレスについて Liverpool Daily Postより)フェルナンドはすごく良くやっていると思う。彼はプレミアリーグにものすごい早さで適応しているよ。新しいリーグに入っていくのは難しいことだから頼もしいね。彼はすばらしい速さを持ち、フィジカルも強い。うまく行けばもっとゴールを決めてくれるだろう。
相手ディフェンダーが彼を抑えようとしていても、彼はフィジカルコンタクトを全く恐れていないところを見せているね。それは本当に、本当に重要なことだ。彼が恐れを抱いていないのは誰でもわかる。ディフェンダーは彼が自分たちを恐れていないことに気づくだろうし、それは彼のやる気をさらに掻き立てるようなものだ。彼は前に出ようとチャレンジするのが好きみたいだし、僕たちのために本当に良くやってくれている。」
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アロンソとマスチェラーノのコンビは、どちらが攻撃的に行くとはっきり分担が決まっているわけではなく、お互いがバランスを取りながら攻撃にも守備にも、という感じでした。もともとシュート力のある人ですから、攻撃に出たいんだなあというのがコメントからわかります。
本当は彼の能力が最も生きるのは、ミランのピルロのように両脇を二人のMFに守られながら、中盤の底でゲームを作る役割じゃないかと思います。しかしリーグが違いますし、あのミランのフォーメーションもあの前線の面子だからこそ出来ることですからね。
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