「待たせたな」byヨバ

ようやくヨバノビッチの獲得が正式にアナウンスされました。彼のコメント、それからワールドカップ決勝を前にレイナとカイトのコメントです。
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●ヨバノビッチ（公式HP）
「フットボールの世界で最大のクラブの一つと契約して、僕にとっては名誉だ。監督と仕事を始めるのが待ちきれないし、スイスのトレーニングキャンプで新しいチームメートたちに合流するのが待ち遠しいよ。」

●レイナ（公式HP）
「ディルクとは連絡を取り続けているんだ。準決勝の前と後にも、彼と連絡を取ったよ。彼は僕たちの幸運を祈ってくれていたし、今はリバプールがワールドカップの優勝者を抱えるのは100%確実になったね。これは少なくとも誇りにすべきことだが、願わくは日曜はディルクには幸せになって欲しくないよ。

僕たち全員、ディルクのプレーはわかっている。彼はものすごい量の仕事をし、あのチームにとってどれくらい重要な存在かわかっているよ。彼はトップクラスの選手だ。日曜に彼を止めるのは、僕たちにとって本当にタフな仕事になるだろう。皆が知っての通り、彼は走るのを決してやめないからね。
オランダには数多くの強さがある。それを全部数え上げるには、僕の指の方が足りないね。彼らがブラジルのような優れたチームを破ってファイナルまでたどり着いたのは、完全にそれに値するチームだからだ。日曜は本当に困難な試合になるだろう。

僕たちは初のファイナルまでたどり着き、歴史を作った。しかしもっと欲しいと思っている。ファイナルは、勝利しない限りそこに意味はない。僕たちはそれをやらなければならない。それが僕たちの目標だ。
昨日（ドイツ戦）は完璧なパフォーマンスだったけど、これから日曜までにやるべきことはたくさん残されている。僕たちはEURO2008で優勝しているから、大きなプレッシャーがかかっている。僕たちは常に優勝候補の一角だった。今、僕たちは再び優勝候補になっている。しかし肝心なのは、自分たちのプレーのやり方に忠実であり続けること、そしてそれが正しい結果をもたらしてくれると信じることだ。まず何より、僕たちをここまで連れてた変わらない哲学を、キープしなければならない。
ワールドカップ優勝は厳しい道のりだ。そこまであと一歩だよ。」

●カイト（Liverpool Echo）
「一つのタッチで試合の流れを変えられる選手たちが、ここにはいる。他の選手たちはチームに奉仕するためにいるんだ。僕は、自分が2番目のカテゴリーにいるのを認めるのに何の問題もないよ。どの試合でも、勝つために自分ができることをやろうとしているんだ。全ての試合が僕にとっては等しく重要で、ずっと勝ち続ければ、最後にタイトルが手に入る。僕はとにかく、そういう風に思っているんだ。

（SKY SPORTSより）もちろん僕はリバプールに留まりたい。リバプールは偉大な歴史を持つ偉大なクラブだ。残念なことに僕はこの4年間で何のタイトルも獲得していないけど、上手く行けばこれから、僕にはまだそのチャンスがある。僕たちは何が起きるか待たなければならないけど、監督が僕の残留を望むことを願っているよ。
僕はクラブの人たちと話をし、彼が僕と話したがっていることを知っている。しかし今は僕たちはすごく忙しいし、目の前にあることに集中しているから、話をするのはとても難しいんだ。

シーズンをこういう風に終えるのは本当に満足だよ。リバプールでは、長く厳しいシーズンだった。精神的に厳しかったよ。こうういうクラブでトロフィーを勝ち取るためにプレーしているのに、そうはならなかった。
ありがたいことに、オランダ代表監督は僕がリバプールでシーズンを終えてから1週間のオフをくれたんだ。それでこの大会に集中できたよ。僕にとっては良かったね。その後で僕は懸命に練習に取り組んだ。チームの中で、自分の場所を掴むために闘ったんだ。今は自分自身がとても楽しめているし、僕たちはファイナルにたどり着いている。」

●ファン･マルバイク監督（Liverpool Echo）
「オランダでは、私がどの選手を起用すべきかとずいぶん議論がされていた。ディルク･カイト、彼はずば抜けて優秀なチームプレーヤーだ。彼は本物の、真のチームプレーヤーの見本だよ。彼は非常に集中し、チームのために非常に懸命に働き、他の選手たちにそういうポジティブなシグナルを送る。私は彼にとても満足しているよ。」

