「ウェルカム」byトーレス

トーレスが、ホジソン監督についてコメントをしています。また、セルヒオ･ラモスがA･コールとキャプテンのマドリー行きについて語っています。
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●トーレス（SKY SPORTS）
 「ホジソンがこの仕事について嬉しいよ。彼とはまだ言葉を交わしていないんだけど、すぐ話をすることになるだろうと思うし、僕たちはこれからについての彼の考えがわかるだろう。
今のところは、僕のこれからはここだ。南アフリカとワールドカップがすごく大事で、それ以外のことは終わるまで考えられない。僕にとっては重要な1週間だ。その後でならホジソンと話して、僕のこれからについて話す時間が取れるだろう。

彼はフルハムで本当に良くやったし、リバプールのためにもっと良くやれると確信しているよ。彼はとても優れた監督だ。彼は過去に、そして昨シーズンはフルハムでそれを見せた。願わくは、彼はリバプールが再び強くなれるチャンスを与える正しい人になるだろう。

（ワールドカップについて）ドイツには驚いていないよ。僕はドイツフットボールの大ファンなんだ。彼らの選手たちは全員知っているよ。ドイツの人たちは、彼らがこれまでやって来たほどの良いプレーをするとは期待していなかったと思う。でも僕は、彼らがこのあたりまで勝ち上がってくるだろうと確信していた。彼らはいつも決勝や準決勝まで勝ち上がって来る。
とてもいいチームだよ。スティービーとジェイミーと話をしたんだ、ドイツのチームのことじゃなかったけどね･･･でも、これから数日のうちには間違いなくその話をするよ。

僕にとっては難しい大会だ。フィットネスは完全とは言えないけど、試合ごとに良くなっているよ。準々決勝のパラグアイ戦の試合で自分がやったことには満足しているし、つい最近の試合も同じだ。良くなっていることは感じているけど、もっと改善が必要だね･･･明らかに。
僕はこの大会での自分の役割を受け入れなければならない。2つの手術を受けた後で、特にフィットネスに関しては最高の状態には達しなかった。でも僕は自分がやっていることに満足しているし、上手く行けば監督とチームも同じだと思う。」

●セルヒオ･ラモス（SKY SPORTS）
「僕たちは、常に世界最高の選手たちを加えることで進歩を目指しているクラブなんだ。イングランドの選手たちを獲得した実績もある･･･デイビッド･ベッカムとマイケル･オーウェンをね･･･そして、この夏に新加入する2人が英国人でも僕は驚かないよ。アシュリー･コールはものすごい選手だ。
僕に言わせれば、彼はダントツで世界最高の左サイドバックで、ドログバと並んでチェルシーで最高の選手だ。チェルシーは間違いなく彼をキープするためにあらゆる手を尽くすだろうけど、彼はイングランドで困難な1年を過ごした。変化は彼が望んでいることかもしれない。そのポジションでは世界最高の選手がいて、その選手がレアル･マドリーでプレーしていないというのは、損失だと考えなければいけないよ。

彼はイングランドで、アーセナルとチェルシーであらゆることをやり尽くした。今度はこっちに来てラ･リーガで優勝し、レアル･マドリーでジョゼ･モウリーニョの元でチャンピオンズリーグ優勝を果たす時だよ。
ジョゼは彼のことを何もかも知っている。彼には元いたクラブから選手を獲得している前歴がある。さらに大事なことは、選手たちは彼の元ですごくプレーしたがっているように見えるよ。

僕は彼（※A･コール）についてクリスティアーノ･ロナウドと話をしたんだ。彼は、コールは自分が今まで対戦した中で最もタフなディフェンダーだと言っていた。世界最高の選手からの、すばらしい褒め言葉だよ。そして、彼はまさに僕たちが求めている種類の選手なんだ。

マドリーがスティーブン･ジェラードを賞賛しているのは、秘密でもなんでもないと思う。彼は今、物事を勝ち取ることが必要な時にいる。レアル･マドリーの戦力の元で彼は物事を勝ち取れる、そう僕は保証できるよ。彼ら2人ともレアル･マドリーに来る、そう僕は確信しているんだ。」

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トーレスもキャプテン同様、ホジソンについて歓迎を言うだけで、自身の将来についてはノーコメントです。言葉通り、これから、ってことなんでしょう。南アのエスコートキッド君を安心させるためにも早く「ホジソン監督の元で一緒にリバプールを立て直す。」という言葉を聞きたいのが本音ですが、無理は言いません、今は代表に集中してください。
その代表では涙なしには見られないトーレスの出来ですが、これは必ずしもフィットネスのせいばかりではないでしょう。スペイン代表自体のパフォーマンスも今ひとつですが、原因はユーロの時にはあった縦への速さが、この大会ではなくなっているからではと感じています。あれがスペインの今までのパスを廻しての遅攻に加えて、いいバリエーションになっていたんですけどね。アロンソがいるとどうもチャビが生きないので、チャビを外してビジャとトーレスを完全に縦の関係にしてウィングタイプを1人入れるか、それともアロンソとトーレスを外してパラグアイ戦の最後のようなバルサ改にするか、どちらかがいいんじゃないかなあと思って見ています。
トーレスはイングランドで輝けばいいです。ドイツ代表を見ていると、クローゼのところに彼が入ったのを見たいなあとつくづく思います。ああいうチームをリバプールで作りたい･･･。

セルヒオ･ラモスは言いたい放題で、まあ彼らしいっちゃ彼らしいのかな（笑）。トーレスはちょっと彼を後ろから蹴り飛ばしておいてもらえないでしょうか。毎年ヨーロッパではノックアウトステージの初戦で敗退しているくせに、ここまで上から目線になれるのは、やっぱりマドリーブランドパワーなのか。ちったあクラブでも代表でもチームメートのアルベロアに気を使いやがれ。まんまと強奪したくせに･･･ブツブツ。クラブのことを考えるよりも、まず彼はドイツ戦での自分の上がった後ろのスペースを心配した方がいいと思います。きばれよー。

それから、SKY SPORTSではアジャラがラ･リーガで2部に降格したレアル・バジャドリードへ1年のローン移籍が決まりそうだと報じられています。完全移籍も視野に入れていると言っています。アジャラはこうコメントしています。「今のところは、僕の将来がどうなるか見守っているんだ。ベニテスが去って、これからどうなるかわからないからね。僕はリバプールで幸せだけど、スペインでプレーすることを考えるとすごくワクワクするよ。」彼もサン･ホセの後を追うのかなあ･･･。