●クライフ（Liverpool Echo）
「彼がこれまでにやって来たことを見て欲しい。大会を右サイドでスタートし、それからフォワードとして、そして次のブラジル戦では左サイドをやった。マイコンにプレーをさせなかっただけでなく、彼は決勝点のアシストまでやってのけた。そういう選手は千金の価値がある。」

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いやーヨバを待った待った、待ちすぎて首が伸びました。ほとんどバカンスもしないで、もう英国入りしたんですね。この笑顔のサムズアップの姿を見て確信したのは、少なくとも服装センスは彼は間違いなくリバプール向きです。新たなネタキャラの登場か？
これから彼には新しいリーグに適応するという大仕事が待っています。監督が変わってチームが落ち着かない状況ではさらに難しいかもしれませんが、闘う男ですから大丈夫でしょう。ファンとしても、期待しつつもある程度は長い目で見守りたいと思います。とにかく、このクラブの状況の中でこういう笑顔を浮かべて来てくれたことにひたすら感謝です。でも相手選手はもうかじらないように、それだけお願いします。

ワールドカップはオランダ対スペインになり、どちらが勝ってもレイナの言うとおり、レッズにワールドカップウィナーが誕生です。カイトのセリフは泣かせます。彼のこれまでの活躍はファン･マルバイク監督やクライフが言うとおりで、攻守にチームに絶対に欠かせない選手になっています。ほんとすごいの一言です。レイナもピッチにこそ立っていませんが、カシージャスにPKのアドバイスをしたし、中でチームの雰囲気を盛り上げて相変わらず看護師さんしているんでしょう。トーレスはなー、あそこで2点目を決められたら彼自身の気持ちも違っていたと思うんですが･･･がんばれ。バベルも何かをきっと学び取って来てくれると思います。
決勝はどちらも応援のしようがないので、完全に中立な立場で見るつもりです。不可解な判定のない、できればPKまでもつれ込むことのない、すっきりとしたいい試合を見せてもらいたい、それだけです。レッズファンとしてはどちらが勝っても嬉しい気持ちになれそうな、非常においしい組み合わせになりました。勝敗予想は、ビジャが得点王取りに暴走しなければスペイン。

話変わって、ホジソンがキャプテンとトーレスについてLFCマガジンに語った内容が一部照会されています。また、マスチェラーノの代理人も移籍に関してコメントをしています。
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●ホジソン（SKY SPORTS）
「（木曜のクラブ内での話し合いは）すばらしく進んだと思う。私は選手たちに会えて非常に嬉しかったし、それにもちろん、旧知の仲のケニーともね。彼らがポジティブだったのが嬉しかったよ。全員が新しいシーズンを待ち望んでいた。
当然のことだが、スティーブンとジェイミーはクラブの心臓の役割をしており、そういう人間をキープすることは非常に重要だ。私は、他のビッグクラブがスティーブンの獲得に動くという状況があるかもしれないと案じている。しかし、彼は去りたいというようなそぶりは何も見せなかった。クラブに彼に出て行って欲しいと思う人間はいない。だから、私は彼を残留させるために全力を尽くすつもりだよ。彼はそうすると私は自信を持っている。

フェルナンドはすばらしいストライカーで、彼の将来についてファンが心配していることはわかっている。残念ながらワールドカップはまだ進行中で、私はこれから数週間は彼と直接会うことはできない。状況が状況だから、それに不満を言うつもりはないよ。
彼に会った時には、彼にリバプールが自分のいる場所だと納得させるために、私はできることは全てやるつもりだ。前進の兆しを彼が見れば、他のどこかに行きたいとは思わないだろう、そう私は自信を持っている。彼はこのクラブとこの町を理解していると私は思うよ。

ケニーが去ると疑いを持ったことはない。彼はある役割をオファーされており、それはこのクラブにとって極めて重要な役割だと私は信じている･･･短期ではなく、長期のものだ。私がリバプールを去り、そしてその長いのちにケニーが去った後も、ケニーの仕事からクラブは長期に渡って利益を得るだろう。彼はアカデミーの選手たち全員のことを熟知しており、何人か有望な選手が出て来ていると私は理解している。

彼はアカデミーとカークビーとの連携を取り合い、彼が必要であると考える昇格を逐一私に教えてくれるだろう。アカデミーとファーストチームとの間の橋を作ることが必要であり、彼はその橋を築く力になれる。」

●Marco Piccioli マスチェラーノ代理人（Football Italia）
「ハビエルがベニテスとすばらしい関係を築いていることを、私は知っています。それだけでは十分ではない場合もありますが、我々は見守るつもりです。取引が起きるとしても、それは移籍市場の遅い段階ででしょう。少なくともそれが私の見方です。」

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このことについては、ファンも成り行きを見守るしかありません。